本記事では、「個人投資家に向いている人」をテーマに特徴や性格を解説します。
「貯蓄から投資へ」のスローガンから非課税制度を中心に投資を始める方が増加。
また、SNSで投資に関する情報が積極的に発信されているため、「そろそろ投資を始めようかな・・・」と考えている方も少なくありません。
「資金量」や「性格」などリスク許容度が異なるため、中には投資をしない方が良い方も存在。
そこで、本記事では「個人投資家に向いている人の特徴」をテーマにポイントだけでなく対策を解説します。
個人投資家に向いている人の特徴6選

投資家に向いている人特徴は以下の通りです。
特徴①自身で考えて行動できる人

他人の情報を鵜呑みにすることなく、自身で投資判断をする人は投資家向きです。
- インフルエンサーが推奨していた株を買う
- 先輩に教えてもらった銘柄を購入
- SNSの暴落予測を見て売却
「他人の助言」や「SNS」の情報を鵜呑みにして投資判断するのは辞めましょう。
結論、株価の未来は誰にも分かりません。
SNSでは時に自身の保有株を吊り上げるために「買い煽り」をする方も少なくありません。
それにも関わらず、他人の意見で投資銘柄を売買していては投資家としての成長は皆無です。
投資の神様ウォーレン・バフェット氏のこんな言葉あります。
株は単純である。みんなが恐怖におののいている時に買い、陶酔状態の時に恐怖を覚えて売ればいい。
投資で勝率を上げるには群衆心理の逆を突く必要があります。
「○○っていう商品が売れてるからA社の株は買い」
こんな情報があなたの耳に入る頃には、株価はすでに高値圏です。
このため、他人の情報を鵜呑みにするのでは無く
- 売れている商品は、経営にどれだけインパクトがあるのか?
- ライバル商品の動向はどうか?
など、自身で考えて投資判断をする必要があります。
結果、企業分析力が成長し投資家向きの人になれると言えるでしょう。
特徴②正しい情報を冷静に取得できる人
正しい情報を集めることができる人は投資家向きです。
但し、正確な情報だけを集めるのは決して簡単なことではありません。
心理学の「正常性のバイアス」を元に説明します。
自分にとって被害が予想される状況下にあっても、過小評価してしまう行動
「自分は大丈夫」、「今回は大丈夫」など都合良く判断して、火事の時など逃げ遅れの原因となる
これを投資に置き換えると、「自身にとって都合の良い情報だけを集めてしまう投資家」と言えるでしょう。
損失が出ている時も冷静に情報を集めることが出来る人は投資家向きです。
特徴③投資について勉強する人

投資について日々勉強する人は投資家向きです。
「そもそも投資に勉強が必要か?」という議論もありますが、どんな手法であれ最低限の勉強は必要。
個別株であれば、テクニカル分析だけでなくファンダメンタルズ分析も必要でしょう。
長期投資を行うインデックス投資でも
- 将来の出口戦略
- 投資銘柄の選定
- 現金と投資比率
などの知識が求められます。
また、日々の世界情勢をチェックし、投資金額を増加させるなど状況の応じた戦略が必要です。
このため、日々の投資に関する勉強を続ける方は投資家向きと言えます。
特徴④短期的な利益を求めない人

20年後など長期的な資産形成ができる人は投資家向きです。
「保有株がマイナスになった・・・今日取り返しやる!」
上記の通り、一時的な感情に任せてリスク許容度を超えた投資をする方は不向きと言えるでしょう。
結果、大きな損失を抱え投資を辞めてしまう方も少なくありません。
短期トレードで大きな成功を挙げる方がいるのも事実。
このため、一部の天才を除いて安定した利益を挙げるのは困難な現実があります。
やはり、投資勝率を上げるには「長期投資」が多くの方にとってベストな選択というのは、過去の長い歴史が証明。
短期的な結果を求めず「今はマイナスだが20年後資産形成が出来ていればOK」と考えることが出来る人は投資家向きです。
特徴⑤計画的な行動を取れる人

自身が決めたルールに沿って投資を続けられる人は投資家向きです。
投資を始めることは簡単ですが、継続するのは難しい現実あります。
- 無駄遣いが増えてしまい投資をするお金がない
- 暴落を見て投資を辞めてしまった
- 生活費が足りなくなり利確した
理想は毎月一定額株式市場にお金を投下するインデックス投資がベストな投資法です。
ドルコスト平均法で買付価格の平準化を図りながら、複利の効果で資産を増加させることができます。
「決めたルールを継続する」
言うのは簡単ですが、実際に行動を続けるのは想像以上に困難。
特徴⑥失敗した時に前向きでいられる人

