こんにちはイチリタです。
・著書「オニールの成長株発掘法」の要約を知りたい
本記事ではこんな悩みを世界的ベストセラー本「オニールの成長株発掘法」を元に解説します(‘◇’)ゞ
本記事の内容
- オニールの成長株発掘法とは?
- オニールの成長株発掘法から学ぶ株の売り時とは?
- オニールの成長株発掘法の口コミ、評判
著書「オニールの成長株発掘法」とは?
まずは、著書「オニールの成長株発掘法」について解説します。
「オニールの成長株発掘法」はアメリカ屈指の投資家であるウィリアム・J・オニール氏の著書。

ウィリアム・J・オニール氏の投資スタイルは「成長株投資」
- ウォーレンバフェット氏「バリュー株の神様」
- ウィリアム・J・オニール氏「グロース株の神様」
と言われるほど有名投資家です。
著書「オニールの成長株発掘法」の基本は以下2点
- 損小利大の投資をする
- 損切りは徹底する
具体的な利確、損切りポイントの解説もあります。
「株は買うことより売ることが難しい」と言われる事から、何パーセントで売却したら良いいのか?と悩む投資家も多いかと。
そこで、本記事では著書で解説されている「株の売り時」を具体的に解説します(‘◇’)ゞ
詳細は以下からどうぞ
株のベストな売り時とは?6つのポイントを解説

「オニールの成長株発掘法」で解説されている売り時は以下の通りです。
①通常相場では7~8%下落で損切りする
まずは、通常相場時から解説します。
通常相場の売却ラインは以下の通り
利益確定:20~30%
損切り:7~8%
ざっくり利益3の損失1と覚えておけばOK。
投資初心者がやりがちな「利益確定は早く、損切りは遅く」という行為は愚の骨頂という事ですね。
もし、「何パーセントが売り時か?」と悩んだら7~8%のラインに損切りポイントを置きましょう。
②弱気相場では3%で損切り
続いて弱気相場時です。
具体的には「リーマンショック」や「コロナショック」など。
利益確定:15%
損切り:3%
結論としては、ボラティリティ(変動率)が高い弱気相場の時は、利確も損切りも早くという事ですね。
特にパニック相場では損切りラインは3%と浅く設定する事を推奨しています。
③複数回に分けて売却する
具体的には以下の通り
5%下落したら半分売却
10%下落したらすべて売却
結論としては、2段階に分けて売却するという方法です。
売却した途端、「株価が反転してプラスに・・・」というリスクもあるため、複数回に分けて売却するという方法も推奨されています。
④市場が騒ぎ始めたら売却する
TwitterなどのSNSで多くの投資家に注目されだしたら売却する方法です。
これは、投資の神様ウォーレン・バフェット氏の格言にも有り。
我々がすべきことは単純だ。他人が強欲な時は臆病になり、他人が臆病な時に強欲になればいい
結論、群衆心理の逆をつくという事ですね。
多くの投資家が「今が買い!」と騒ぎ出した時が絶好の売り場と言えます。
もし効率よくTwitterの注目株をチェックしたい方は「株ライン」の活用をおすすめします。(ご参考まで)

⑤噂が事実に変わったら売る
これも大事なポイントです。
最近の事例としては、ワクチンが承認されたファイザー株など。
ワクチンが承認される噂で株価は急上昇しましたが、承認されると同時に株は急落しました。
投資の格言である「噂で買って事実で売る」の典型です。
著書でも、期待感が高まり噂が事実に変わる前に売却しなさいと解説されています。
⑥含み損は6ヶ月以内に売却する
著書では、以下の通り解説されています。
「良いポートフォリオには6ヶ月以上含み損銘柄を保有してはいけない」
つまり、塩漬け株は保有するなという事ですね。
半年過ぎたら素直に損切りするというルールもご検討を。
以上、「オニールの成長株発掘法」から株のベストな売り時をまとめると
- 通常相場は利確20~30%、損切り7~8%
- 弱気相場は利確15%、損切り3%
- 複数回に分けて損切り(5%半分、10%で全部)
- 市場が騒ぎ始めたら売却する
- 噂が事実に変わった売却する
- 含み損は6ヶ月以内に売却する
株の売り時の考える際の注意点

