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「全世界株式はおすすめしない」と言われる5つの理由│デメリットを正しく理解

悩み人
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投資信託「全世界株式(オールカントリー)」が気になる。メリット、デメリットを教えて欲しい

本記事では「全世界株式(オールカントリ)」をテーマにメリットだけでなく、理解するべきデメリットを解説します。

全世界株式はカントリーリスクへの対応力から、現在多くの投資家から高い評価を得ています。

「積立NISA」でのおすすめ投資商品とも言われており、投資を開始した方も多いのではないでしょうか。

そこで、今後全世界株式に投資を検討されている方に向けて、本記事ではデメリットを深堀りします。

本記事の結論

①全世界株式は約3,000社、世界52カ国に分散投資が可能

②格安な手数料で運用できる

③不確実な未来に対応できる素晴らしい投資商品

④但し、パフォーマンス、為替リスクには課題あり

⑤正しくデメリットを理解した上で投資をしよう

「全世界株式(オールカントリ)」3つのメリット

まずは、全世界株式の基本としてメリットを理解しましょう。

メリット①カントリーリスクに対応できる

全世界株式の魅力はカントリーリスクに対応できる点です。

投資対象国は以下の通り

emaxis目論見書より引用

先進国「25カ国」、新興国「27カ国」へ時価総額に応じて投資

直近では先進国のパフォーマンスが高い傾向にありますが、今後新興国が好調になる事も考えられます。

長期投資において、すべてのシーンに対応できる点は全世界株式の強みです。

メリット②約3,000社に分散投資

全世界株式の組入銘柄数は「約3,000社」です。

このため、特定の企業が業績不振を発表しても株価に対する影響を抑える事ができます。

インデックス投資は「市場の平均点を取れる」と言われており、誰でも世界経済の恩恵を受けることが可能です。

また、時価総額に応じて自動でリバランスを行ってくれるため、投資家自身でポートフォリオのメンテナスをする必要がない点も強みと言えます。

メリット③格安な手数料

全世界株式の手数料は格安です。

人気NO.1であるeMAXIS Slim全世界株式の手数料は「年0.1144%」

仮に100万円を投資した場合、年間1,144円の手数料です。

投資家自身が「3,000社に投資+リバランス」をすることは困難である事を考えると超低コスト運用である事が良く分かります。

以上、全世界株式のメリットをまとめると以下の通り

  1. カントリーリスクに対応できる
  2. 約3,000社に分散投資が可能
  3. 格安な手数料

これからの未来は不確実な要素が多数あるため、すべての状況に対応したい方におすすめできる投資商品です。

超低コストで運用ができるため、積立投資をすることで将来まとまった資産を確保することも期待できます。

但し、こんな素晴らしい投資商品でも理解するべきデメリットがあります。

「全世界株式(オールカントリー)はおすすめしない」と言われる5つの理由

全世界株式の弱点とも言われるデメリットを正しく理解しておきましょう。

デメリット①パフォーマンスはS&P500に劣る

結論、パフォーマンスは「S&P500」が優秀な結果となっています。

以下、2015年~2022年S&P500と全世界株式のパフォーマンス比較

2020年以降S&P500が高いパフォーマンスを挙げています。

過去の年間収益率比較は以下の通り

年度 全世界株式 S&P500
2012年 29.6% 27.0%
2013年 49.2% 60.4%
2014年 21.1% 31.7%
2015年 -2.2% 0.9%
2016年 2.9% 6.1%
2017年 20.3% 17.5%
2018年 -7.5% ‐7.7%
2019年 26.8% 30.5%
2020年 9.0% 10.3%
2021年 16.5% 19.4%

