投資手法

【配当金生活にはいくら必要か?】結論〇千万円必要│正直かなり厳しいです

悩み人
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配当金生活が将来の夢。実際にいくらあれば配当金だけで生活できるのかな?

コロナウイルスの影響で、業績不振を発表する企業が増加しています。

早期退職募集も増え、「定年まで働く事を前提とした人生プランは危険」と感じた人も多いのでは。

そこで将来のリスクに備え、「配当金生活はいくら必要か?」をテーマに解説していきます。

あ~配当金でさっさと会社辞めたい!

この考えぶっちゃけ厳しいです。(こんな記事構成となります)

配当金生活にはいくら必要か?結論〇千万円必要

先に補足すると

「配当金生活にはいくら必要か?」の答えは人それぞれ異なります。

  • 住宅のローンが完済し家賃負担はない
  • 交友関係が広く交際費多め
  • 仕事を辞めても副業で5万~10万稼ぐ

ライフスタイルが人それぞれ異なるため、「○○○万円必要です!」なんてものは残念ながら有りません。

人それぞれ目指す配当利回りも違います。

たとえば、

  • 債権中心:配当利回り2%のAさん
  • 株式中心:配当利回り4%のBさん

こんな感じで、人それぞれ掛ける事ができるリスクにも違いがあり。

が、そんな事を言っているとツマラナイのであくまで「配当金生活の現実を知る」という観点で本記事をご覧下さい(‘◇’)ゞ

本題の「配当金生活にはいくら必要か?」について結論からいうと

配当金のみで夫婦2人が生活していくには金融資産9,375万円必要です。

はぁ!そんなの無理よ!

となるぐらい現実は厳しいです。

9,375万円の根拠は以下の通りです。

(根拠)1ヶ月に必要な生活費

1ヶ月当たりの必要な生活費は約24万円です。

試算条件は以下の通り

・夫婦無職世帯(夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみの無職世帯)

金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書より引用

夫婦2人暮らしに必要な生活費は1ヶ月当たり約24万円

(大事な事なのでもう一度言うとあくまで一例ですからね)

1年間で考えると288万円(月24万円×12ヶ月)

併せて、冠婚葬祭や病気などのリスクを加味すると・・・

最低でも「年300万円必要」です。

この300万円を元に必要な資金を見ていきましょう!

配当金生活に向けた必要資金は?

必要資金を見る前に注意する点は

配当金には20%の税金が掛かるという点です。

この20%を加味すると

300万円÷80%=年間375万円の配当金が必要

こうやってみると税金の大きさが良く分かりますね。

配当利回り別必要資金

「年375万円の配当」を得るために必要な資金は以下の通り。

配当利回り 必要資金
3% 12,500万円
4% 9,375万円
5% 7,500万円

一般的な高配当株の配当利回りである「4%」の場合、必要資金は「9,375万円」

これが、金融資産9,375万円必要という根拠となります。

ざっくり1億円前後必要と覚えておけばOKです。

9,375万円の金融資産を作るには以下金額を毎月投資する必要が有ります。

試算条件は以下の通り

インデックス投資にてリターン5%/年で試算

①10年で貯める場合

10年の場合、毎月「約60万円」買付が必要

一般的なオフィスワーカーには困難な金額です。

一部、共働きかつ高収入の方のみ実現可能。

②20年で貯める場合

20年の場合、毎月「約23万円」の買付が必要

この辺から高収入や副業している方なら狙える線ですね。

③30年で貯める場合

30年の場合、毎月「約11万円」の入金が必要。

この辺りが現実ラインでしょうか。

が、30年の場合ぶっちゃけ「アーリーリタイア」ではないですね。

30歳から積立を始めてもしっかり定年まで働いています。

悩み人
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40代で配当金生活をしたい!

という方は、毎月20万円を超える入金力が必要と覚えておきましょう。

配当金生活をする事はかなりハードルが高いというのが正直な感想です。

積立かんたんシミュレーション(楽天証券)で色々と必要金額が試せるので良ければどうぞ。

こうなったら、信用取引で一発逆転するんだ!!

こうなると、人生からリタイアする可能性もあるので、くれぐれもご注意下さい。

配当金生活に向けての注意点

配当利回りだけを見て投資をするのは辞めましょう。

高配当株で有名な「日本たばこ産業」の配当利回りは7%超え。

魅力的な配当利回りだけを見て投資をするのは注意が必要です。

これだけ高配当を維持しているという事は、業績次第で「減配リスク」もあります。

また、業績が大幅に下がれば、「無配」という最悪なケースまで。

既にリタイアして会社を辞めている場合、自身の保有株が無配になったら絶望的ですよね。

こんな事にならないよう

  • 配当利回りが低くても株価が安定している株を選ぶべき
  • 特定の企業を集中的に買うのではなく、多くの企業へ分散投資をする

という点には注意をしましょう。

ハードルを下げた配当金生活とは?

配当金生活+アーリーリタイアとなると現実的にサラリーマンには厳しい現状が有ります。

少しハードルを下げた現実的なプランを考えてみました!

