投資知識

【対策】「個人投資家はカモなのか?」株で勝てない6つの仕組みを解説

悩み人
悩み人
株を始めたが負けてばかり。なぜ私は勝てないんだろう・・・

本記事では「株で勝てない仕組み」をテーマに要因と対策を解説します。

株を始めてみたが「損失ばかり・・・」という個人投資家も少なくありません。

「含み損ばかりで寝つきが浅い」、「株つらい」と感じている投資家も存在

「そもそも個人投資家は株で勝つことはできない」という株式投資に否定的な意見を持つ方もいます。

そこで、本記事では個人投資家が株で勝てない仕組みを深掘りします。

本記事の補足

株で勝てない理由は「性格」、「資金量」など要因は様々

本記事ですべての方の勝てない仕組みを解説することはできない

個人投資家が勝てない代表的な要因から、改善するべき点があれば実践してみよう

個人投資家の9割は損をしている?

個人投資家の9割は損をしている

という言葉を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?

「9割」という数字の真偽には疑問が残ります。

但し、短期売買で相手にするのはヘッジファンドであり、「資金量」、「情報量」に大きな格差が存在。

このため、過半数以上がトータル収益で損失を出しいるのは間違いないと言えるでしょう。

悩み人
悩み人
SNSを見ていると負けている人をあまり見ない。本当に個人投資家は負けているのか?

という疑問を持つ方に以下理由を解説します。

SNSの口コミには「生存者のバイアス」が掛かっている

生存者のバイアスを簡単に解説すると以下の通り

何らかの選択過程を通過した人・物・事のみを基準として判断を行い、通過に失敗した人・物・事が見えなくなること

参照:生存者バイアス – Wikipedia

SNSでは成功している投資家の声が広く拡散され、失敗した方は静かに市場から退場。

このため、一部の成功者(生存者)の意見を参考にし、「私も短期間で資金を何倍にもできるのでは?」と考えるのは極めて危険です。

資金を数倍にした投資家は、強靭なメンタルと冷静な判断力はもちろん、最終的には運も持ち合わせています。

生存者バイアスに惑わされず、現実的には「個人投資家が株で勝つのは難しい」という点を理解することが大切です。

それでは、「なぜ個人投資家が勝てないのか?」仕組みを深掘りしていきます。

【原因】株で勝てない6つの仕組みを解説

株で勝てない仕組みは以下の通りです。

順番に解説します。

①仕手株にイナゴトレードする

仕手株について簡単に解説すると以下の通り

巨額の資金を用いて株価を操作すること
株価を操作する投資家のことを「仕手筋」と呼ぶ

短期的かつ大きな利益を目的に集団で株価を操作。

仕手筋が好む銘柄の特徴は以下の通り

  • 時価総額が小さい(操作しやすい)銘柄
  • 低位株(株価が安い)
  • 出来高が少ない
(解説)仕手筋の流れ
  1. 玉集め:個人投資家に気付かれないように静かに買い集める
  2. 玉転がし:玉集めが完了次第、出来高を急増させ個人投資家の買いを集める
  3. ふるい落とし:株価急騰を確認後、保有株をすべて売却する

多くの個人投資家は「玉転がし」の出来高急増を確認すると

何か市場には出ていないサプライズニュースがあるのでは?

