こんにちはイチリタです。
今回はこんな悩みを解決していきます。
金融資産1億円とは?
まずは金融資産1億円について見ていきましょう。
金融資産1億円というのは、マーケットの分類でいくと「富裕層」となります。
以下、金融資産別世帯数です。
野村総合研究所から引用
金融資産1億円以上を保有している「富裕層」は、日本に約126万世帯いるとされています。
比率でみてみると
全国世帯の上位約2.3%です。
金融資産1億円のサラリーマンになるには?
結論としては、金融資産1億円を目指すには投資をする必要が有ります。
まず初めにこちらのグラフを確認下さい。
Jeremy Siegel, Stocks for the Long Run, McGraw-Hill; 4th Edition, 2007.
このグラフは、1802年に1ドルを、株式、長期国債、短期国債、金、現金のまま保有した場合、200年後それぞれいくらになっているかをグラフにしたものです。
1802年から200年後の結果は
株式:700,000倍
長期国債:1,800倍
短期国債:280倍
金:4.5倍
現金:0.05倍
200年の歴史が証明しているように、長期的に見て現金はインフレにより大きく価値を落としています。
身近な例でいけば、
金融資産が現金100%というのは、元本割れリスクはありませんが資産価値の低下というリスクが隠れています。
お金持ちが投資をする理由は、実はここに有ります。
金融資産1億円の具体的なプランは?
結論、インデックス投資を始めましょう。
インデックス投資ってなに?という方には以下で説明しています。

要点だけまとめると
・投資知識不要
・投資の手間がいらない
・過去200年の歴史上年安定したリターンが期待できる
インデックス投資による期待リターンは?
インデックス投資による期待リターンは年5%程度と言われています。
金融庁調べによると、過去歴史から見て5年間の短期間積み立てでは元本割れリスク有り。
但し、20年の長期となると年5%のリターンが期待できるといった結果になっています。
つまり投資を長く続けられる若い人の方が有利です。
インデックス投資では長期間保有する事が資産拡大のポイント。
1日でも早く投資を始めることが大事です。
金融資産1億円に向けた毎月の投資額は?
金融資産1億円に必要な投資額は以下の通りです。
①35年間継続投資の場合

②30年間継続投資の場合
③25年間継続投資の場合
期間が長くなれば、毎月の必要運用額は減る形になります。
つまり、金融資産1億円を目指す場合1日でも早く投資を開始する事が重要です。
金融資産1億円に向けたおすすめ投資銘柄
手数料が安く広く分散投資された投資信託がおすすめです。
具体的な投資銘柄は以下の通り。
・楽天全米株式インデックスファンド(米国約4,000社に広く投資)
・eMAXIS Slim米国株式S&P500(米国主要企業500社に投資)
・eMAXIS Slim 先進国株式インデックス(米国中心(約60%)+先進国)
・楽天・全世界株式インデックス・ファンド(全世界の株式に広く投資)
楽天証券のランキングでもトップ10に入る人気インデックスファンドです。
選ぶポイントは、手数料が超低コストかつ500社や4000社など分散がしっかりと効いている点です。
詳細は以下で説明しています。

まとめ
・金融資産1億円は「富裕層」である
・金融資産1億円は日本上位約2.3%
・インデックス投資を続ける事で、金融資産1億円以上は可能
・但し、かなりの入金力を求められる
・継続を続ける信念を持つ
あくまで1億円以上を目指したシミュレーションですが、人それぞれ必要な老後資金は異なります。
節約を頑張りすぎて日々の生活がツライのも考えもの・・・
無理なく続けられる金額でまず初めてみる!という事がとても大事です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
投資初心者の方は、つみたてNISAがおすすめです。
