こんにちはイチリタです。
今回は、インデックス投資vsアクティブ投資ってどちらがオススメ?【投資初心者向け】についてです。
さぁ投資を始めよう!と思っても実際何を買ったら良いか悩みますよね。
現在、日本に投資信託は約6,000本あると言われています。
投資信託なら「インデックス投資がオススメ!」と聞いてはいるけど、曖昧な方も多いのではないでしょうか?
今回は新しく投資を始める方向けに、「インデックス投資」と「アクティブ投資」の違いについて解説したいと思います。
インデックス投資vsアクティブ投資ってどちらがオススメ?

結論としては、インデックス投資がオススメです
まず最初にインデックス投資とアクティブ投資の違いについて説明します。
インデックス投資とは?
特定の指数=(インデックス)(日経平均株価、TOPIX)と連動して値動き目指す投資方法です。
「本日の日経平均株価は・・・」などニュースでは発表されていますよね。
日経平均株価:東証1部に上場する約2,000企業の中から選別された、日本を代表する225社の平均株価
TOPIX:東証一部に上場しているすべての企業
つまり、日経平均株価が3%上がれば投資している資産も3%上昇するように運用されています。
アクティブ投資とは?
特定の指数=(インデックス)に対して上回る値動きを目指す投資方法です
投資のプロが今後値上がりが期待できる銘柄を購入します。
日本で有名なアクティブ投資はひふみプラスなどです。
上記はひふみプラス(アクティブ)とTOPIX(インデックス)を比較したグラフです。
15年5月以降ひふみプラスはTOPIXを超える運用結果を出していますね。
インデックス投資をオススメする理由

インデックス投資をオススメする理由は以下3つです。
①手数料が安い
②インデックス投資の方が勝率が高い
③幅広く分散投資ことが可能
この3点がオススメする理由です。
順番に説明していきますね。
手数料が安い
インデックス投資は「手数料が安い」ことがメリットです
投資信託における手数料とは「購入手数料」、「信託報酬」、「信託財産留保額」の3つ。
購入手数料・・・購入時に発生する手数量
信託報酬・・・運用管理に関わる手数料
信託財産留保額・・・解約時に必要な手数料
この中で「信託報酬」がインデックス投資とアクティブ投資では大きく異なります。
以下で具体的な銘柄で見ていきましょう。
左がインデックス投資 右がアクティブ投資の一例です。

注目する点は、【ファンドの管理費用】(含む信託報酬)です。
インデックス投資の管理費用:0.0968%
アクティブ投資の管理費用:1.87%
上記2つのを比較すると、その差約1.77%
100万円投資・・・約1.77万円/年
1,000万円投資・・・約17.7万円/年
10,000万円投資・・・約177万円/年
年間これだけ手数料が違ってきます。
金融庁も手数料による資産総額の違いを注意点として説明しています。
インデックス投資の方が勝率が高い
インデックス投資の方が運用勝率が高い結果がでています
インテックス投資とアクティブ投資の比較
このグラフは、インデックス投資とアクティブ投資の運用結果を比較したものです。
1年リターン比較 70.98%
3年リターン比較 71.13%
5年リターン比較 80.60%
5年間の運用となると、80%以上インデックス投資の方がパフォーマンスが良い結果になっています。
幅広く分散投資することが可能
インデックス投資の場合、幅広く分散投資が可能です。
全米株式インデックスの場合約4,000銘柄
全世界株式インデックスの場合約3,000銘柄
手数料も0.1%代と低コストかつ分散投資が出来る点がメリットです。
どんなに優良企業であっても20年後、30年後会社自体が存続しているか?については分かりません。
過去JALの上場廃止やシャープの経営危機などバブル期には誰も予想できませんでした。
幅広く分散されている事で、特定の企業が業績が不振・・・となっても株価に与える影響を少なくする事が可能です。
まとめ

インデックス投資とアクティブ投資の比較を表にすると以下の通りです。
インデックス | アクティブ | |
運用方法 | 指数に連動した値動き | 指数を上回る運用を目指す |
特徴 | 年5%程度など安定的な動き | 値下がりも値上がりも大きい |
手数料 | 安い | 高い |
運用勝率 | 高い | 低い |
・インデックス投資とアクティブ投資の違いを正しく理解をすることが重要
・インデックス投資の方が手数料が安い
・インデックス投資の方が運用勝率が高い
・インデックス投資は運用利回りは年5%程度
これから投資を始める方にはインデックス投資がオススメです。
但し、ひふみプラスのように長期間インデックスに対して運用結果が上回っている銘柄も有ります。
金融庁のお墨付きも受けており、つみたてNISAでも購入可能なアクティブファンドです。
つまり、すべてのアクティブ投資がダメなのか・・・という事では無い点はご理解下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
ちなみに、ぼったくり投資信託についても記事にしています↓