「この失敗を糧に成長しよう」と思える人は投資家向きです。
すべての投資家は何度も投資で失敗をしています。
株価の未来は誰にも分からないため、失敗をしない投資家など存在しません。
それにも関わらず、失敗のたびにショックを受けているようであれば投資を続けることは困難です。
「今回のトレードの失敗点はどこか?」、「反省点をもとに改善する」など前向きなマインドを持てる人は投資家向きと言えるでしょう。
証券口座を連携することで、売買タイミングをチェックすることができます。
複数の分けてエントリーした銘柄も、すべて履歴として確認可能。
アプリを活用して視覚的にトレードの振り返りをするのがおすすめです。

また、保有株をヒートマップで表示する機能も追加。
タイルの大きさは「運用総額」、色は「前日比の騰落率」を表示。

カビュウを活用して、トレードの失敗点を見つけて改善をしてみましょう。
ダウンロードは以下からどうぞ(無料で利用できます)

【対策】どうすれば投資家向きの人になれるのか?

投資家向きの人になるための対策は以下の通りです。
対策①投資を継続し経験を積む
まずは、投資を継続し経験を積むことから始めましょう。
心理学で有名な「プロスペクト理論」では
投資家は同じ金額の利益より、損失の方が大きなショックを受ける
と言われています。

結果、多くの投資家は「損失は大きく、利益は小さく」と資金を減らしてしまいます。
また、損失額を見ては狼狽売りをしてしまう方も少なくありません。
損失に対する許容度は、経験を積むことで高めることができます。
始めは上手くいかないことも多くありますが、リスクを抑えて「市場から退場しない」を意識して継続してみましょう。
対策②貯蓄と投資の比率を見直す
貯蓄と投資の比率を見直し、リスクを抑えた投資を行いましょう。
必要以上にリスクを取った投資の場合、感情的なトレードになる大きな原因です。
このため、落ち着いて投資ができる投資比率で始めることが大切と言えます。
投資比率の決めるポイントは
- 年齢
- 家庭環境
- 生活防衛資金

対策③シミュレーションアプリで練習する
シミュレーションアプリを活用してお金をかけずに投資の練習をしてみましょう。
シミュレーションアプリのメリットは以下の通り
- お金を掛けずに新しい手法を試せる
- ノーリスクで投資練習が可能
- マンガや動画を活用してアプリで勉強できる
などの活用価値があります。
特に、お金を掛けずにノーリスクで練習が出来るのは強みと言えるでしょう。
対象銘柄も幅広く上場している3,600銘柄以上にデモトレードが可能。
アプリを通して「私に投資は向いてるのか?」をチェックしてみましょう。

株たすダウンロードは以下からどうぞ(利用料無料です)

対策④無料で勉強できるツールを活用しよう
現在、無料で投資を勉強できるツールが多数。
- Youtube
- 情報サイト
など、SNSの発達に伴い有益な情報が手軽に得られる時代です。
投資には継続した勉強が必要であるため、無料で使えるツールを上手く活用し上達を図りましょう。

対策⑤少額から投資を始めてみよう
勉強と同時にリスク抑えた少額投資も始めてみましょう。
お小遣いの範囲から、少しずつ投資に慣れてみるのが最適です。
少額投資アプリに悩んだら。現在キャンペーンも充実しているLINE証券の1株取引がおすすめ。

手数料 | 0.35%(時間外1%) |
---|---|
口座開設 | スマホのみで完結(2営業日) |
特徴 | 決算ビジュアルレポートが受け取れる |
キャンペーン 2022年11月時点 |
・1回10万以上入金で1,000円 ・いちかぶまたは現物5万以上で3,000円 |
公式サイト | https://line-sec.co.jp/ |
特徴は、通話アプリLINEとの連携で決算情報が受け取れる点です。

決算、適時開示などお気に入り銘柄の情報を自動で通知してくれます。
キャンペーンを上手く活用しながら、少額投資を始めてみてはいかがでしょう。
最新のキャンペーンは公式サイトをどうぞ
➤LINE証券公式ホームページ
もっと詳しく知りたい方は口座開設~取引方法まで以下記事で解説しています。

個人投資家に向いている人【まとめ】
本記事では、「個人投資家に向いている人の特徴」を解説しました。
日々勉強をしながら投資経験を積むことで、少しずつ投資家向きになることができます。
リスク許容度を超えた投資は、感情的なトレードに繋がる原因。
このため、貯蓄と投資の比率を見直し、リスクを抑えた投資を行いましょう。
また、勉強と同時に「株たす」を活用したシミュレーション、「LINE証券」を活用した少額取引にも挑戦してみてはいかがでしょう。
以上、個人投資家に向いている人の特徴まとめでした。
【関連記事】個人投資家になるには?をテーマに資金量や方法を解説しています。

【関連記事】株式投資を辞めたほうがいい人の特徴を解説しています。

【関連記事】株をやってる人は金持ちか?をテーマに解説しています。
