本記事では「投資家仲間の作り方」をテーマに具体的な方法と注意点を解説します。
投資を始めると「悩みを相談したい」、「意見交換したい」と考える方も少なくありません。
但し、日本の投資人口は少なく実際に投資の話をする機会は貴重です。
また、投資の話をする事で「怪しい奴」という印象を持たれる危険性も。
このため、投資家仲間を作る際の注意点もチェックしておきましょう。
「投資家仲間」を作る3つのメリット

投資仲間を作るメリットは以下の通りです。
- 情報収集が可能
- 精神的な支えになる
- 将来の目標になる
順番に解説します。
メリット①情報収集が可能
投資家仲間を作る事で、投資に関する情報収集ができる点はメリットです。
- 友人が働いている業界
- 経済、市況について
- 投資銘柄について意見交換
など、投資家とって有益な情報を得る事できます。
企業分析などで、自身には無い新たな気づきを得られる点も強みと言えるでしょう。
メリット②精神的な支えになる
特に市況が不安定な時は、悩みを相談したい方も少なくありません。
- 損切りを検討するか相談したい
- 誰かに励まして欲しい
- 買い増しタイミングを知りたい
など、意見交換をしたいと考えても、投資について話ができる人は限られます。
含み損の辛さは投資をしている人にしか分かりません。
投資仲間を作る事で精神的な支えになる点はメリットです。
メリット③将来の目標になる
投資家の中には、投資に成功し数億を超える資産を築いた方も存在。
そういった方の意見を聞く事は、将来のモチベーションアップに繋がります。
成功者の投資法を学ぶ事が出来る点も、投資仲間を作るメリットと言えます。
但し、リスク許容度や性格など人それぞれ異なるため、成功者のトレード手法をそのまま真似るのは辞めましょう。
「投資家仲間の作り方とは?」5つの方法を解説

投資家仲間の作り方は以下の通りです。
順番に解説します。
方法①Twitterを活用する

投資家仲間を作る方法としてTwitterの活用がおすすめです。
Twitterでは「株クラ」(株クラスター)と言われる集まりがあり、日々投資に関する情報が発信されています。
金融リテラシーが高い方も多く、投資に関する有益な情報を得る事が可能です。
但し、Twitterの注意点として
- 買い煽りをするユーザーがいる
- 「投資の未来が分かる」など高額な有料noteを販売する
- 特定のユーザーを非難するアカウントも存在
このため、ストレスを感じたら「ブロック」や「ミュート」など活用するようにしましょう。
SNSは便利な反面、のめり込むと時間の浪費になるため「1日30分のみ」など制約を掛ける事をおすすめします。
効率よくTwitterで投資情報を集めたい方は、「株ライン」の活用も検討してみましょう。

方法②STREAMの活用

Twitter以外にも株・投資コミュニティアプリが存在します。
コミュニティアプリを選ぶポイントは
- 利用者が多い
- 欲しい情報が得られる
- 自身の投資レベルに合っている
など、利用者が多く、自身に合ったレベルのコミュニティアプリを活用しましょう。
「株友をふやす」をテーマにコミュニティに特化した投資アプリです。
ユーザー同士投資に関する情報交換を行い、気になる銘柄があれば投資を検討するなど活用価値があります。
保有銘柄に関する関連情報もニュースとして表示してくれる点も強みです。


方法③投資セミナーに参加する

投資に関するセミナーに積極的に参加するのも有効です。
大手ネット証券でもセミナーを定期的に開催しているため、参加者同士で投資仲間になる方法もあります。
(参考)楽天証券勉強会
おすすめの投資セミナーは以下で解説しています。

方法④既に投資を始めている身近な人を探す

既に投資を始めている知り合いが身近にいる方は理想と言えるでしょう。
やはり、SNSと異なり実際に合って投資の話をする機会は貴重です。
同じ趣味を持っている人がいないか積極的に確認してみましょう。
方法⑤投資家バーを活用する

「投資家バー」を活用するのもおすすめの方法です。

【8月のマンスリーコメント】
ますます不安定・不透明感がます世界経済・マーケット。
投資家バーオーナー@uehara_sato4のマンスリーコメントにはそんな相場を乗り切るヒントが見つかるかも🧐 pic.twitter.com/k72U0p3gRA— 投資家バーSTOCK PICKERS (@stockpickersbar) August 4, 2022
投資好きが集まるバーのため、気軽に意見交換ができる点は強み。
但し、専業トレーダーの方も多く、投資を始めたばかりの初心者には少しハードルが高いお店です。
投資仲間を作る際の3つの注意点

投資仲間を作る際の注意点は以下の通りです。
- 会社や同僚に投資を話をするのは注意
- 怪しい投資勧誘には注意
- 銀行窓口で投資相談はおすすめできない
順番に解説します。
①会社で同僚に投資を話をするのは注意
投資仲間を作ろうと会社で投資話をするのは注意が必要です。
具体的な注意点は以下の通り
- 嫉妬を買うリスクがある
- 勤務中株取引を疑われる
- ギャンブル好きと勘違いされる
投資に対してネガティブな意見を持っている方も少なくありません。
このため、「ギャンブル好き」など不要な印象を持たれるリスクがあります。
また、「勤務中に取引をしているのでは・・・」などあらぬ疑いを掛けられる場合も。
お金に関わる話であるため、必要以上に話をするのは注意しましょう。
(参考)【注意】職場で「私は株をやってる」は言わないほうがいい5つの理由
②怪しい投資勧誘には注意
「投資仲間が欲しい」という方をターゲットにした投資詐欺も少なくありません。
「元本保証」、「紹介制度」がある投資案件であれば99%詐欺と考えて間違いないでしょう。
また、「投資の師匠を紹介する」などチームで勧誘される場合も。
結論、本当に利益がでる投資話は他人から届く事はありません。
投資仲間を作る際は勧誘に注意しましょう。
(参考)【詐欺】「怪しい権利収入の特徴とは?」正しい3つの作り方を解説
③銀行窓口で投資相談はおすすめできない
「投資に関して相談する人がいない」という場合、銀行窓口で投資相談をする方も存在。
結論、相談先としてはおすすめできるものではありません。
現在もぼったくり投資商品は存在するため、安易に銀行窓口で投資相談をするのは辞めましょう。
(参考)【注意】「ぼったくり投資信託」に騙されない4つのポイントを解説
投資家仲間の作り方【まとめ】
本記事では「投資家仲間の作り方」をテーマに方法と注意点を解説しました。
投資家仲間の作り方は以下の通り
投資家仲間を作る事で、相場暴落時など「不安」、「悩み」を共有する事ができます。
精神面で落ち着くだけでなく、具体的なアドバイスが貰える事も。
投資家仲間を作りたいと思ったらまずは「Twitter」から始めて見る事をおすすめします。
但し、時間の浪費には注意をして適度な距離感を持ってSNSを活用しましょう。
以上、「投資家仲間の作り方」まとめでした。
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