という思惑からイナゴトレードを行い株価上昇をアシスト。

最終的に、仕手筋のふるい落としにより大きな損失を被ります。

「仕手株へ参加してしまう」というのも個人投資家が勝てない仕組みの1つです。

②機関投資家と真っ向勝負する

短期トレードの相手は機関投資家やヘッジファンドなど市場のプロ。

機関投資家は個人と比較して

  • 資金量
  • 情報量とスピード
  • 情報の分析力

など大きく異なり、個人投資家が太刀打ちできるはずがありません。

それにも関わらず、短期トレードで機関投資家と真っ向勝負を仕掛け多くの投資家が退場します。

軽自動車でスポーツカーと勝負をするような行為

大成功をしている個人投資家は、一部の天才と考える方が無難です。

③損切りが出来ずに大損

損切りはすべての投資家にとって辛い行為。

但し、株式投資で安定した資産形成をしたいと考えるのであれば、手法を覚える前に資金管理を行うことが重要と言えます。

まずは、「市場から退場しない」を意識し、事前に決めたルールに沿って損切りすることが大切です。

くれぐれも、損切りラインが近づいたら注文を外すなどルールを変えることは辞めましょう。

④落ちているナイフをつかむ

相場の格言で「落ちているナイフをつかむな」という言葉が存在。

株価が急落している状態では株を購入するなという意味

急落しているチャートを見て購入するのではなく、しっかりと底打ちを確認してから購入することが大切です。

但し、「デット・キャット・バウンス(死んだ猫も跳ねる)」というウォール街の格言もあり、本当の底打ちを判断するのは難しいと言えるでしょう。

⑤短期的に資産増加を狙う

レバレッジを掛けた短期トレードには注意をしましょう。

短期トレードの場合、上記でも解説した通り相手は機関投資家。

また、レバレッジ取引には魅力はあるも、相場によっては資産以上のマイナスとなる場合も。

損失が続くと、最終的に感情的なギャンブルトレードにを行い資産のすべて失う方も少なくありません。

「短期的トレードで資産を〇倍に!」という他人の言葉を鵜呑みにせず、長期的な目線で投資をすることをおすすめします。

(参考)【注意】「信用取引はやめとけ!」やばいと言われる5つのデメリット

⑥感覚で投資をする

企業分析を行わず感覚で投資をする方も一定数存在します。

感覚トレードの例
  • 株主優待が欲しい
  • いつも利用している企業の株を買う
  • 株価が下落が続いている

投資をスタートするきっかけとしては1つの購入理由ですが、資産形成を行う場合明確な理由を持って投資をする必要があります。

株で勝つための5つの対策

株で安定した資産形成を図りたい方は以下5つの対策をとりましょう。

  1. インデックス投資を行う
  2. 投資先のスクリーニングを行う
  3. 長期目線で投資を行う
  4. 急騰株へのイナゴトレードは控える
  5. 投資の勉強は継続する

順番に解説します。

対策①インデックス投資を行う

「企業分析やチャート分析が難しい」という方は、素直にインデックス投資を行いましょう。

インデックス投資の強みは「誰でも相場の平均点を取れる」という点です。

広く分散されたファンドを購入することで安定した資産形成が可能と言えるでしょう。

  1. 100円から購入可能
  2. 銘柄分散性は数百~数千社
  3. 非課税で運用可能(NISA)

など、投資スタートに最適な条件が揃っています。

最近では、クレカ積立にも対応しておりポイントを受け取りながら定期積立が可能です。

これから積立NISAを始める方は、忘れずに設定しておきましょう。

【積立NISAに最適】投資信託×クレジットカードおすすめ6選│デメリットも解説 本記事では「投資信託×クレジットカード」をテーマにポイントが貰えるおすすめの組み合わせを解説します。 現在、クレジットカー...

対策②投資先のスクリーニングを行う

投資をする企業は、感覚でなく企業分析を行った上で購入しましょう。

但し、上場企業は3800社以上存在するため、1社ずつ企業分析するには膨大な時間が必要です。

このため、株価の指標として活用される

  • PER、PBR
  • 売上高増加率
  • 経常利益増加率
  • 大株主の構成
  • 時価総額

など条件入力を行い、効率よく投資銘柄のスクリーニングを行う必要があります。

スクリーニングと聞くと難しく感じる方もいますが、現在は無料で使えるアプリ、ツールが多数あります。

以下、記事を参考に投資企業のスクリーニングを実施してみましょう。

【厳選】「株スクリーニングアプリ」最強おすすめ9選【無料ツールの活用】 本記事では、「株スクリーニングアプリ」をテーマに筆者が実際に活用しているおすすめツールを紹介します。 株式投資において、銘...

対策③長期目線で投資を行う

機関投資家にはない個人の強みは「長期投資にあり」と考えています。

長期的に見て成長が期待できる企業であれば、含み損の状態でも保有を続けられるのは個人投資家の強み。

機関投資家は常に最高のパフォーマンスが求められるため、含み損の放置はできません。

このため、短期ではなく長期的な目線で投資先を選定することをおすすめします。

【最強】「気絶投資法の魅力とは?」│メリット、デメリットを徹底解説 本記事では、「気絶投資法」をテーマにメリット、デメリットを解説します。 一部投資家の中では、SNSを中心に気絶投資法という...

