株主優待

【端株優待】1株だけで貰える「最強隠れ優待」おすすめ10選【2023年最新】

悩み人
悩み人
端株優待が気になる。どの銘柄を購入したら優待が貰えるか教えて欲しい

本記事では「端株優待」をテーマにおすすめを解説します。

株主優待は日本独自の株主還元。

基本的に単元株(100株)を購入することで企業独自の優待を受けることができます。

そんな魅力のある株主優待ですが1株から貰える銘柄も存在。

数千円と低コストで魅力的な優待を受け取れる点が強みと言えます。

但し、上場企業は多数存在するため「どの銘柄を購入したらいいの?」と悩みを持つ方も少なくありません。

そこで、本記事では1株から株主優待が貰える企業を解説します。

「端株」とは?

そもそも端株とは?について解説します。

端株とは「1株」から買える株の事を指す

端株の読み方は「はかぶ」です。

  • 単元未満株
  • ミニ株
  • S株
  • ワン株
  • プチ株

など呼ばれることがありますが意味は同じです。

売買単位のことを「1単元」といい、基本的に上場会社は100株(一部例外除く)を1単元としています。

このため、100株の満たない端数株として「端株」という呼び方が生まれました。

「端株」のメリット

端株最大のメリットは「少額から取引できる」という点です。

例:単元株(100株)の場合

  1. A社:10万円(1,000円×100株)
  2. B社:25万円(2,500円×100株)
  3. C社:100万円(10,000円×100株)

上記の通り、1株1,000円の株でも10万円の投資資金が必要になります。

一方、端株の場合手頃な資金で権利を受け取ることが可能。

  1. A社:1,000円
  2. B社:2,500円
  3. C社:10,000円

「ランチを節約」、「飲み会を控える」など余ったお金を活用して少額投資ができる点は魅力と言えるでしょう。

このため、本記事の銘柄を購入すれば「数千円から」株主優待を受け取ることができます。

「端株優待」とは?

ごく一部の企業のみ、1株から貰える端株優待を用意
必要株数 優待
単元株優待 100株 上場企業の3割が実施
端株優待 1~99株 一部の企業が実施

一部の企業が実施していることから「隠れ優待」とも呼ばれています。

「端株優待(隠れ優待)」を探すポイント

優待獲得株数が「全株主」になっている企業を探そう

端株優待を探すポイントは、優待獲得条件のチェックが必要です。

但し、上場企業の数は多くあるため、本記事を参考に端株優待をゲットしてみましょう。

【端株優待】1株だけで貰える「最強隠れ優待」おすすめ10選

今回紹介する端株優待は以下の通りです。
※スマホの方はスライドできます

企業名 優待内容
ジャパンベストレスキューS(2453) 「キッザニア」の入場券
松風(7979) 自社製品の割引
上新電機(8173) 5,000円分の優待券
富士電機(6504) オリジナルカレンダー
クラレ(3405) オリジナルカレンダー
アスクル(2678) 500円分の割引クーポン
いちご(2337) Jリーグ観戦チケットの抽選権利
日本ケミファ(4539) 自社製品の割引
SBIホールディングス(8473) 子会社商品の割引
三菱マテリアル(5711) 金貨、金地金の割引

順番に解説します。

①ジャパンベストレスキューS(2453)

【2022年6月更新】

ジャパンベストレスキューは1株優待廃止を発表

株主優待は最低100株からに変更

ジャパンベストレスキューは、「キッザニア」の入場券が1株から受け取れます。

権利月 3月末
株価 856円
(2022年12月2日時点)
最新の株価 こちらをチェック
優待内容 入場料20%割引

キッザニアは子供たちが楽しみながら社会を学ぶ「子供が主役の街」をテーマに、職業体験ができます。

体験できる仕事やサービスは100種類

本格的な設備や道具を使って、こども達は大人のよう仕事やサービスを体験。

キッザニア公式より引用

20%の割引券が貰えるため、キッザニアに1回行けば十分元を取ることができます。

入場料小学生の場合:3,000円~5,000円
➤詳細の入場料はこちら

子供がいる方におすすめの端株優待です。

②松風(7979)

松風は、自社製品の優待価格販売を受け取ることができます。

権利月 3月末、9月末
株価 2,357円
(2022年12月2日時点)
最新の株価 こちらをチェック
優待内容 優待価格販売

松風のメイン事業は「歯科材料、機器」の販売。

  • 3月:薬用ハミガキなどの優待価格販売
  • 9月:ネイル製品などの優待価格販売

3月であれば歯磨き粉が半額(3,696円)で購入することができます。

③上新電機(8173)

上新電機は、5,000円相当の株主優待券が1株から受け取れます。

権利月 3月末、9月末(1株優待は9月のみ)
株価 1,890円
(2022年12月2日時点)
最新の株価 こちらをチェック
優待内容 割引券5,000円分

1株購入で5,000円の割引サービスが受けられるため、還元率が高いのが特徴。

但し、2,000円ごとに1枚(200円)利用可能という制限がある

利用制限内容を加味して購入を検討しましょう。

④富士電機(6504)

富士電機は、自社オリジナルカレンダーが1株から受け取れます。

権利月 6月末
株価 5,600円
(2022年12月2日時点)
最新の株価 こちらをチェック
優待内容 自社オリジナルカレンダー

大型電気機器を主力製品とする日本の重電機メーカー。

1株保有でカレンダーが貰えるのが魅力です。

以下、実際に届いた方の口コミ

毎年カレンダーを購入している方は利用を検討してみましょう。

⑤クラレ(3405)

