投資知識

【バブル経済とは?】崩壊した原因をわかりやすく解説│当時の生活も紹介!

こんにちはイチリタです。

バブル経済って言葉は知ってるけど実は詳しく分かりません・・・株価もすごい上がったみたいだけど、その後凄い勢いで急落してますよね。バブル経済について教えて欲しいな・・・

今回はこんな悩みを解決します。

この記事で得られる事

・バブル経済について

・バブル崩壊が起きた理由

・バブル経済時の人々の生活について

【バブル経済とは?】崩壊した原因をわかりやすく解説

2020年3月コロナショックの影響で日経平均株価は23,000円⇒16,000円と大暴落しました。

現在は、順調に株価を上げており25,000円超えと29年ぶりの高値となっています。

実態経済はまだまだ戻っていないにも関わらず、株価が上がっているのを見て

これってバブルなんじゃね?

という言葉が聞かれるようになりました。

そのため、過去にあったバブル経済を振り返り「そもそもバブルとは何だったのか?」について解説していきます。

過去を知る事は、投資家として成長するために大切な事です!

先に結論を言いますと、過去のバブル経済と現在は全く違います!!

それでは見ていきましょう!

バブル経済起きた理由①:プラザ合意

バブル経済を知るにはアメリカとのプラザ合意を知る必要が有ります。

プラザ合意とは?

1985年9月22日アメリカの貿易赤字解消に向け、協調的なドル安路線を図ることを目的とした合意です。

少しわかり辛いので、下記で補足しますね。

1985年当時のドル円レートはかなりの円安でした。

1985年9月22日時点:ドル円レート「235円」

2020年11月現在ドル円105円前後という事を考えると、いかに円安だったかよく分かりますよね。

この円安により、アメリカは経済不況が続いていました。

なぜ円安だと不況になるのですか?
円安により、日本製品が安くアメリカ国内に流通したため、自国の製品が売れなくなっていたためです。
たしかに、安くて品質の良い製品なら普通日本車を買いますよね・・・

「助けて!アメリカの景気悪いから貿易赤字解消して!!」

というのがプラザ合意です。

アメリカの貿易赤字を解消するために行われたのが、「為替レートの円高ドル安への誘導」です。

以下、プラザ合意締結後のドル円レートです。

プラザ合意締結後約2年で為替レートは235円⇒120円まで急激な円高となりました。

この急激な円高により何が起きたかというと・・・

日本経済の景気後退です。

当たり前といえば当たり前ですね・・・

そこで日本の景気後退を止めるため以下対策が取れました。

バブル経済が起きた理由②金利の引き下げ

景気後退を止めるため、「金利引き下げ」という金融政策が行われました。

金利を引き下げする事で何が起きるのですか?
金利を下げる事で人々はお金を借りやすくなります。結果、投資が活発になり経済を回そうという動きになります。

この金利引き下げにより特に注目を浴びたのが、「土地」と「株券」です。

特に当時土地は「購入すればかならず上がる」とまで言われており、投資家はこぞって土地を買う動きに。

いわゆる土地神話というやつです。

土地を購入すればドンドン価値が上がり、更に土地を担保に追加購入する動きが活発になりました。

するとどうなるかというと・・・

不動産価格の異常な高騰です。

人気のあるブランドとのコラボシューズが転売で何倍にもなってるの見ますよね。

物の価値は需要と供給で決定します。

当時不動産は、需要に対して供給が追い付かなくなり異常ともいえる高騰を続けました。

ちなみに、土地の価格が上がりすぎたため、東京23区の土地代でアメリカ全土の土地を買い占めることができるほどに高騰・・・したと言われています(笑)

結果、人々は多額のお金を持ち消費を積極的に行い、企業の売上も右肩上がりに成長していきました。

この状態がバブル経済と言われるものです。

バブル経済の流れにのり、日経平均株価も38,915円の最高値をつけました。

15倍前後が適正と言われているPER(株価収益率)も約80倍と企業価値に比例しない、まさにバブルと言える株価でした。

こんなバブル経済ですが、ついに終わりを迎えます。
なぜバブル経済は崩壊したのですか?