過去10年の年間収益率では

S&P500:7勝

全世界株式:3勝

という結果となっています。

このため、純粋に過去のパフォーマンスを元に投資をする方には全世界株式はおすすめできません。

但し、これからの20年はどういった市況になるかは誰にも分からないため、あくまで過去の情報として取り扱いをしましょう。

デメリット②手数料は若干割高

全世界株式の手数料は低コストです。

但し、一部のインデックスファンドと比較すると若干割高です。

SBI証券Vシリーズを例にとると以下の通り

信託報酬率
全世界株式 0.1438%
全米株式 0.0938%
S&P500 0.0938%

このため、「私は手数料にこだわる!」という方は全米株式、S&P500が優秀です。

但し、あくまで誤差の範囲でありそれほど気にする手数料差ではありません。

デメリット③米国企業の影響を大きく受ける

全世界株式の組入「59.6%」はアメリカです。

全体の約6割がアメリカであるため、結局のところ米国市場の影響を大きく受ける事は間違いありません。

「アメリカが風邪をひくと日本も風邪をひく」という言葉があるように、今や米国市場の影響は世界に波及します。

このため、「シンプルに手数料が安い全米株式またはS&P500へ投資をする」という投資家も多数存在。

この点は、投資家自身の考え方による要素が大きいため参考情報として認識しておきましょう。

デメリット④組入銘柄数が多い=リスク分散ではない

全世界株式の組入銘柄数は「約3,000社」です。

このため、「投資国を分散させることで守りに強くなる」と考える方も少なくありません。

結論、カントリーリスクを分散させたところで暴落に強いポートフォリオを作ることはできません。

以下、2020年コロナショック時のチャート

S&P500、全世界株式どちらも大きく暴落しています。

守りに強いポートフォリオを作りたい場合

  • 債券
  • 不動産
  • 原油

など、株式とは異なる動きをする投資商品を保有する必要があります。

このため、「全世界株式=守りに強い」というわけではない点は理解しておきましょう。

詳細は以下理想的なアセットアロケーションにて解説しています。

【重要】理想的なアセットアロケーションとは?6つポイントで解説 本記事では「理想的なアセットアロケーションとは?」をテーマにポイントを解説します。 正しい資産形成をするには、アセットアロ...

デメリット⑤為替の影響を受ける

全世界株式への投資は為替の影響を受ける点は注意が必要です。

以下、米ドル/円の10年チャート

楽天証券米ドル/円より引用

過去10年で見ても

  • 2012年:76円
  • 2015年:124円

と大きなボラティリティとなっています。

このため、「為替により想定より含み益が減少する」という事も十分考えられます。

但し、このデメリットは全世界株式だけでなく外国株式を購入する際、すべてに共通する課題です。

日本で生活する以上、日本円を利用する必要があるため一部国内株式への投資も検討してみましょう。

日本株、米国株の違いについては以下で詳しく解説しています。

【比較】「日本株と米国株どっちがおすすめか?」5つのポイントで解説 本記事では、「日本株と米国株どっちがおすすめか?」をテーマに違いと注意点を解説します。 米国株の好調な株価推移から、新たに...

「全世界株式(オールカントリー)」購入検討者の3つの質問

全世界株式を購入検討している方の質問をまとめました。

質問①全世界株式はどの銘柄を購入するべきか?

全世界株式には多数の取り扱い銘柄があります。

このため、手数料比較一覧を作成しました。(2022年3月時点)

信託報酬
VT(ETF) 0.07%
SBI全世界株式インデックス・ファンド 0.1102%
eMAXIS Slim全世界株式 0.1144%
eMAXIS Slim全世界株式(除く日本) 0.1144%
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型) 0.1144%
ニッセイ世界株式ファンド 0.1144%
たわらノーロード全世界株式 0.132%
SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド 0.1438%
楽天・全世界株式インデックス・ファンド 0.212%

