こんにちはイチリタです。
KDDIは連続増配銘柄かつ株主優待があるため、インカムゲイン好きの個人投資家に大変人気がある銘柄です。
本記事では、KDDIの株主優待内容やいつ届くかなど魅力について解説します。
KDDIの株主優待は?
KDDIの株主優待は「カタログギフト」が貰えます。

貰えるカタログギフトは保有株数と期間で変わります。
保有株式数 | 5年未満 | 5年以上 |
---|---|---|
保有株式数 100株以上 |
3,000円相当 | 5,000円相当 |
保有株式数 1000株以上 |
5,000円相当 | 10,000円相当 |
3,000円カタログギフトの一例↓

5000円カタログギフトの一例↓

カタログギフト内容はKDDI公式で見る事ができます↓
KDDIの株主優待はいつ届く?
KDDIの株主優待が届くのは6月上旬です。
直近の株主優待は
・2020年6月10日前後
に到着された方多いようです。
KDDIの権利確定日
KDDIの権利確定日は3月末です。
配当金は6月中旬頃入金されます。
KDDI株はいくらで買えるか?
2020年12月18日時点1株3,022円です。
株主優待を貰うには、最低100株302,200円+手数料が必要です。
現在の株価はこちらでチェックできます。
以下、KDDIの5年チャートです。

KDDI配当金と配当利回りは?
直近である2020年3月期の配当金は、1株当たり115円(中期+期末)の配当金となっています。
つまり、100株保有で11,500円の配当を貰う事ができます。
直近の株価から計算すると、配当利回り3.8%です。
配当推移は以下の通り。
決算期 | 中間配当 | 期末配当 | 年間配当 |
---|---|---|---|
2016/3 | 35円 | 35円 | 70円 |
2017/3 | 40円 | 45円 | 85円 |
2018/3 | 45円 | 45円 | 90円 |
2019/3 | 50円 | 55円 | 105円 |
2020/3 | 55円 | 60円 | 115円 |
21/3(予 | 60円 | 60円 | 120円 |
2021年予測で配当利回りを計算すると約4%です。
ちなみに、5年間長期保有すると配当+優待で総合利回り5.6%になります。
通信株3社(KDDI、ドコモ、ソフトバンク)の業績比較

KDDI以外にも大手通信会社として、NTTドコモとソフトバンクがあるため
という疑問が有るかと思います。
そこで、通信大手3社(KDDI、ドコモ、ソフトバンク)を比較をしていきます。
※モバイルからの閲覧の場合、表はスライド可能です。
売上高
売上高(百万円) | 2018年度 | 2019年度 |
KDDI | 5,080,353 | 5,237,221 |
ソフトバンク | 4,656,815 | 4,861,247 |
NTTドコモ | 4,840,849 | 4,651,290 |
売上高KDDIが1位。
KDDIとソフトバンクは前年比売上アップ。NTTドコモが苦戦中。
営業利益
営業利益(百万円) | 2018年度 | 2019年度 |
KDDI | 1,013,729 | 1,025,237 |
ソフトバンク | 818,188 | 911,725 |
NTTドコモ | 1,013,645 | 854,650 |
営業利益もKDDIが1位。
KDDIとソフトバンクが増益に。特にソフトバンクは顕著な結果に。
純利益
純利益(百万円) | 2018年度 | 2019年度 |
KDDI | 617,669 | 639,767 |
ソフトバンク | 462,455 | 473,135 |
NTTドコモ | 663,629 | 591,524 |
KDDIとソフトバンクが増益に。こちらもNTTドコモのみ減益。
営業利益率
営業利益率(%) | 2018年度 | 2019年度 |
KDDI | 19.9% | 19.6% |
ソフトバンク | 17.6% | 18.3% |
NTTドコモ | 20.9% | 18.8% |
営業利益率各社19%前後と高利益を出しています。
この点が菅首相が言う値下げ余力有り!の発言要因ですね・・・2019年は売上、利益共にKDDIが1位となりました!
配当性向
配当性向(%) | 2018年度 | 2019年度 |
KDDI | 40.5 | 41.7 |
ソフトバンク | 38.8 | 85.6 |
NTTドコモ | 58.6 | 66.7 |
配当性向はソフトバンクが圧倒的。
利益の85%を配当に回しており、親会社のソフトバンクグループの利益に貢献している形に。
KDDIは配当性向の余力有り今後も増益の可能性が高い。
2019年財務及びキャッシュフロー比較
KDDI | ソフトバンク | NTTドコモ | |
ROA | 7.6% | 6.1% | 8.0% |
ROE | 14.9% | 42.1% | 11.2% |
自己資本比率 | 45.9% | 10.2% | 69.7% |
ROA:会社の総資産を利用してどれだけの利益を上げられたかを示す数値
一般的に5%を超えると優秀と言われており、3社ともに良い数値です。
ROE:株主から投資されたお金を、企業の利益(収益)をどれだけ生み出したのかを示す数値
一般的に10%を超えると優秀と言われており、3社ともに悪い数値ではありません。ソフトバンクは驚異の42.1%は自己資本が抑えられている影響も有ります。
自己資本比率:会社の全ての資本(総資本)のうち自己資本が占める割合を指します。
一般的に50%を超えると優秀と言われています。
自己資本比率はドコモが高い数値を示しています。
KDDI株主優待まとめ
・KDDIの株主優待はカタログギフト
・配当利回り3.8%超えと高配当
・配当+優待で利回り5.6%
・2019年業績面で「売上」、「営業利益」、「純利益」、「営業利益率」で通信株3社比較で1位
・配当性向も41.7%と余力有り
携帯3社比較でも、株主還元に積極的かつ業績でも好調を推移。
但し、総務省の携帯値下げ圧力に対してしばらく大手携帯3社は苦慮に立たされる可能性が有る点は十分注意が必要です。
とはいえ、KDDIは財務優良な素晴らしい企業です。
配当と株主優待を貰いながら長期保有がおすすめの銘柄です。
ジュニアNISAとの相性も良いと考えます。
他にもジュニアNISAと相性の良い銘柄を紹介しています↓