対策④急騰株へのイナゴトレードは控える

筆者は急騰しているゲーム株にイナゴトレードし、資産の半分以上を失った経験がある

それ以降、急騰している銘柄へ投資を行うことはありません。

スタイルとしては以下の通りです。

  • 財務優良な大手企業
  • 一時的な業績不振から株価急落
  • 10年以上の長期ホールドを想定

配当金を受け取りながら、株価上昇を期待して長期保有を行っています。

「このスタイルが正しいのか?」というのは分かりませんが、仕手株で大金を失うことは無くなりました。

「中小型投資の神様」ピーターリンチ氏の言葉を引用すると

機関投資家やプロがまだ目を付けていない株を購入しなさい

という言葉を残しています。

つまり、株価が急騰していないまだ誰にも評価されていない企業を見つけ出し、投資をすることが必要と言えます。

ピーターリンチ氏の言葉は大変勉強になるので、以下記事も合わせてチェックしてみましょう。

【書評】「ピーターリンチの株で勝つ」要約まとめ│学ぶべき7つのポイントを解説 本記事では、著書「ピーターリンチの株で勝つ」から学ぶべき7つのポイントを解説します。 「ピーターリンチの株で勝つ」は、個別...

対策⑤投資の勉強は継続する

投資勝率を上げるには最低限の勉強が必要です。

現在は、SNSの発達により有益な情報を無料で受け取ることができる時代。

具体的な勉強方法は

  • Twitter
  • Youtube
  • 投資本
  • 株雑誌
  • シミュレーションアプリ

など、様々な選択肢があります。

お金を掛けずに株の勉強をしてみましょう。

具体的な方法は以下「株の独学で勉強する方法」で詳しく解説しています。

【株式投資の勉強】独学で一人前の投資家になる方法10選【初心者卒業】 本記事では「株式投資の勉強」をテーマに独学で勉強する具体的な方法を解説します。 株式投資を始める場合、「企業分析」、「チャ...

株デモトレードをアプリを活用して練習してみよう

株の練習方法としてデモトレードアプリを活用した、トレード体験もおすすめです。

当サイトでは、無料シミュレーションアプリ「株たす」を推奨

株たすの特徴は以下の通り

  • 本物の株価を使用しリアルなデモ体験
  • 取引銘柄は3,600以上
  • 漫画で株式投資が学べる

3,600以上の銘柄から投資対象を選択することができます。

株価も本物のデータを活用しているため、本番同様の値動きを体験することが可能。

また、クイックモードが用意されており移動平均線を活用した短期トレードの練習にも最適です。

アプリを活用して「自身には短期トレードが向いているのか?」をチェックしてみましょう。

ダウンロードは以下からどうぞ(無料アプリです)

株たす-株式投資のシミュレーションゲーム

株たす-株式投資のシミュレーションゲーム

posted withアプリーチ

株たすについては以下記事で詳しく解説しています。

デモトレードアプリ「株たす」とは?使い方、評判を解説│株の練習に最適(PR) 本記事では、デモトレードアプリ「株たす」をテーマに使い方、評判を解説します。 当サイトでは、リスク無く株取引体験ができるこ...

株で勝てない仕組み【まとめ】

本記事では「株で勝てない仕組み」をテーマに要因と対策を解説します。

株で勝てない仕組みは以下の通り

短期トレードで個人投資家が安定した利益を出すのは簡単ではありません。

また、市場から退場する方は静かにいなくなります。

このため、一部の「天才」、「強運」の投資家が目立ちますが、これには「生存者のバイアス」が掛かっている点は注意をしておきましょう。

投資スタイルは人ぞれぞれ得手不得手があるため、まずは自身に合った方法を見つけることをおすすめします。

以上、株で勝てない仕組みまとめでした。

【関連記事】個人投資家に向いている人の特徴について解説しています。

個人投資家に向いている人の特徴6選│性格や行動パターンを徹底解説 本記事では、「個人投資家に向いている人」をテーマに特徴や性格を解説します。 「貯蓄から投資へ」のスローガンから非課税制度を...

【関連記事】個人投資家に必要な資金量や方法を解説しています。

【検証】「個人投資家になるには?」資金量や具体的な方法を解説 本記事では「個人投資家になるには?」をテーマに必要資金、方法を徹底解説していきます。 【記事の結論】 個人投資家...

【関連記事】「株辞めた方がいい人」をテーマに注意点を解説しています。

【厳禁】「株やらないほうがいい人とは?」6つの特徴を解説【セルフチェック】 本記事では「株やらないほうがいい人」をテーマに特徴と対策を解説します。 現在、非課税制度を中心に株式投資を始める方が増加。...