案としては以下の通り。

  1. アルバイトやせどりなどで月数万円を稼ぐ(少額の収入を確保)
  2. 金融資産の取り崩しを行う

①アルバイトやせどりなどで月数万円を稼ぐ

リタイア後も月5~10万円を稼ぎながら生活する方法です。

現在であれば、YouTubeやせどりなども収入を得られる方法ですね。

近所のコンビニやスーパーで週3回程度らく~に働くのも手段の一つ。

②金融資産の取り崩しを行う

金融資産を定率(4~5%)で取り崩しながら生活する方法です。

試算条件は以下の通りです。

  • 年齢:50歳
  • 金融資産:5,000万円
  • 毎月の取り崩し:15万円
  • 利回り4%にて運用

セゾン投信シミュレーションより引用

注目する点はこちら

60年たっても資産は尽きていません。

簡単に言うと運用利回りにより、資産を減らさずに使う事が出来るという事。

但し、あくまで理論上の話なので金融資産は多い方が安心です。

少額の収入確保+取り崩しはあくまで参考まで。

配当金生活に向けて検討するべき3つの投資法

①インデックス投資

投資で安定的なリターンを得るのは簡単ではありません。

そのため、まずは「インデックスファンド」定期購入を検討しましょう。

優良な個別株に分散投資するのもOKですが、現実的に分散性は限られます。(良いとこ30~50社では)

その点、インデックスファンドなら広く分散投資をしてくれるので安心です。

配当金生活には「高配当株が必須」と考えられがちですが、インデックスファンドの定率で取り崩しでも同じことができます。

もし、投資銘柄に悩んだら以下で解説しているのでよければどうぞ。

【厳選】ジュニア(積立)NISAにおすすめ投資信託ランキング5選こんにちはイチリタです。 今回はこんな悩みを解決します。 【厳選】ジュニア(積立)NISAにおすすめ投資信託 NISA...

②高配当株

配当金生活と聞くとやはり「高配当株」への投資も必要になります。

注意点でも記載した通り、配当利回りに注目して投資をするのは辞めましょう。

また、個別株だけでなく、米国高配当ETF

  • SPYD
  • HDV
  • VYM

などへの投資もおすすめです。

400社など広く分散されながら、3%を超える配当利回りという魅力があります。

米国高配当ETF【VYM、HDV、SPYD】特徴、配当利回り徹底解説 本記事では「米国高配当ETF」をテーマに特徴や配当利回りを解説します。 記事の構成 米国高配当ETFのメリッ...

③不動産投資

新しい投資法ですが「不動産投資クラウドファンディング」もおすすめです。

不動産クラウドファンディングとは、インターネット上で出資者を募集し、運営会社が不動産事業を行います。

実際に筆者も「COZUCHI」を通して、資金の一部を投資しています。

特徴は以下の通り

  • 1万円から投資が可能
  • 不動産に関する管理は一切不要
  • 優先劣後構造で 投資家を保護

投資目的は、ポートフォリオの分散性を目的に資金の一部で不動産投資を実施。

直近の募集物件も掲載されているので、気になる方はホームページをどうぞ。

(公式)不動産投資クラウドファンディング【COZUCHI(コヅチ)】

人気プロジェクトは人気が加熱し、なかなか当選しない点はご注意ください。

COZUCHIの魅力については以下記事で詳しく解説しています。

「COZUCHI(コズチ)の魅力とは?」評判と口コミを解説│不動産クラウドファンディング 本記事では不動産クラウドファンディング「COZUCHI(コズチ)の魅力」をテーマに評判やメリット、デメリットを解説します。 ...

(番外編)個人的にはおすすめしない投資法

これから配当金生活を目指して投資を始める方にぜひ知って欲しい注意点が有ります。

それは、「手数料は極めて大事」という事です。

最近の投資ブログ記事を見ていると

AIで自動投資がオススメですよ。

などロボアドバイザーを勧める紹介記事が量産されています。

ロボアドバイザーは投資初心者も購入銘柄を選ぶ事なく適切ポートフォリオを組む事ができるという魅力があります。

但し、ロボアドバイザーは「年1%無駄な手数料を払う事」になるので配当金生活を目指す上ではベストな選択肢ではありません。

配当金生活をしたいなら、自身で投資商品を購入して下さいね!(すこし勉強は必要ですが)

ロボアドバイザーのデメリットは以下でまとめているのでよければどうぞ。

「ロボアドバイザー」おすすめしない4つのデメリット│結論やめとけ!こんにちはイチリタです。 本記事では「ロボアドバイザーおすすめしない」をテーマにデメリットとその理由を解説します。 ...

「配当金生活はいくら必要か?」まとめ

今回のまとめ

・配当金生活には9,375万円の金融資産が必要

・生活費として年間375万円の配当金が必要

・20年で配当金生活を目指す場合、月23万円以上積立

・サラリーマンにはぶっちゃけ簡単な事では無い

・特定の高配当銘柄に集中投資は危険

・リタイア後も緩く働くのがおすすめ

配当金生活に必要な資金はざっくり1億円。

厳しい現実は有るものの、1日でも早く資産形成を始めるのは大切な事。

ぜひ、幸せな老後に向けて投資を始めましょう!

筆者は、ゆる~いリタイアを目指します(‘◇’)ゞ

以上、配当金生活にはいくら必要かまとめでした!

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