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【比較】全世界株式オールカントリーとS&P500どっちを買うべきか?

悩み人
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「全世界株式」と「S&P500」はどっちを買うべきなんだろう?違いを分かりやすく教えて欲しい

本記事では、「全世界株式とS&P500どっちがおすすめか?」をテーマに違いと選択するポイントを解説します。

全世界株式とS&P500はインデックス投資をする方から高く評価されています。

それぞれメリット、デメリットがあるため「私にはどっちがおすすめなのか・・・?」と悩んでいる方も少なくありません。

そこで、本記事ではそれぞれの違いと購入する際のポイントを深堀りしていきます。

【本記事の結論】

どちらも低コストで運用できる素晴らしい投資商品である。
過去10年のパフォーマンスでは「S&P500」が優位。
但し、未来は不確実であるためどんな未来にも対応したい方は「全世界株式」を選択しよう。

全世界株式オールカントリーとS&P500を5つのポイントで比較

全世界株式とS&P500の指数に投資する方法は様々です。

  • 投資信託(emaxis slimなど)
  • ETF

本記事では時価総額が最も大きい以下ETFを比較検証していきます。

VT(全世界株式)

VOO(S&P500)

ポイント①運用管理費用(信託報酬)

信託報酬は銘柄を選ぶ上で大切なポイントです。

信託報酬比較は以下の通り

VT(全世界株式):0.08%/年

VOO(S&P500):0.03%/年

結論、信託報酬ではVOO(S&P500)が優位。

但し、VT(全世界株式)も年0.08%と超低コストでの運用が可能です。

仮に100万円投資をしても、年間手数料差は500円であり誤算の範囲と言えます。

ポイント②純資産

早期償還リスクもあるため、純資産も大切なポイントです。

純資産は以下の通り(2022年1月13日時点)

VT(全世界株式):259.86億ドル

VOO(S&P500):272.91億ドル

結論、純資産額でもVOO(S&P500)が優位です。

但し、どちらも時価総額2兆円を超えており早期償還の心配はありません。

ポイント③組入国の比較

続いて、組入国の違いをチェックしていきましょう。

投資国 全世界株式 S&P500
アメリカ 57.8% 100.0%
日本 6.5%
イギリス 3.8%
フランス 2.9%
カナダ 2.8%

全世界株式の組入国詳細は以下の通り

全世界株式も「57.8%」アメリカへ投資を行っています。

S&P500は米国時価総額の約8割あたるため、全世界株式の46%程度はS&P500に構成されると覚えておきましょう。

ポイント④年間収益率

2011年~2021年の年間収益率比較は以下の通りです。

年度 全世界株式 S&P500
2011年 -11.8% ‐2.9%
2012年 29.6% 27.0%
2013年 49.2% 60.4%
2014年 21.1% 31.7%
2015年 -2.2% 0.9%
2016年 2.9% 6.1%
2017年 20.3% 17.5%
2018年 -7.5% ‐7.7%
2019年 26.8% 30.5%
2020年 9.0% 10.3%
2021年 16.5% 19.4%

過去11年の年間収益率では

S&P500:8勝

全世界株式:3勝

という結果になっています。

比較チャートは以下の通り

結論、過去10年チャートではVOOのパフォーマンスが圧勝です。

直近の収益を参考にする方はVOOへの投資がベストな選択と言えます。

ポイント⑤組入上位5社

参考まで組入上位5社の比較もチェックしてみましょう。

企業名 全世界株式 S&P500
APPLE 3.4% 5.7%
MICROSOFT 2.7% 5.2%
AMAZON 2.2% 4.0%
 ALPHABET 1.4% 1.9%
FACEBOOK 1.2% 2.1%

上位5社は共にGAFAMへの投資を行っています。

VT(全世界株式):約8,000社

VOO(S&P500):500社

分散性の違いからVOOは上位5社への投資比率が高まります。

分散性を求める場合VTへの投資がベストな方法です。

全世界株式オールカントリーとS&P500どっちを買うべきか?5つのポイントで解説

全世界株式とS&P500の違いを解説しました。

続いて、「どっちを買うべきか?」をテーマに購入を検討する際のポイントを解説します。

ポイント①最安の手数料のこだわる

具体的な投資銘柄の信託報酬比較は以下の通り

全世界株式 S&P500
eMAXIS Slim 0.1144% 0.0968%
SBI Vシリーズ 0.1102% 0.0938%
たわらノーロード 0.132%
ニッセイ 0.1144%
三菱UFJ国際投信 0.22% 0.22%
ETF 0.08% 0.03%

