こんにちはイチリタです!
今回はこんな悩みを解決します。
ぜひ、あなたにあったETFを見つけて貰えると嬉しいです(*‘ω‘ *)
米国ETFおすすめの基準

今回おすすめ米国ETF5選を選ぶ基準として、以下3点をポイントとしています。
- 純資産が多い
- 経費率が安い
- レバレッジをかけていない
順番に説明していきますね。
純資産が多い
純資産が少ないETFは、相場暴落時など早期償還のリスクが有ります。
事前に運営会社で決められたルールに沿って、早期償還=投資家に返金が行われます。
最も一般的なのは、運営している投資商品の純資産が少なくなった場合、指数に合わせた投資が困難となり強制的に売却に。
経費率が安い
経費率=運営に関わる手数料の事です。
あなたに直接請求されるわけではありませんが、運用資金から決められた手数料が運営会社に支払われています。
長期投資の場合、手数料が安い所を選ぶのは重要なポイントです。
レバレッジかけていない
ETFの中には指数に対して3倍などレバレッジをかけた商品も存在します。
一時的な大きな値上がりも有る反面、暴落時の影響も非常に大きいです。
特に、暴落時は下落率が大きく早期償還のリスクが高い投資となります。
レバレッジETFは手数料も高いのも特徴です。
米国ETFおすすめの投資銘柄5選

今回ご紹介する米国ETFは以下5選です。
- VT
- VTI
- VOO
- VIG
- QQQ
順番に説明していきますね。
おすすめ米国ETF①VT
バンガード トータル ワールド ストック インデックス ETF(VT)
投資内容 | 米国を含む全世界の先進国株式市場および新興国株式市場 |
---|---|
経費率 | 0.08% |
分配金 | 四半期ごと |
配当率 | 2.43% |
純資産 | 168.44億米ドル |
直近の配当金 | 1株につき0.5524米ドル(2020年12月21日時点) |
株価 | 91.05米ドル(2020年12月21時点)最新の株価を調べる |
市場別保有配分(上位10市場)
米国 | 56.8% |
---|---|
日本 | 7.8% |
中国 | 4.4% |
英国 | 4.4% |
スイス | 2.8% |
カナダ | 2.7% |
フランス | 2.6% |
ドイツ | 2.3% |
オーストラリア | 1.8% |
台湾 | 1.6% |

米国ETF:VTの特徴
VTを購入するだけで、先進国や新興国市場を含む約47ヵ国の約8,000銘柄に分散投資が可能です!
全世界の投資可能な市場時価総額の98%以上をカバーしています。
米国だけでなく、先進国・新興国にも分散させて投資したい人はVTを選びましょう!
8,000社も分散投資されているのに、経費率0.08%は驚きですね。
おすすめ米国ETF②VTI
バンガード トータルストックマーケットETF(VTI)
投資内容 | 米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%をカバー |
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経費率 | 0.03% |
分配金 | 四半期ごと |
配当率 | 1.40% |
純資産 | 2002.10億米ドル |
直近の配当金 | 1株につき0.6741米ドル(2020年12月21日時点) |
株価 | 192.91米ドル(2020年12月22時点)最新の株価を調べる |

米国ETF:VTIの特徴
VTIを購入するだけで、アメリカ市場のほぼ100%に投資する事が可能です。
特徴は、約3,600銘柄に幅広く分散されていながら、経費率0.03%と激安な点。
世界一の米国市場全体に分散投資をしたいという方はVTIを選びましょう!
おすすめ米国ETF③VOO
バンガード S&P 500 ETF(VOO)
投資内容 | 米国の主要業種を代表する500銘柄で構成 |
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経費率 | 0.03% |
分配金 | 四半期ごと |
配当率 | 1.63% |
純資産 | 1,770.00億米ドル |
直近の配当金 | 1株につき1.3829米ドル(2020年12月21日時点) |
株価 | 339.59米ドル(2020年12月22時点)最新の株価を調べる |

米国ETF:VOOの特徴
VOOを購入するだけで、米国株主要企業500社へ分散投資が可能です。
特徴は大型株への分散投資と経費率0.03%。
米国の大手優良企業への投資+最安の経費率へ投資したい方はVOOを選びましょう!
おすすめ米国ETF④VIG
バンガード 米国増配株式ETF(VIG)
投資内容 | 大型株の中でも前年比増配の実績を持つ銘柄 |
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経費率 | 0.06% |
分配金 | 四半期ごと |
配当率 | 1.91% |
純資産 | 532.20米ドル |
直近の配当金 | 1株につき0.6644米ドル(2020年12月21日時点) |
株価 | 139.05米ドル(2020年12月21時点)最新の株価を調べる |

米国ETF:VIGの特徴
VIGを購入するだけで、 大型株の中でも前年比増配の実績を持つ182銘柄へ分散投資が可能です。
増配できるという事は企業業績が向上しているという事ですので、株価の成長も期待できます。
また、VIGの組み入れ上位に入る企業群は比較的ディフェンシブな銘柄が多く、調整局面でも株価の影響が小さいとも言われています。
おすすめ米国ETF⑤QQQ
インベスコ QQQ トラスト,シリーズ 1(QQQ)
投資内容 | ナスダック100指数と連動 |
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経費率 | 0.20% |
分配金 | 四半期ごと |
配当率 | 0.73% |
純資産 | 1500.55億米ドル |
直近の配当金 | 1株につき0.56133米ドル(2020年12月21日時点) |
株価 | 308.92米ドル(2020年12月21時点)最新の株価を調べる |
保有上位10銘柄と純資産総額に占める割合(%)
Apple | 12.24% |
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Microsoft | 11.39% |
Amazon | 10.84% |
4.17% | |
Alphabet Inc | 3.77% |
Alphabet Inc | 3.67% |
Tesla | 2.64% |
NVIDIA | 2.32% |
Intel | 2.30% |
Netflix | 2.12% |

米国ETF:QQQの特徴
QQQに投資するだけで、ナスダック100指数に連動した取引が可能です。
100銘柄と他のETFと比較して分散性が少ないのが特徴です。
また、GAFAM(Google・Amazon・Facebook・Apple、Microsoft)のみで4割以上の構成比となっています。
分散性は他ETFと比べて低いですが、QQQは大人気のETFです。
なぜなら、コロナ影響も受けずGAFAMの急成長=株価を上げ続けているためです。

米国ETFまとめ
今回ご紹介したETFは以下の通りです。
ティッカー | 経費率 | 配当率 | 分散性 | 純資産 |
VT | 0.08% | 2.43% | 約8,000社 | 168.44億米ドル |
VTI | 0.03% | 1.40% | 約3,600社 | 2002.10億米ドル |
VOO | 0.03% | 1.63% | 500社 | 1770.00億米ドル |
VIG | 0.06% | 1.91% | 182社 | 532.20億米ドル |
QQQ | 0.20% | 0.73% | 100社 | 1500.55億米ドル |
- 分散性を求める方:VT、VTI
- 経費率を求める方:VTI、VOO
- 増配性を求める方:VIG
- 成長性を求める方:QQQ
といった感じです。
・米国ETFには分散性や配当率など特徴がある
・経費率が安く長期投資に向いている
・おすすめ5選は純資産も大きく早期償還リスクも少ない
・米ドルでの取引のため、為替リスクは十分理解して投資する。
他にも米国債権ETFを紹介しています。