投資信託では、「SBI全世界株式インデックス・ファンド」または「eMAXIS Slimシリーズ」が優位な状況です。

このため、月5万円までであれば投資信託をクレカ積立してポイント還元を受けるのが最適解と言えます。

また、米国ETFの場合バンガード社が提供する「VT」へ投資を行いましょう。

信託報酬「0.07%/年」と格安な運用が可能です。

現在、顧客獲得を目的に「米国ETFの買付手数料無料キャンペーン」が行われています。

証券会社別「買付手数料無料」銘柄は以下の通り

楽天証券 SBI証券 マネックス証券
VT
VOO
VTI
SPY
RWR
GLDM
AIQ
FINX
GNOM
VT
VOO
VTI
IVV
SPY
EPI
DHS
DLN
DGRW
VT
VOO
VTI
IVV
SPY
EPI
DHS
DLN
DGRW

結論、大手ネット証券すべて無料買付に対応しています。

質問②全世界株式はいつ買うべきか?

全世界株式に限らず、インデックスファンドの買い時はありません。

投資家の中には、暴落のタイミングを待ってまとまった資金を投入する方も存在。

結論、相場の未来は不確実であり誰にも分かりません。

20年間など長期目線で世界経済の上昇に期待する投資であるため、常に今が買い時と言えます。

このため、まとまった資金を1回で投資するのではなく、時間分散を図りながらドルコスト平均にて積立することをおすすめします。

質問③全世界株式の平均利回りは?

以下、2022年1月末時点の利回り推移です。

株価指数 (myindex.jp)より引用

  1. 1年:4.3%/年
  2. 5年:13.7%/年
  3. 10年:15.9%/年
  4. 20年:7.6%/年
  5. 30年:8%/年

短期でのパフォーマンスには変動が大きいため、20年~30年の利回りが参考になるでしょう。

過去30年の歴史では「平均利回り8%前後」と覚えておけばOKです。

但し、あくまで過去30年の歴史でありこれからの未来も同じ利回りが保証されるという事ではありません。

将来の資産をシミュレーションする方は「5%前後」で試算する事をおすすめします。

「株管理アプリ」を活用して全世界株式のパフォーマンスをチェックしよう

実際に全世界株式の投資を始めたら、株管理アプリを活用しましょう。

株管理アプリは「カビュウ」の活用がおすすめです。

日本株だけでなく米国株にも対応

カビュウは、保有株をヒートマップで表示する機能があります。

タイルの大きさは「運用総額」、色は「前日比の騰落率」を表示。

また、保有資産のチェックにも最適です。

無料版も用意されているため、カビュウを活用して日々のパフォーマンスをチェックしてみましょう。

無料ダウンロードは以下からどうぞ

カビュウ - 株式投資管理・分析アプリ

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カビュウについては以下記事で詳しく解説しています。

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「全世界株式はおすすめしない」と言われる5つの理由【まとめ】

本記事では、「全世界株式(オールカントリ)」をテーマにメリットだけでなく、理解するべきデメリットを解説しました。

デメリットをまとめると以下の通り

全世界株式は低コストで幅広く運用できる素晴らしい投資商品です。

但し、パフォーマンスや為替の影響については注意をしましょう。

また、日本在住の方は自国通貨の保有比率にも意識をし、国内株式への投資も検討する事をおすすめします。

全世界株式を実際に購入する方は、「SBI全世界株式インデックス・ファンド」または「eMAXIS Slimシリーズ」が優位。

または、バンガード社が提供するETF「VT」へ投資を行いましょう。

ETFの場合、大手ネット証券すべてで買付手数料無料です。

以上、「全世界株式はおすすめしない」デメリットまとめでした。

米国株の情報取得におすすめのメルマガについて

米国株の情報収集にはメルマガの活用も検討しましょう。

具体的には「オックスフォードインカムレター」をおすすめします。

OXFORD CLUBホームページより引用

運営の目的は以下の通り

  1. 投資元本に触らず、配当だけで生活できるようになること
  2. 更に大きな富を築くこと

結論、「米国高配当株」への投資を推奨しています。

無料メルマガに登録する事で、「SPAC銘柄の特徴」、「コモディティ投資のデメリット」など受け取る事可能です。

無料で活用できるので、一度使用感を試してみてはいかがでしょう。

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