結論、すべての投資商品にてS&P500が割安な信託報酬となっています。

但し、全世界株式も超低コスト運用が可能です。

(8,000社への分散投資と考えると全世界株式の運用コストは格安)

「絶対に最安の信託報酬が良い!」という方以外、信託報酬は気にするレベルではありません。

ポイント②新興国の経済成長を考える

悩み人
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これからの未来も米国一強が続くのだろうか?

過去10年のパフォーマンスでは米国市場が圧勝しています。

以下、S&P500と新興国ETFの比較

※パフォーマンス差は約5倍

但し、「これからの20年はどうなのか?」と言われると未来は誰にもわかりません。

新興国のパフォーマンスが米国を大きく上回るという可能性も考えられます。

このため、「どういった未来にも対応したい」という方は全世界株式を選択するのがベストです。

ポイント③分散性=暴落に強いわけではない

「ポートフォリオを分散させれば暴落に強くなる」と考え全世界株式を選択するのは危険です。

以下、コロナショック時の全世界株式とS&P500のチャート

結論、どちらの株式指数も大暴落しています。

パフォーマンスも大きな差はありませんでした。

暴落に強いポートフォリオを作る場合

  • 債券
  • 不動産

など、株式と異なる投資商品を保有する必要があります。

このため、「8,000社に広く分散することで暴落に強いポートフォリオになる」という事ではない点は注意しておきましょう。

ポイント④米国経済は世界に影響を与える

GAFAMを中心に米国企業は世界展開を行っています。

日本においても、

  • ネット検索:Google
  • 通販:Amazon
  • スマホ:Apple

など、今やなくてはならないサービスです。

「アメリカがくしゃみをすると日本も風邪をひく」という言葉があるぐらい日本は米国市場の影響を受けます。

ヨーロッパは日本ほど偏った貿易構造ではないにしても、米国市場が厳しい時は全世界に波及するという事は十分考えられます。

このため、世界展開をしている米国に投資をすることは、結果として全世界に投資をしているとも考えられます。

ポイント⑤すべての未来に対応したい

ここまで様々なポイントを解説してきましたが、「どんな未来にも対応したい」という方は全世界株式一択です。

インデックス投資は20年間など長期に渡り、株式市場にお金を投下します。

このため、全世界株式が好調になるターンも必ずあります。

悩み人
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やっぱり全世界株式に投資をしていたら良かった・・・

悔しい思いをしたくないという方は、どんな未来にも対応できる全世界株式がベストです。

但し、次に10年、20年も米国市場が強いという事も考えられるためパフォーマンスを比較して一喜一憂するのは辞めましょう。

全世界株式オールカントリーとS&P500【まとめ】

本記事では、「全世界株式とS&P500どっちがおすすめか?」をテーマに違いとポイントを解説しました。

ポイントをまとめると以下の通り

  1. 運用管理費用:S&P500が優位(但し誤差)
  2. 純資産額:S&P500が優位(但しどちらも2兆越え)
  3. 組入国:全世界の57.8%は米国
  4. 年間収益率:8勝3敗でS&P500は優位(過去11年)
  5. 組入上位5社:上位5社は同じ投資先

投資をする際の考え方は以下の通り

結論、「全世界株式」、「S&P500」共に手数料が安く分散性に優れた素晴らしい投資商品。

金融リテラシーが低いと言われている日本で米国株投資にたどり着いた方は、金融リテラシー上位10%以上です。

更に、「全世界株式」または「S&P500」を真剣に考えてる方であれば、将来を見据えた資産形成も安心と言えます。

過去のパフォーマンスに違いはあるも、最後は投資家の性格や考えがすべてです。

悩み人
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これからの20年はどうなるんだろう?

を自分なりに考えて最終投資商品を選択してみましょう。

以上、「全世界株式とS&P500どっちを買うべきか?」まとめでした。

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