本記事では、株の売り時について解説しました。
色々と解説しましたが、注意する点として「万人に最適な売り時は無い」という事です。
なぜなら、投資スタイルには様々あるため
- 投資家Aさん:優良高配当株投資家(減配無ければ永久保有)
- 投資家Bさん:デイトレメインの短期投資家
- 投資家Cさん:株主優待投資家(優待維持なら永久保有)
結論、投資スタイルが様々なため、「全ての人に〇%で損切りがベスト」というものは有りません。
「オニールの成長株発掘法」は成長株投資のためキャピタルゲイン(売却益)を目指す投資投資家向きです。
この点は十分ご注意を。
もしあなたがインカム好きの高配当投資家であれば、減配・無配が無い限り永久ホールドでOK。
投資スタイルは人ぞれぞれで有り、正解は有りません。
「オニールの成長株発掘法」から学ぶべきポイントは
- 損小利大の投資をする
- 損切りは徹底する
この2点です。
特に、投資初心者がやり勝ちな、僅かな微益で利確。
逆に損切りについては目を背け塩漬け株を量産する。
こんな事では立派な相場の鴨ですね。
どのスタイルにも共通して言える事ですが、
- 売却のマイルールを作る(○○%や減配など)
- マイルールを機械的に実行する(自動注文など)
- マイルールを継続する(都合が良い理由でルールを変えない)
という点を意識して投資を続ける事をおすすめします。
オニールの成長株発掘法の口コミ、評判
参考まで、著書「オニールの成長株発掘法」口コミ、評判は以下の通り
成長株投資法、読み終わってみれば結構面白かった。
でもすでに最初の方の記憶が残ってない😭
メモしながらもう一周しようかな。オニールの成長株発掘法も評判良さそうで気になりつつも、600ページ越えの厚さはなかなかにハードルが高い…💦
— pun (@1900purin) March 15, 2021
長期投資をするべきか?
【長期や短期という保有期間は問題にはならない。
大事なのは、正しい銘柄、つまりこれ以上ないという最高の銘柄を、そこしかないという正しいタイミングで買い、市場や一連の売りルールが売りだと教えてくれた時に売る。】
※オニールの成長株発掘法より抜粋#米国株 #投資— 守銭奴さん (@OvrWReUmhahp3eQ) March 20, 2021
『オニールの成長株発掘法』読了。
割安に見える値下がり中の成長株に手を出さない我慢強さの支えになったのはいいけど、買い時はいつ来るだろうか。。
My position is now 100% cash.
— John@USCPA&米株投資勉強中 (@beyond1440) March 18, 2021
世界的ベストセラー本のため、多くの投資家が参考にしている良書です。
但し、著書は600ページを超えるため少し難しいと感じる方も一定数います。(ご参考まで)
著書「オニールの成長株発掘法」まとめ
本記事では、「オニールの成長株発掘法」から株の売り時を解説しました。
ポイントは以下の通り
- 通常相場は利確20~30%、損切り7~8%
- 弱気相場は利確15%、損切り3%
- 複数回に分けて損切り(5%半分、10%で全部)
- 市場が騒ぎ始めたら売却する
- 噂が事実に変わった売却する
- 含み損は6ヶ月以内に売却する
株の売り時に悩んでいる方ご参考まで。
大事なポイントは「マイルールに沿って損切りを徹底する」とうい点は意識しましょう!
以上、著書「オニールの成長株発掘法」から学ぶ株の売り時まとめでした(‘◇’)ゞ
気になる方は以下から詳細をどうぞ
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