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金ETF「GLD、GLDM、IAU」を比較検証│6つの違いと買い方を解説

悩み人
悩み人
金ETFが気になる。「GLD、GLDM、IAU」の3種があると聞いたが結局どれがおすすめなんだろう?

本記事では、金ETF「GLD、GLDM、IAU」をテーマに違いとおすすめの買い方を解説します。

金は「守りの資産」として優秀であり、ポートフォリオの一部に組み込む方も多くいます。

そんな金投資ですが「実際に何を購入したら良いのだろう・・・」と悩みを持つ方も少なくありません。

そこで、代表的な金ETF「GLD、GLDM、IAU」3種の違いを解説していきます。

本記事の結論

①金ETFは手数料が安く守りの資産として優秀

②「純資産額」、「歴史の長さ」を求める場合「GLD」

③「経費率を抑えたい」、「手軽な株価」を求める場合「GLDM」

④金価格以外に為替リスクには注意をしよう

⑤ベストな買い方は「楽天証券」or「SBI証券」+「GLDM」

「GLD、GLDM、IAU」比較表

まずは、金ETF3種の比較を見ていきましょう。
(データ:2022年7月6日時点)

※スマホの方はスライドできます。

シンボル GLD GLDM IAU
運営会社 ステート
ストリート
ブラック
ロック
ステート
ストリート
設定日 2004年11月18日 2018年6月25日 2005年1月21日
純資産額 601億ドル 50億ドル 290億ドル
配当利回り 0% 0% 0%
経費率 0.40% 0.10% 0.25%
株価 164.75ドル 35.11ドル 33.58ドル
最新の株価 公式 公式 公式

この他にも

  • BAR
  • SGOL
  • AAAU

など、金ETFはありますが国内証券で取り扱いがない事から比較対象から削除しています。

続いて、詳しい「GLD、GLDM、IAU」の違いを深堀りしていきます。

「GLD、GLDM、IAU」6つの違いを解説

比較するポイントは以下の通りです。

順番に解説します。

①設定日

設定日の違いは以下の通り

設定日
GLD 2004年11月18日
GLDM 2018年6月25日
IAU 2005年1月21日

結論、「GLD」が最も歴史が長い金ETFです。

このため、金ETFの「元祖」を選びたい方はGLDを選択するようにしましょう。

②純資産額

純資産額比較は以下の通りです。

純資産額
GLD 601億ドル
GLDM 50億ドル
IAU 290億ドル

純資産額を多い金ETFを探している方は「GLD」が投資対象となります。

但し、GLDMも46億ドルある事から早期償還の心配はないと言えるでしょう。

また、世界最大の運用会社である「ブラックロック」のため運営も安心感があります。

このため、純資産額はあまり気にする項目ではありません。

③配当利回り

金ETFにインカムゲイン(配当金)はありません。

配当利回り
GLD 0%
GLDM 0%
IAU 0%

このため、すべての金ETFで配当利回りは0%です。

④経費率

経費率も投資をする上で大切なポイントです。

経費率
GLD 0.40%
GLDM 0.10%
IAU 0.25%
GLDMは2022年2月経費率引き下げ(0.18→0.10%)を発表

結論、経費率の点では「GLDM」が優秀。

手数料を抑えたい方は「GLDM」への投資を検討しましょう。

⑤株価(購入の手軽さ)

購入の手柄さの指標として、株価も重要なポイントです。
※株価データは2022年7月6日時点

株価
GLD 164.75ドル
GLDM 35.11ドル
IAU 33.58ドル

購入の手軽さは「GLDM」、「IAU」が優秀です。

日本円で「4,500~5,000円」で購入することができます。

⑥株価推移

続いて、金ETFの株価推移を見ていきましょう。

以下、「GLD」、「GLDM」、「IAU」のパフォーマンスチャートです。
(期間2015年~2022年)

結論、株価推移に違いは見られません。

3種共に金現物の値動きに連動するため、パフォーマンスは同等です。

違いをまとめると以下の通り

設定日 「GLD」が元祖
純資産額 「GLD」がNO.1
配当利回り 配当金はなし
経費率 「GLDM」が最も低コスト
株価 「GLDM」、「IAU」が優秀
株価推移 違いはない

以上の事を踏まえ、金ETFに悩んだら以下対応がおすすめです。

「純資産額」、「歴史の長さ」を求める場合「GLD」

「経費率を抑えたい」、「手軽な株価」を求める場合「GLDM」

「IAU」も優秀な金ETFであるも、現状「中途半端」なポジションと言えます。

筆者としては、パフォーマンスが同じであれば低コストで運用ができる「GLDM」の活用がおすすめです。

以上のポイントを踏まえて自身に最適な金ETFへ投資をしてみましょう。

【重要】金ETFを購入する場合のおすすめの方法

上記で購入する金ETFが決まったら買付方法にも注意しましょう。

現在、顧客獲得を目的に「米国ETFの買付手数料無料キャンペーン」が行われています。

証券会社別「買付手数料無料」銘柄は以下の通り
(2022年7月6日時点)

