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【注意】単元未満株は手数料負けする可能性あり│損しない6つの対策

悩み人
悩み人
単元未満株の手数料が気になる。取引手数料を抑える方法を教えて欲しい。

本記事では、「単元未満株の手数料」をテーマに損しない具体的な方法を解説します。

単元未満株は少額から取引を始めることができるため、若年層を中心に口座開設が増加。

少額から投資を体験するのに最適なサービスと言えるでしょう。

但し、単元未満株取引は手数料に注意する必要があります。

そこで、単元未満株取引で手数料負けしない対策を解説します。

本記事の要点まとめ

①単元株の魅力は少額取引

②但し、約定金額が大きくなると手数料負けが発生

③また、「短期トレード」、「最低取引手数料」には注意

④証券会社別に手数料の違いがある

⑤各種、証券会社別の強みを理解しよう

単元未満株3つの魅力とは?(メリット)

単元未満株の魅力は以下の通りです。

  1. 少額から取引が可能
  2. 1株でも株主優待が貰える
  3. 配当金が受け取れる

順番に解説します。

メリット①少額から取引が可能

単元未満株は少額から取引が可能

単元未満株の魅力は、「少額から株を購入することができる」という点です。

単元株(100株)の場合

  • A社:約10万円
  • B社:約50万円
  • C社:約100万円

など、投資を始めたばかりの方には手軽に購入できない金額です。

その点、単元未満株取引の場合

  • A社:1,000円
  • B社:5,000円
  • C社:10,000円

など、日々の生活で節約したお金を投資に回せるのは魅力と言えるでしょう。

メリット②1株でも株主優待が貰える

少額でもお得な株主優待が貰える

知名度は高くありませんが、少額投資でも株主優待制度を受ける事が可能。

具体的には「端株優待」、「1株優待」と言われる株主優待です。

例:上新電機(8173)

1株保有する事で5,000円分の割引券が貰える

限られた企業のみですが、少額から株主優待が貰えるのは魅力と言えるでしょう。

【端株優待】1株だけで貰える「最強隠れ優待」おすすめ10選 本記事では「端株優待」をテーマにおすすめを解説します。 あまり知られていませんが、1株から株主優待が貰える企業が存在。 ...

メリット③配当金が受け取れる

少額投資でも配当金が貰える

単元未満株の場合でも、配当金を受け取る事ができます。

このため、投資を継続する事で将来的に配当収入を作る事も可能です。

少額から気になる企業の株を分散させながら投資を始めてみましょう。

(参考)【高配当株の買い時とは?】いつ買うべきか4つのポイントで解説

単元未満株取引の注意点(デメリット)

単元未満株取引の手数料には注意しましょう。

【比較】SBI証券スタンダードプラン(単元株)と単元未満株の比較

  • スタンダードプラン:約定代金別に55円~1,070円
  • 単元未満株(S株):買付:※実質無料 売却:0.55%

最低手数料はどちらも55円

※買付手数料分は翌月キャッシュバックされる

上記2種類を約定代金別に手数料を比較
(手数料は買いと売りの合算)

約定代金 単元株 単元未満株
1万円 110円 55円
5万円 110円 275円
10万円 198円 550円
50万円 550円 2,750円
100万円 1,070円 5,500円

上記の通り、約定金額が大きくなるにつれて手数料が高くなるのが単元未満株の課題です。

但し、1万円前後の少額決済については単元未満株取引のが安いという点も覚えておきましょう。

単元未満株の約定代金には注意しよう

続いて、単元未満株で手数料負けしない方法について解説します。

単元未満株は手数料負けする可能性あり│損しない6つの対策

単元未満株の手数料を抑える方法は以下の通りです。

順番に解説します。

対策①買付手数料無料の証券会社を活用する

単元未満株取引は手数料値下げ競争が行われており、2021年7月よりマネックス証券が買付手数料無料を発表。

以降、SBI証券も買付手数料無料キャンペーンで対抗している状況です。

主要ネット証券の単元未満株手数料は以下の通り

楽天証券 買取請求のみ
SBI証券 買付:無料 売却:0.55%(最低手数料55円)
マネックス証券 買付:無料 売却:0.55%(最低手数料52円)
auカブコム証券 買付:0.5% 売却:0.5%(最低手数料52円)
松井証券 買付:取り扱いなし 売却:0.55%

上記の通り、買付手数料無料は「SBI証券」、「マネックス証券」のみとなります。

単元未満株で手数料負けしたくない方は「買付手数料無料」の証券会社を活用しましょう。

対策②取引時間には注意する

単元未満株は取引時間に応じて手数料に違いを付けている会社があります。

例:LINE証券の場合

【グループA】

9:00~11:20
12:30~14:50
0.2%
11:30~12:20 1%
17:00~21:00 翌日基準値段に1%

その他グループは以下の通り
※日中取引のみ対応

グループB 0.3%
グループC 0.4%
グループD 0.5%
取引時間と銘柄に応じて手数料に違いがある

特に取引時間外の手数料は1%と高額になるため、注意をしましょう。

【体験談】LINE証券で初めての株取引やってみた!│儲かるのか検証 本記事では「LINE証券」をテーマに投資未経験でも 簡単に注文ができるか? 初心者にも優しい作りになっているか?...

