こんにちはイチリタです。
こんなお悩みにを解決します。
・米国ETFについて興味が有る方
・米国ETFと投資信託の違いを知りたい方
ETFとは?
まずはETFについて解説しますね。
ETFとは「Exchange Traded Fund 」の略。
日本語で言うと「上場投資信託」です。
分かりやすく言うと上場し、市場で取引できる「投資信託」と覚えておけばOKです(‘◇’)ゞ
様々な指数をベンチマークに運用されています。(後で紹介します)
ETFと投資信託の違い
ETFと投資信託の違いは以下の通り
ETF | 投資信託 | |
価格決定 | リアルタイム | 1日1回決定 |
売買単価 | 1口単位 | 金額単位 |
販売手数料 | 0.1%程度 | 0~3%程度 |
信託報酬 | 0.1~0.6%程度 | 0.5%~2%程度 |
配当金 | 受取 | 自動再投資 |
上場・非上場 | 上場 | 非上場 |
購入場所 | 証券会社 | 銀行・証券会社 |
株式の受渡 | 即時 | 翌営業日移行 |
違いは色々ありますが
ETFのポイント
- 配当金が受け取れる
- 即時購入できる
- 信託報酬(手数料)が低い
投資信託のポイント
- 自動で配当再投資をしてほしい
- 100円から投資ができる
- 毎月10,000円など定額で積み立て可能
配当金がほしければ「ETF」、少額で投資を始めたいなら「投資信託」と覚えておきましょう(‘◇’)ゞ
米国ETF投資のメリット

米国ETF投資は投資初心者におすすめです。
理由は以下の通り
- 経費率が激安
- 幅広く分散投資が可能
- 純資産が多い配当金が得られる
- 配当金が得られる
簡単に補足しますね。
メリット①経費率が激安
米国ETFは様々ですが、指数をベンチマークにしたETFなら経費率激安です。
たとえば、バンガードS&P500ETF(VOO)の場合経費率0.03%/年。
100万円投資しても、年間たった300円の手数料でOKです。
0.03%の手数料を払うだけで、米国の優良企業500社に分散投資してくれます。
日本のぼったくり投資信託と比較すると神ですね。
【注意】ぼったくり投資信託に騙されない4つのポイントを教えますで詳しく解説しています。
メリット②幅広く分散投資が可能
分散投資は投資の基本です。
個別株も魅力有りますが、業績次第で大きく株価が変動します。
その点、ETFなら全世界8000社への分散投資も可能なので投資初心者におすすめ。
メリット③純資産が多い
米国ETFは純資産が多いのが特徴です。(中には少ないのも有りますが)
投資信託やETFのリスクとして、「早期償還」が有ります。
簡単に説明すると、運営している会社の資産が少なくなった場合、指数に合わせた投資ができなると強制決済に。
つまり、損失でていても強制的に売却が行われてしまうリスクが有り。
米国純資産ランキングTOP5は以下の通り
銘柄 | 純資産 |
---|---|
iシェアーズ・コア S&P 500 ETF (IVV) | 21.1兆円 |
バンガード・S&P ETF(VOO) | 16.1兆円 |
バンガード・トータル・ストップマーケットETF(VTI) | 15.6兆円 |
パワーシェアーズQQQ(QQQ) | 13.2兆円 |
iシェアーズ・コア 米国総合債権市場ETF(AGG) | 8.2兆円 |
これだけ純資産あれば安心です。
メリット④配当金が得られる
米国ETF投資は、配当金が貰えます。
高配当ETFという商品も有り。
有名な高配当ETFは
- VYM
- HDV
- SPYD
この3つです。
配当利回りは以下の通り
VYM | 3.74% |
---|---|
HDV | 4.24% |
SPYD | 6.20% |
※2020年6月末時点
興味がれば以下記事をどうぞ(私もSPYDとHDV買ってます)

米国ETF投資のデメリット

米国ETF投資にはデメリットも有ります。
デメリットは
- 為替リスクと手数料
- 分配金の二重課税
- 売買手数料
デメリット①為替リスクと手数料
米国ETFは米ドルでの投資です。
日本円から米ドルへ換えるにあたり手数料が発生します。
手数料は証券会社によって異なりますが、ネット証券で適用為替レート+片道25銭の手数料です。
また、株価の下落と合わせて為替リスクが有ります。
株価だけでなく為替リスクもある点は要注意(‘◇’)ゞ
デメリット②分配金の二重課税
米国ETFは二重課税です。
内訳は、米国で10%、国内で20.315%。
つまり、手元に残る分配金は約72%となります。
米国課税分10%の部分については確定申告で一部を取り戻せる(外国税額控除)場合があり。
但し、年末調整で納税を済ませているサラリーマンにとっては手間ですね。
デメリット③買付手数料が高い
楽天証券の買付手数料は以下の取りです。
約定代金 | 手数料 |
---|---|
2.22米ドル以下 | 0円 |
2.22米ドル超 ~ 4,444.45米ドル未満 | 約定代金の0.495%(税込) |
4,444.45米ドル以上 | 22米ドル(税込) |
こんな感じです。
基本的に約定代金の0.495%(税込)の手数料が発生します。
但し、米国ETF9銘柄の買付手数料無料を発表している証券会社も有り。
詳しくは公式をどうぞ➤買付手数料無料 海外ETF 楽天証券
米国ETFの買い方
ぶっちゃけ簡単です。(3分OK)
楽天証券の口座で解説しますね。
①米国株をクリック
②購入するETFを記入

③買いボタンを押す

④数量を記入
⑤価格「指値」or「成行」を選択
⑥「円貨」or「外貨」を選択(日本円でもそのまま買えます)
⑦基本的には特定を選びましょう
⑧確認ボタンを押す

以上、お疲れ様でした(‘◇’)ゞ
米国の優良ETFへの投資は簡単です。
まとめ
本記事では米国ETFと投資信託の違いについて解説しました。
米国ETFのメリットは以下の通り
- 経費率が激安
- 幅広く分散投資が可能
- 純資産が多い配当金が得られる
- 配当金が得られる
米国ETFのデメリットは以下の通り
- 為替リスクと手数料
- 分配金の二重課税
- 売買手数料
米国ETFをぜひ始めてみましょう(*’ω’*)
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