こんにちはイチリタです。
投資をする上で、投資と貯蓄のバランスは大切です。
今回は、こんな悩みを解説します。
投資と貯金の理想的なバランスとは?
「投資と貯金の理想的な割合」投資家なら誰もが悩む問題ですよね。
上昇相場で現金比率が高すぎると
下落相場で投資比率が高すぎると
と悔やむのが人間です。
やはり、お金自身に働いて貰うにはルールに沿って株式市場にお金を投下し続ける事が必要。
投資と貯金の比率をルール化する事で、どのような相場状況でも感情に左右されずに投資が可能になります。
本記事では、投資と現金の比率をテーマに以下3点で解説をします。
- 年齢で比率を決める
- 生活環境から決める
- 職業から決める
それでは、順番に説明していきますね。
①年齢で比率を決める

一般的に言われている年齢別でみる最適なバランスは以下の通りです。
年齢 | 株式 | 現金 |
20代 | 80% | 20% |
30代 | 70% | 30% |
40代 | 60% | 40% |
50代 | 50% | 50% |
60代 | 40% | 60% |
見て頂いて分かるように年齢と現金比率を合わせる方法です。
理由はシンプルで、分かれば若いほどリスク耐性に強いためです。
逆に60代の方であれば、当たり前ですが現金比率を上げる必要が有ります。
暴落で資金がなくなった場合リカバリーは効きません。
②生活環境から決める
続いて、生活環境から決定する方法です。
一般的に以下3点で決まります。
- 独身か?
- 共働きか?片働きか?
- 子供はいるか?
具体的に見ていくと
- 独身の場合・・・投資比率を高くてOK
- 共働き子供なしの場合・・・投資比率を高くてOK
- 共働き子供ありの場合・・・投資比率は高くてOK
- 片働き子供なしの場合・・・ケースバイケース
- 片働き子供ありの場合・・・投資比率は抑える
こんな感じです。
極端な話ですが、独身で若ければ投資比率90%超えでもOKかと。
自身の住まいと食事さえ担保できれば、あとは本人さえ我慢すれば大丈夫ですし。
但し、家族がいる方は環境に合わせて考えましょうね。
片働き+子供有りの方におすすめは、年齢+10%(30歳であれば40%)の現金比率あたりがおすすめです。
③生活防衛資金から決める

シンプルに必要な生活防衛式は置いておき、他を投資に回す方法です。
各家庭収入は様々なので、一概には言えませんが「サラリーマン」と「自営業」で説明します。
- サラリーマンの方の場合・・・6ヶ月~9ヶ月分の生活防衛資金
- 自営業やフリーランスの方の場合・・・1年半以上の生活防衛資金
サラリーマンの場合、有給制度や休業補償など会社の制度を活用する事で、生活費の一部補填が可能です。
逆に、自営業やフリーランスの場合、保証制度がないため現金比率を高める必要有り。
1ヶ月30万円の生活費を使っている方であれば
サラリーマン:180~270万の生活防衛資金
自営業:360万円以上の生活防衛資金
この資金以外は投資に回すという投資ルールです。
それでも投資と貯金のバランスに悩んだら?
- 年齢で比率を決める
- 生活環境から決める
- 職業から決める
上記3点を説明しました。
それでも、最適なバランスに悩んだらシンプルに【株式50%、現金50%】の比率にするのがおすすめです。
具体的に投資方法を見ると
たとえば500万円のお金を株式50:現金50の割合で保有していた場合
株式 | 250万円(50%) |
貯金 | 250万円(50%) |
仮に、暴落により株式が250万⇒150万になった場合以下の通り
株式 | 150万円(37.5%) |
貯金 | 250万円(62.5%) |
こんな割合になりますよね。
ここで、ルールにそって50:50の割合にリバランスすると
株式 | 200万円(50%) |
貯金 | 200万円(50%) |
こんな感じに。
定期的にリバランスする事で、常に一定の割合で株式市場にお金を投下する事が可能。
リバランスは半年1回や相場急変時で問題有りません。
理想は1ヶ月に1回です。
私の場合の投資と現金の比率の考え
私の現在の状況は
- 片働き子供2人
- サラリーマン
- 年齢は30代
年齢は比較的に若く、サラリーマンとして固定された給料が有ります。
但し、片働きかつ子供が2人。
リスク許容度はそこそこですね。
私のルールは生活防衛資金の確保から投資割合を決めています。
投資と貯金の理想的なバランスまとめ
今回投資と貯金の理想的バランスについて解説しました。
割合の考え方は以下3点んです。
- 年齢で比率を決める
- 生活環境から決める
- 職業から決める
投資初心者の方で悩んだらシンプルに「投資50%、貯金50%」の割合がおすすめです。
また、決められたルールに沿って、定期的にリバランスを行いましょう。
暴落相場に入ると、短期間で30%超える下落の可能性も有ります。
仮に投資している資金が30%下落しても、「ゆっくり熟睡ができるか?」を一度考えてみて下さい。
投資のスタイルについても解説しています↓