バブル経済が崩壊した理由:総量規制

日本政府は異常な土地の高騰を是正するため、「土地を買う目的での融資額を減らせ」という総量規制を行いました。

分かりやすく言うと、「不動産に関してはお金を貸すのを辞めて下さい!」と国が通達したものです。

異常な不動産価格上昇が続く事で一般の消費者は

住宅価格が高すぎて買えません・・・

という問題が出てしまうためです。

総量規制が行われた事で、投資家達は不動産の需要が減ると予測・・・

結果、不動産の価値が下がる⇒急いで売ろう!という行動が一斉に行われました。

元々、異常ともいえる物件価格ばかりです。

投資家達の多くは借金だけが残る形となりました・・・

ちなみに、総量規制だけではなく

・金利の引き上げ

・土地を持ってるだけで税金が掛かる「地価税」の導入

と様々な対策が行われました。

政府いくらなんでもやりすぎでは・・・
こんな急激な引き締めをすれば、景気後退が起きる事は今なら誰でも分かりますよね・・・

この結果、バブル経済は崩壊し「失われた20年」と言われるように長期的な景気低迷期が続くのでした。

バブル経済の異常な生活3選

ここまで、バブル崩壊の悲しい過去をお伝えしましたが、すこしだけバブル経済の人々の暮らしをご紹介します(*’ω’*)

①夜のタクシーは万札を振って止めていた

バブルの時は、タクシーチケットが会社からバンバン支給されていました。

夜の街ではタクシーを止めるのも至難の業。

予約待ちで止まっているタクシーを見つけると、万札を振りかざし「俺を乗せてくれ!」という交渉が繰り広げられていたようです。

②株式市場の暴騰

当時は土地の高騰に合わせて、株式市場も上昇を続けていました。

NTTの株価がわずか2カ月で、1株119万円から317万円と大型株とは思えない暴騰を続けていました。

う、羨ましい・・・

ちなみに、バブル経済時は世界時価総額ランキングトップ20の内

なんと15社もの日本企業がランクインしていました。

1989年の世界時価総額ランキング1位は「NTT」です。

③学生は就職活動をしているだけで現金が貰えた

企業は優秀な学生確保に向けて、交通費や謝礼という名目で就活生に現金を渡していました。

また、内定後他の会社に行かれないように高級レストランで接待や、海外旅行に招待したりともうめちゃくちゃでした・・・

会社に内定後も経費は使いたい放題で、タクシーや接待交際費は積極的に使われていました。

私の会社も、交際費を使っているやつは仕事をしている奴

「もっと交際費を使ってこい」という今では考えられない指導が行われていたようです(笑)

バブル経済を経験していない人からすると、当時の生活は異常ですよね・・・

バブル経済まとめ

今回のまとめ

・バブルのきっかけは「プラザ合意」からの「金利引き下げ」

・バブル崩壊の原因は「総量規制」、「金利引き上げ」、「地価税」

・バブル期は世の中に浮かれすぎの人が大勢いた(笑)

・バブル崩壊は国が意図的に行ったもの

バブル崩壊で大事なポイントは「政府が意図的に異常なバブル経済を終わらせた」という点です。

しかし、今考えると当時の政府と日銀の対応はあまりにもヒドイ・・・

ちなみに、アメリカのリーマンショックも異常な不動産価格の高騰が原因です。

当時の大統領オバマ氏は、日本のバブル崩壊から学び、迅速かつ大胆な金融政策を行ったと言われています。

賛否はあったもののとにかくスピードを優先し、今の強固なアメリカ市場を作ったと言われています。

詳細はこちらにまとめています。

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最後まで読んで頂きありがとうございました。

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