本記事では「株ノートの書き方」をテーマに筆者のおすすめ方法を解説します。
株ノートのメリットは、過去のトレードを振り返ることが出来る点。
株式投資に必勝法は存在せず、大小あるも投資家は必ずミスが発生します。
過去のトレードから「なぜ失敗をしたのか?」をチェックすることで投資勝率は向上すると言えるでしょう。
但し、「どうやって株ノートを書いたらいいのか?」という疑問を持っている方も少なくありません。
そこで、本記事では「株ノートの書き方」をテーマに具体的なやり方を解説します。
実際に筆者が記録していた内容を元に解説
現在は株管理アプリを使用しており、必要に応じて活用をしてみよう
「株ノート」を活用するべき3つのメリット

株ノートを活用するメリットは以下の通りです。
- 投資結果を振り返ることができる
- ニュースや市況をチェックする習慣が身に付く
- 自己流でアレンジ可能
順番に解説します。
メリット①投資結果を振り返ることができる
株ノートは投資結果を振り返ることができます。
すべての方に共通することですが、完璧な投資家は存在しません。
大切なポイントは、「失敗した際いかに課題を見つけることができるか?」という点です。
このため、株ノートで記録し過去の取引を振り返る必要があります。
株ノートをつけることで
- 株価上昇を見て感情的にトレードした
- 必要以上にポジションを持ち過ぎた
- 事前に決めた損切りラインを変更してしまった
など、反省点を洗い出すことが可能です。
メリット②ニュースや市況をチェックする習慣が身に付く
株ノートをつけている方の中には、
- 為替
- 日経平均株価
- NYダウ
などの経済指標を毎日記録している方もいます。
代表的を指標をチェックすることで、「なぜ為替は円安になっているのか?」など自然と興味を持つきっかけとなります。
メリット③自己流でアレンジ可能
株ノート最大のメリットは、「自身に合った管理表を作ることができる」という点です。
A4ノートに手書きで必要事項を記入することで、あなた専用の「株ノート」が完成。
記録を始める方は、まずは自身に必要な情報が網羅された株ノートを作成してみましょう。
「株ノート」おすすめの書き方(3STEP)

おすすめの株ノート書き方を3STEPにて解説します。
順番に解説します。
STEP①目標を記入しよう

株ノートを準備したらまずは「目標」を記入します。
目標例は以下の通り
- 3年後に投資資金1,000万円を目指す
- 海外旅行にいくための50万円利益を出す
- 配当金として年30万円を得る
など、あなたに合わせた目標を記入してみましょう。
株ノートは継続してこそ意味があります。
このため、あまり高すぎる目標ではなく、1~2年で達成できそうな目標を設定するのがおすすめです。
STEP②保有している銘柄情報を記入しよう

あなたが保有している銘柄情報を記入しましょう。
記入する情報に正解はありませんが、おすすめは以下の通りです。
証券コード | 例:1111 |
---|---|
企業名 | ○○株式会社 |
投資日 | 2022年〇月〇日 |
保有株数 | 100株 |
株価 | 1000円(1株当たりの株価を記載する) |
備考 | 購入した理由を記載する |
筆者の場合、「購入理由+保有予定期間、目標株価」を記入していました。
- 配当利回り4%越え+長期保有
- 10年チャート下値抵抗線
- ゴールデンクロス+目標株価○○○円
その他にもおすすめの情報としては以下の通り
- 時価総額
- 自己資本比率
- 配当金
- 株主優待
- 他企業分析情報(売上高など)
年間配当金目標がある方は、貰える配当額も記入してみてはいかがでしょう。
STEP③売買記録をつける

保有株の記入が完了したら、実際に売買記録をつけていきましょう。
売買記録をつけるポイントは以下の通り
- 売却理由
- 収支結果
- 課題や成功のポイント
特に、「売却した理由」と「課題」の記載がおすすめです。
筆者の場合、急騰している株にイナゴトレードしては大きな損失を繰り返していました。
そのため、反省点を生かしバイオ株、ゲーム株などボラティリティ(変動率)が高いセクターへの投資は控えています。
課題は投資家それぞれ異なるため、株ノートを活用して自身の改善するべき点を見つけてみましょう。
「株ノート」おすすめ3選

続いて、おすすめの株ノートを紹介します。
①シンプルなA4ノート
まずは「A4ノート」による手書き作成がおすすめです。
コンビニで数百円から購入できるため、気軽に始められる点が強み。
あなたに合った必要情報のみ記入を行い株ノートを始めましょう。
但し、「フォーマットを作るのが手間」という方も一定数います。
株ノートを準備するのが手間という方は以下の方法もご検討下さい。
②エクセルで作成する
「株ノートを作るのが手間」という方はエクセルで作成を行いましょう。
一度作成してしまえば、後はコピーするだけで記入表を作ることが出来る点は強みです。
あなたに必要な情報だけが網羅されたフォーマットを作成してみましょう。
③FX・株式投資どちらでも使えるトレードノート
「作成するのが大変・・・」という方は株トレードノートもおすすめです。
トレード分析に必要な情報が網羅されているため、便利なノートとなっています。
但し、A4ノートと比較して価格が高い点はデメリットと言えます。

「株ノート」をつける際の大切な3つのポイント

株ノートを付ける際は以下3点に注意しましょう。
ポイント①自動で投資管理アプリを活用
株ノートを長らくつけていましたが、現在は「株管理アプリ」を活用しています。
株管理アプリのメリットは以下の通り
- 自動で株取引を記録
- 複数の保有資産を一括管理
- 年間配当金を自動計算
証券口座を連携すれば、数年前のトレード記録も自動取り込みしてくれる点は強みと言えるでしょう。
カビュウ は過去の株トレード履歴を記録~分析してくれるアプリ。
銘柄別に「いつ買って(IN)、いつ売ったか(OUT)」がアプリ上で一目で分かります。
「自身のエントリータイミングは適切だったのか?」アプリを通してチェックするのに最適です。

また、「累計配当金」、「月別配当金」の自動管理に対応。
高配当株投資家にもおすすめのアプリと言えるでしょう。

投資家タイプ診断というカビュウ独自の機能も搭載。
自身の投資家タイプを客観的にチェックするのに最適です。

「株ノートを付けるのは大変」という方はアプリの利用も検討してみましょう。
ダウンロードは以下からどうぞ(無料で利用できます)

ポイント②投資をする際はスクリーニングを行う
投資をする際はスクリーニングを行いましょう。
特に、株ノートから発見した反省点を生かして銘柄スクリーニングを行うことが大切です。
セクターによっても株価推移は異なるため、セクター別の動向もチェックが必要です。

ポイント③テクニカル分析も勉強しよう
株ノートをつけて反省点を見つけたら、テクニカル分析も勉強してみましょう。
代表的なテクニカル分析は以下の通り
- 移動平均線
- 移動平均乖離率
- ローソク足
- ポリンジャーバンド
- 一目均衡表
自身にあったテクニカル指標を活用してみましょう。
以下記事で無料で利用できるテクニカル分析ツールを紹介しています。

「株ノート」書き方【まとめ】
本記事では、「株ノートの書き方」をテーマに解説しました。
株ノート書き方のポイントは以下の通り
株ノートをつけることで取引の振り返りが可能です。
自身に合った管理ができるため、あなただけの株ノートを作ることができます。
また、手作業での管理は大変という方は自動管理アプリ「カビュウ」の利用を検討してみましょう。
以上、株ノート書き方まとめでした。
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