対策③売却はまとめて行う

単元未満株取引の少額決済には注意が必要です。

各社「最低手数料」を設定しているため、少額決済をしてしまうと手数料が割高となります。

(例)SBI証券で1,000円決済の場合
→最低手数料「55円」必要

上記の場合、手数料は5%を超える

手数料負けしないポイントとして「1万円以上」まとめて決済すると手数料で損をすることはありません。

また、最低手数料が無いLINE証券を活用する方法もおすすめです。

対策④手数料定額の証券会社を活用する

手数料が気になる方は、一定額手数料が変動しない「SBIネオモバイル証券」も活用しましょう。

ネオモバのサービス料は以下の通り

約定金額合計 取引コスト(税込)
0円~50万円 220円
50万円~300万円 1,100円
300万円~500万円 3,300円
500万円~1,000万円 5,500円
以下、100万円ごとに1,100円(税込)加算(上限なし)

別途、毎月Tポイントとして200pt付与されます。

50万までの固定取引コスト「220円‐200pt」と実質手数料20円

但し、50万円を超える取引になるとサービス料が増加します。

また、「取引をしない場合もサービス料が発生する」という点も注意しましょう。

ネオモバの詳細は以下で詳しく解説しています。

単元未満株アプリ【SBIネオモバイル証券】口コミ、デメリットなど徹底解説 本記事では「SBIネオモバイル証券」をテーマにメリット、デメリットを解説します。 ネオモバはワンコインから投資ができるため...

対策⑤短期売買はしない

基本的に単元未満株取引は手数料の点で短期売買には不向きです。

「最低手数料」があるため、少額決済を続けることで手数料負けする可能性が高まります。

このため、単元未満株取引は優良企業を長期保有しながら、「売買益」及び「配当金」を受け取るのに最適と言えるでしょう。

対策⑥売買になれたら単元株にも挑戦する

短期売買をしたいという方は、100株以上の単元株にも挑戦しましょう。

トータル手数料で考えると、単元株のほうが支払いを抑えることが可能です。

また、日本独自の制度である株主優待が受け取れる点も、単元株の魅力と言えます。

但し、余裕がない投資にはリスクがあるため、自身の資産額と相談しながら単元株に挑戦をしてみましょう。

【比較】単元未満株取引のサービス一覧

単元未満株取引が気になる方に向けてサービス一覧を解説します。

①手数料で比較する

「単元未満株」の各種買付単価別の手数料です。
※スマホの方はスライドできます

アプリ名 1,000円 1万円 10万円
ferci(マネックス証券)
(売却手数料は0.55%必要)
0円 0円 0円
PayPay証券 5円 50円 500円
LINE証券 2~5円 20円~50円 200~500円
SBIネオモバル証券
(50万円まで)
実質20円 実質20円 実質20円
CONNECT
(約定単価に含まれる)
5円 50円 500円
日興フロッギー
(100万以下の手数料)
5円 50円 500円
トラノコ
(別途、運用手数料0.33%年必要)
300円 300円 300円

短期売買中心の場合、「50万円まで実質取引コスト20円」のSBIネオモバイル証券が最も割安です。

高配当株など長期投資の場合、「買付手数料無料(0円)」のferci(マネックス証券)が最適と言えるでしょう。

少額取引の場合、キャンペーンが充実しているLINE証券もおすすめです。

詳しいサービスの比較は以下記事で解説しています。

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②米国株の取引有無

米国株の少額取引を希望する方は以下をチェックしましょう。

アプリ名 米国株の取引有無
ferci(マネックス証券) 取引不可
PayPay証券 取引可
LINE証券 取引不可
SBIネオモバイル証券 取引不可
CONNECT 取引不可
日興フロッギー 取引不可
トラノコ 取引不可(ETFは可)

結論、米国株の少額取引となると、現状「PayPay証券」一択となります。

PayPay証券は1,000円から定額購入が可能

米国株は大手ネット証券でも1株から購入可能。

但し、1株でも10万円を超える銘柄もあるため、PayPay証券の定額購入には魅力があります。

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【おすすめ】株分析アプリの活用も検討しよう

実際に単元未満株を購入したら、株分析アプリの活用も検討してみましょう。

当サイトではトレード記録に対応している「カビュウ」の活用を推奨

カビュウを活用することで「いつ買って、いつ売ったか?」過去のトレード記録を確認する事ができます。

過去のトレード結果の振り返りに最適。

また、ヒートマップで最新の資産状況を視覚的にチェックする事が可能です。

タイルの大きさは「運用総額」、色は「前日比の騰落率」を表示。

また、保有資産のチェックにも最適です。

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カビュウの詳細については以下で解説しています。

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単元未満株は手数料負けする可能性あり【まとめ】

本記事では、「単元未満株の手数料」をテーマに損しない具体的な対策を解説しました。

損しないための5つの対策は以下の通り

単元未満株取引には少額から取引できるという魅力があるも、「手数料負けする」という注意点があります。

このため、「短期売買を行わない」、「少額決済はしない」など対策を実施しましょう。

また、取引になれてきたら単元株取引を始めるのもおすすめです。

以上、単元未満株手数料負けしないための対策まとめでした。

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