こんにちはイチリタです。
今回はこんな悩みを解決します。
投資信託の中には「ぼったくり商品」が存在します。
この記事を読む事で
・ぼったくり投資信託の特徴
・買うべき投資信託について
を学ぶ事が可能です。
ぼったくり投資信託に騙されない4つのポイント
ぼったくり投資信託から身を守るポイントは以下の通りです。
- ぼったくり投資信託について知ろう
- インデックスファンドから選ぼう
- ネット証券で投資を始めよう
- 自身で理解できるシンプルな投資商品を購入しよう
順番に説明していきます。
①ぼったくり投資信託について知ろう
ぼったり投資信託とは、「毎月分配型」の投資信託です。
毎月分配型の投資信託とは、文字通り毎月配当金を受け取れる商品です。
ではなく様々な問題点が有ります。
問題点①極めて高い手数料
以下、某証券会社のブラジルレアル毎月分配型の手数料です。
購入時:3.3%
売却時:0.75%
運用管理費用:1.54%/年
投資信託の期待リターンは年5%程度です。
結論としては
つまり、あなたにとって良い商品ではなく、販売元が美味しい商品です。
問題点②配当金はタコ足配当です
毎月分配型の投資信託は、魅力的な配当金を出しています。
但し、配当額の大きさに心が揺らぎますが
「運用益から配当を出しているのではなく、自分たちが投資した大事な資金を一部解約して支払いをしている商品」なのです
これを「タコ足配当」と言います。

正しい配当金というのは、企業が事業で発生した利益の一部を株主に還元するものです。
たこ足配当は余剰利益ではなく、自分の資産を取り崩しているだけ・・・
目先の配当金で釣り、高額な手数料を取る事から「ぼったくり投資信託」と呼ばれています。
②インデックスファンドから選ぼう
手数料が格安なインデックスファンドから商品を選びましょう
ぼったくり投資信託に騙されないためには、正しい手数料を知る必要が有ります。
正しい手数料とは
・信託報酬は0.3%/年以下
・購入手数料についてはノーロード(無料)
信託報酬をチェックする箇所は以下の通りです。
楽天証券より引用
という方にはおすすめの5選を紹介しています↓

また、アクティブファンドという投資商品も有ります。
結論としてインデックスファンドの方が
・運用結果の勝率が良い
・手数料が安い
このためインデックスファンドがおすすめです。
詳細は以下でまとめています↓

③ネット証券で投資を始めよう
ぼったくり投資信託に騙されないために、ネット証券で口座開設をしましょう
なぜなら、総合証券や銀行は投資商品の勧誘が有るためです。
投資初心者のあなたに銀行マンが
などと説明してきます。
特に、セールスが販売をしやすいように旬の商品を紹介してくるのが特徴です。
たとえば、AI(人口知能)の分野に特化した投資商品など。
と考えがちですが、おすすめしてくる投資商品を購入するのは辞めましょう。
基本的に、高手数料の商品を案内される事が多いためです。
④自身で理解できるシンプルな投資商品を購入しよう
何に投資をしているか、説明ができる商品を購入しましょう。
インデックスファンドは投資内容が極めてシンプルです。
たとえば
・米国のS&P500に連動した商品
・日本のTOPIXに連動した商品
投資している内容が明確です。
一方、毎月分配型など高手数料の商品は投資内容が複雑なのが特徴です。

目論見書を読んでなんだかよく分からないな・・・と思う商品は購入しないようにしましょう。
ぼったくり投資信託の現在

金融庁の指導も有り、「ぼったくり投資信託」は減っています。
② 毎月分配型商品比率
毎月分配型投資信託については、平成 28 事務年度の「金融レポート」において、我が国の投資信託の残高の過半を占める中、顧客ニーズを十分に確認しない販売が行われている可能性について指摘した。
金融庁 投資信託等の販売会社における顧客本位の業務運営のモニタリング結果から引用
金融庁も「顧客が損をする商品売るな」とプレッシャーをかけています。
但し、注意点は
現在もぼったくり投資信託が存在するという事です。
アメリカと比べるとよく分かります
日本:投資信託買付金額 約100兆円 販売数 約6,000本
米国:投資信託買付金額 約2,000兆円 販売数 約1万本
利益が取りやすい投資信託を量産しているという事です。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
銀行と証券会社のお金の闇については、以下の本でまとめられています↓