結論、「楽天証券」or「SBI証券」が金ETF(GLDM)買付手数料無料に対応

この点を踏まえると「楽天証券orSBI証券+GLDM」の組み合わせが現状最適解と言えます。

または、取引手数料無料の「DMM 株」を活用する方法も有効です。

これから、金ETFの買付を検討している方は購入方法にも注意しましょう。

【番外編】ETF以外で金投資をする方法

「金を購入する」と考えた場合、「金貨」または「純金積立」をイメージする方も少なくありません。

金貨、インゴットの場合、店頭で現物を購入。

田中貴金属ホームページより引用

純金積立の場合、田中貴金属などを活用した投資となります。

特徴は以下の通り

  1. 月々3,000円以上1,000円単位で少額購入が可能
  2. 自動積立にも対応
  3. 現物への変更も可能

少額から積立できるため、田中貴金属で純金積立を行う投資家も少なくありません。
(参考)田中貴金属の純金積立

但し、手数料には注意をしましょう。

インゴット 売却、購入共に手数料(2,000円~16,500円)
純金積立 積立手数料「1.5~2.5%+年会費」
金ETF 0.1%~0.4%/年

上記の通り、金ETFと比較して手数料が高いのが課題です。

また、金現物は「盗難、災害」リスクもある事から、「絶対に保有したい」という方以外は金ETFの活用をおすすめします。

「GLD、GLDM、IAU」3つの注意点

「GLD、GLDM、IAU」などの金投資は安全資産としての魅力があります。

但し、万人におすすめできるものではありません。

このため、以下注意点を理解しておきましょう。

注意点①価格は上がりづらい

金ETFは現物資産であることから、価格は上がりづらい傾向にあります。

以下、GLD(金ETF)、VOO(株式)10年チャート

結論、金ETFは横ばいであり株式と比較してパフォーマンスが劣ります。

但し、コロナショック時の価格下落は少なく「守りの資産」として優秀。

このため、ポートフォリオの一部に組み込み事でリスクヘッジに有効です。

注意点②金はインカムゲインがない

金ETFはインカムゲイン(配当金)が得られません。

株式の場合、企業が生んだ余剰利益から株主への配当が支払われます。

このため、金投資はあくまで守りの資産であり投資比率には注意しましょう。

自身の年齢や資産額からポートフォリオを組む事が大切です。

(参考)【重要】理想的なアセットアロケーションとは?6つポイントで解説

注意点③為替の影響を受ける

金の価格は現物以外にも「為替」の影響も考慮する必要があります。

国際的な金の取引単位は「トロイオンス」です。
(1トロイオンス約31.1035g)

1トロイオンスあたりの価格は米ドルでの取引のため、日本で金を購入する場合為替リスクも認識しておきましょう。

  • 1ドル100円
  • 1ドル120円
上記の場合、金価格が同じでも20%収益に違いがでる

このため、金ETFの値動きはマイルドであるも為替影響で「想定以上に評価損が出た・・・」という可能性があります。

詳しくは「純金積立おすすめしない理由」にて注意点を解説しているため、合わせてチェックをしておきましょう。

【純金積立やめとけ!】おすすめしない5つのデメリット│魅力はあるも注意あり 本記事では「純金積立」をテーマにメリットとデメリットを解説します。 金は現物資産のため「守りの資産」として投資家から人気を...

「GLD、GLDM、IAU」6つの違い【まとめ】

本記事では、金ETF「GLD、GLDM、IAU」をテーマに違いとおすすめの買い方解説しました。

記事のポイントをまとめると以下の通り

  1. 金ETFは手数料が安く守りの資産として優秀
  2. 「純資産額」、「歴史の長さ」を求める場合「GLD」
  3. 「経費率を抑えたい」、「手軽な株価」を求める場合「GLDM」
  4. ベストな買い方は「楽天証券」or「SBI証券」+「GLDM」
  5. 金価格以外に為替リスクには注意をしよう

金ETFは守りの資産として優秀な金融商品です。

但し、価格は上がりづらいためポートフォリオの一部に留める事をおすすめします。

また、経費率を抑えたい方は「GLDM」を活用するのが最適です。

以上、金ETF「GLD、GLDM、IAU」まとめでした。

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売買手数料が無料の「DMM 株」がおすすめです。

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