クラレは、自社オリジナルカレンダーが1株から受け取れます。

権利月 12月末、6月末(1株優待は6月のみ)
株価 1,066円
(2022年12月2日時点)
最新の株価 こちらをチェック
優待内容 自社オリジナルカレンダー

高機能樹脂や繊維製品を主力事業とする日本の大手化学メーカー。

富士電機と同じく1株からオリジナルカレンダーを貰うことができます。

以下、実際に届いた方の口コミ

⑥アスクル(2678)

※2021年12月8日追記

アスクルの端株優待は廃止

100株保有で2,000円オフクーポンに変更

アスクルでは割引クーポン券500円分が1株から受け取れます。

権利月 5月20日、11月20日
株価 1,599円
(2022年12月2日時点)
最新の株価 こちらをチェック
優待内容 「LOHACO」割引クーポン券(500円)

事務用品通販大手のアスクルも1株優待が存在。

3,000円(税込)以上の注文につき1回利用可という制限があるも非常にお得な優待です。

⑦いちご(2337)

いちごではJリーグ観戦チケットの抽選権利が受け取れます。

権利月 2月末、8月末
株価 297円
(2022年12月2日時点)
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優待内容 Jリーグ観戦チケット(抽選権利)

太陽光発電を中心としたクリーンエネルギー事業をグループで展開。

J1~3の試合のチケットが対象で、年間4,000枚分抽選が行われます。

詳細はいちご公式ホームページをご確認下さい。

Jリーグ好きの方におすすめの優待です。

⑧日本ケミファ(4539)

日本ケミファではヘルスケア商品の特別割引販売が受け取れます。

権利月 3月末、9月末
株価 1,686円
(2022年12月2日時点)
最新の株価 こちらをチェック
優待内容 ヘルスケア商品の割引

医療用医薬品(処方薬)の開発・製造・販売を中心に事業を行っている製薬会社。

コエンザイムやモイスポリアなど特別価格で購入することができます。

日頃、日本ケミファの製品を利用している方におすすめの優待です。

⑨SBIホールディングス(8473)

SBIホールディングスは、自社子会社商品50%割引購入申込券が受け取れます

権利月 3月末
株価 2,613円
(2022年12月2日時点)
最新の株価 こちらをチェック
優待内容 自社子会社50%割引券

インターネット上で、「証券」、「住宅ローン」など金融サービスを提供。

SBIホールディングス子会社の商品を50%で購入することができます。

日頃利用している商品があれば、大変お得な優待と言えるでしょう。

⑩三菱マテリアル(5711)

三菱マテリアルは、金貨、金地金などの割引を受けることができます。

権利月 3月末、9月末
株価 2,138円
(2022年12月2日時点)
最新の株価 こちらをチェック
優待内容 金貨、金地金の割引購入

200社を超えるグループ会社で構成された大手企業。

非鉄金属・セメントなどの基礎素材から、金属加工・アルミ缶製造、半導体関連・電子製品などを主な事業としています。

優待内容は以下の通りです。

金やプラチナなどの購入を検討している方におすすめです。

「端株優待」を購入する際の注意点

2022年5月、個人投資家から高い人気を得ている「オリックス」が株主優待廃止を発表。

その他、「JT」、「マルハニチロ」なども同様に優待廃止を発表しています。

優待廃止の背景は、「株主の不平等」と「配送コストの増加」が要因です。

海外機関投資家からすれば、株主優待制度は全く恩恵がなく投資対象として魅力がありません。

このため、今後端株優待も廃止される可能性が高いと言えます。

あくまで端株優待はおまけとして扱うようにしよう

「端株優待」への投資方法

端株優待を購入する場合、単元未満株に対応した証券会社の準備が必要です。

大手ネット証券手数料比較は以下の通り
※スマホの方はスライドできます

マネックス証券 SBI証券 楽天証券
買付手数料 無料 無料
買取請求
のみ

売却手数料
(最低手数料)
0.55%
(52円)
0.55%
(55円)

大手ネット証券では「マネックス証券」、「SBI証券」が対応しています。

最低手数料では、僅かにマネックス証券が優位。

但し、誤差の範囲であるため気にするほどではありません。

このため、「マネックス証券」、「SBI証券」を既に口座開設していればそのまま取引をしてみましょう。

一方、マネックス証券は企業分析ツール「銘柄スカウター」が無料で利用可能。

銘柄スカウターの強み

企業の長期業績推移に対応しています。

セグメント別の売上構成比も確認可能。

誰でも手柄に企業分析ができる銘柄分析ツールであるため、利用を検討してみましょう。

マネックス証券で銘柄スカウターを利用してみる

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「端株優待」まとめ

本記事では1株だけ貰える「端株優待」おすすめをまとめました。

記事で紹介した企業と優待内容は以下の通り
※スマホの方はスライドできます

企業名 優待内容
ジャパンベストレスキューS(2453) 「キッザニア」の入場券
松風(7979) 自社製品の割引
上新電機(8173) 5,000円分の優待券
富士電機(6504) オリジナルカレンダー
クラレ(3405) オリジナルカレンダー
アスクル(2678) 500円分の割引クーポン
いちご(2337) Jリーグ観戦チケットの抽選権利
日本ケミファ(4539) 自社製品の割引
SBIホールディングス(8473) 子会社商品の割引
三菱マテリアル(5711) 金貨、金地金の割引

端株優待の魅力は「少額からお得な株主優待が受け取れる」という点です。

但し、将来的に廃止になる可能性があるためあくまでおまけ程度に利用してみましょう。

以上、1株だけで貰える「最強隠れ優待」まとめでした。

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