こんにちはイチリタです。
今回は私の投資人生を変えてくれた著書「敗者のゲーム〈原著第6版〉」を紹介します。
という悩みを解決してくれる良書です。
敗者のゲーム〈原著第6版〉とは?
著書、敗者のゲームを一言で説明すると
インデックス投資の素晴らしさを教えてくれる本です。
全米でも累計100万部を超える大ベストセラーとなりました。
投資初心者が良くやりがちな
と「投機」をして大失敗してしまう事が多い中、個人投資家が安定して勝率を上げたれば「インデックス投資をしなさい」と教えてくれる良書です。
その他にも
という方に対して、投資をしない事のリスクについても解説。
私の現在の投資スタイルは「敗者のゲーム」から学んだ事を継続しています。
この投資スタイルにたどり着くまでに、何度も失敗を繰り返しお金を失いました・・・
失敗の歴史はこちらです(*‘ω‘ *)↓

投資を始めたばかりの初心者の方に読んで欲しい一冊です。
それでは、敗者のゲームから学ぶべきポイント7点を解説していきます。
①収入と支出の管理を行う

本書では収入と支出の管理を行い、まずお金を貯める必要が有る
と書かれています。
あなたは先月の収入と支出を家計簿でチェックしていますか?
正直よく分からない・・・という方は、まず投資を始める前に家計簿をつけましょう。
ちなみに、家計簿をつけている人は
- 20~60代男女の5割弱が家計簿をつけている
- 比率としては女性の方が多い
ようです。
本書では、まずは何より無駄な支出を削減し、残ったお金で投資をする事を勧めています。
固定費の削減で悩んでる方はマネーフォワードの活用がオススメです。
アプリを活用する事で、自動で収入と支出を管理してくれる便利な世の中になりました。
毎月引かれている保険料や月会費など不要な支出を削減してみましょう。
私の節約カテゴリーでも固定費削減方法を記載しているので良ければ。
②短期トレードを行わない
短期トレードをするのなら、相手はヘッジファンドや機関投資家(いわゆるプロ)を相手にしている事を自覚する必要が有る
と書かれています。
に対して、
多くの短期トレードをしている投資家が勝てない理由は、相手が潤沢な資金と知識を持っているプロであるためです。
本書では短期トレードについて
- 相手はプロで有り勝つことは難しい
- 短期間の売買は手数料分損をしている
- 短期間トレードはゼロサムゲームである
短期的に利益が出せたとしても、長期で見るとプロたちの養分になってしまうと解説しています。
長期分散投資の場合、年平均5%のリターンが期待できます。
素直にインデックスファンドを積み立てながら、世界経済の成長の恩恵を受ける方が効率的という事です。
③住宅購入は資産でなく負債と考える

本書では住宅の多くが資産ではなく負債と認識するべき
と書かれています。
資産となる住宅とは
- 買ったときより高い値段で売れる物件
- 買った物件を別の人に貸し収益を生む物件
のみです。
日本の多くの物件は、購入した日が一番価格が高く、年々資産価値が低下していきます。
都心の駅前マンションなどを除き、ほとんどの物件が「負債」ある事を理解する必要が有ると書かれています。
但し、私個人としてはマイホーム購入は「肯定派」です。
なぜなら、マイホームから得られる充実感が大きいからです。
賃貸VS持ち家の論争は、どちらの意見も正しく正解は無いと考えています。
但し、大切なポイントとして
多くのマイホームは「資産」ではなく「負債」であるという事を理解しましょう。
④銀行や証券会社の窓口で投資商品を購入しない
本書では、銀行や証券会社の窓口で勧められた投資商品を購入してはいけない
と書かれています。
なぜなら、勧める投資商品はあなたを儲けさせる商品ではなく
本書に書かれている通り、日本には「ぼったくり投資信託」という物が多数存在します。
以下、今でも販売されている某投資信託の手数料です。
- 購入時:3.3%
- 売却時:0.75%
- 運用管理費用:1.54%/年
日本には約6,000本の投資信託があると言われていますが、投資適格とされている商品は3%程度です。
買うべき投資信託というのは
窓口で紹介された投資商品を買わず、ネット証券から購入する事が大切です。
ちなみに「ぼったくり投資信託」については以下にて説明しています↓

⑤現金はインフレリスクに弱い事を知る

本書では、安全だからという理由で債権に投資してはいけない
と書かれています。
債権への投資はインフレに弱く、機会損失であるという事のようです。
現金で保有している分を債権に置き換える事で、配当金を生んでくれるためです。
本書から学ぶべき点は
現金100%の場合以下のリスクが隠れています。
- インフレリスクに極めて弱い
- 元本保証は銀行1社当たり1,000万円まで
元本保証という言葉を鵜呑みにして、投資をしない事は大きなリスクが有る事を説明しています。
米国の優良債権については以下で解説しています↓

⑥テーマ型投資商品を買ってはいけない
本書では、テーマ型の目新しい投資商品は購入してはいけない
と書かれています。
テーマ型投資商品とは、特定の業種やテーマに沿った銘柄を組み入れている投資信託の事です。
テーマ型投資商品を買ってはいけない理由として
- 対象セクターが何らかの影響受けた場合大暴落する
- 分散性が弱くリスクが高い
- テーマ型は手数料が高い
テーマ株は輝かしい未来をセールスが説明しやすく、販売側が売りやすい商品です。
こういった製品は手数料が高くあなたにとってメリットが無いと説明しています。
素直に分散性が高く手数料が安いインデックスファンドを購入しましょう。
⑦資産計画を立てる
本書では、資産計画に関して自身の目標を書き出し、それを実行しなさい
と書かれています。
正しい資産計画とは
- いつまでにいくら資産を貯めたいかを書き出す
- 毎月いくら積立が必要か計算する
- その計画は自身の収入から考えて無理がないか確認する
目標に向けて毎月いくら積立が必要か?と悩んだら楽天かんたんシミュレーションを活用しましょう。


敗者のゲームのまとめ
敗者のゲームから学ぶべきポイントは以下の通りです。
- 安定した勝率を上げたければインデックス投資をする
- 収入と支出の管理を行う
- 短期トレードは行わない
- 住宅購入は資産でなく負債と考える
- 銀行や証券会社の窓口で投資商品を購入しない
- 現金はインフレリスクに弱い事を知る
- テーマ型投資商品を買ってはいけない
- 資産計画を立てる
著書「敗者のゲーム」全世界で読まれている投資のバイブルです。
「正しい投資とは?」という悩みを解決してくれるので、投資を始めた初心者の方にぜひとも読んで欲しい本をご紹介させて頂きました。
興味を持たれた方はぜひ一度読んでみてはいかがでしょう!
