本記事では「ポイント投資」をテーマに意味ないと言われるデメリット、活用するべきメリットを解説します。
現在、自社のサービスを活用したポイント投資を提供する証券会社が増加。
「手軽に始めることができる」、「余ったポイントを活用できる」などの利用価値があります。
但し、「意味がない」と言われるデメリットもあるため、始める前にポイントをチェックしておきましょう。
本記事で結論は
資産形成には入金力が求められる。
このため、ポイント投資のみでは資産形成にはならない。
但し、投資に慣れてみるきっかけとしては活用価値あり。
「ポイント投資」とは?
そもそも「ポイント投資とは?」について簡単に解説します。
ポイント投資とは?
手持ちの保有しているポイントを使用して金融商品を購入するサービス
日頃の買い物で還元されるポイントを活用して投資ができるため、手軽に始められるのがメリットです。
現在、ポイント投資を行えるサービスが増加しており
- 楽天ポイント
- Tポイント
- ANAポイント
- dポイント
- LINEポイント
などのポイントを活用して投資を始めることができます。
ポイント投資を検討している方は「自身が貯めているポイントは対応しているか?」をチェックしてみましょう。
続いて、ポイント投資のメリットについて解説します。
「ポイント投資」を活用するべき5つ理由(メリット)
メリット①気軽に投資体験ができる
ポイント投資のメリットは「気軽に投資ができる」という点です。
投資未経験の方が投資を始められない理由として
- 投資を始めるのは怖い
- 手軽に投資を始めたい
- 投資をするお金がない
など、資金面や損失に対する抵抗を持っている方も少なくありません。
その点、ポイント運用の場合余っているポイントを活用するため、手軽に投資を始める事ができます。
メリット②投資に対する知識が得られる
ポイント投資は実際の株価を活用するため、本番同様の値動きになります。
日々、保有している資産をチェックする事で
- なぜ株価は下がっているのか?
- 経済市況についてニュースを確認
- 為替や金利をチェックする
など、自然と投資に対する興味が生まれることで、知識を付けることできます。
メリット③ポイントの有効期限がなくなる
ポイント投資をする事で「有効期限がなくなる」という点もメリットです。
例:楽天ポイントの場合通常ポイントは「獲得した月を含め1年間」の有効期限
有効期限を確認しておらず「期限が過ぎていた」という経験をされた方もいるのではないでしょうか?
獲得したポイントを金融商品に変更する事で有効期限がなくなる点はメリットです。
メリット④複利の力で利益を出すことができる
投資信託へ長期投資をすることで、「年5%」程度のリターンが期待できます。
余ったポイントを毎月投資することで、気が付いたら大きな金額になっていたという事も少なくありません。
将来的に貯めたポイントで「家電を購入する」など、大きな買い物をするのにも最適です。
メリット⑤一度設定したら自動でOK
ポイント投資は一度設定したら自動で注文できます。
例えば、「毎月500ポイント積立する」という注文設定をした場合
- 500ポイント保有:全額ポイントで投資
- 300ポイント保有:300ポイント+200円現金
と、不足分は自動で現金投資をしてくれます。
「毎月注文設定が大変・・・」という心配はありません。
「ポイント投資」3つのデメリット

続いて「ポイント投資は意味がない」と言われるデメリットを深掘りしていきます。
デメリット①将来の資産形成にはならない
残念ながらポイント投資では本質的な資産形成にはなりません。
余ったポイントでの投資のため、基本的に100~2,000ポイント程度を積み立てる事に。
仮に、毎月1,000ポイント積立を続けた場合
- 10年間:約16万ポイント
- 20年間:約41万ポイント
まとまった金額ではあるも、老後2,000万円問題の解決と考えると物足りない金額です。
このため、ポイント投資に慣れてきたら無理のない範囲で自身の自己資金を投入することを意識しましょう。
デメリット②相場下落時など元本割れのリスクがある
すべての投資に共通することですが、「元本保証」ではありません。
2020年「コロナショック」では1ヶ月で40%を超える急落となりました。
貯めていたポイントが大幅に減少するという事もあるため、リスクとして事前に把握しておきましょう。
但し、暴落を体験することで「自身には投資が向いているのか?」を冷静に判断できるきっかけとなります。
そういった意味でもポイント投資を始める価値は十分にあると言えます。
デメリット③コストが割高になる場合も
ポイント投資は「手数料が高い」というデメリットがあります。
一部、証券会社では「アクティブファンド」のみ用意されており、年1%を超える信託報酬が設定されています。
但し、この点は大手ネット証券を活用することで回避可能。
基本的に、「ネット証券」で口座開設をするという点を覚えておきましょう。
「ポイント投資」おすすめの方法3選

具体的におすすめできるポイント投資は以下の通りです。
①楽天証券(楽天ポイント)

楽天証券はポイント投資で人気NO.1の証券会社。(利用者200万人越え)
日頃、楽天市場で買い物をされいるユーザーにおすすめです。
ポイント投資ができる金融商品は以下3種
- 投資信託
- 国内株式
- バイナリーオプション
最も利用者が多いのが「投資信託」へのポイント投資です。
利用状況をチェックすると、積立注文59%のユーザーがポイントを使用。

このため、「積立注文+ポイント投資」を行うのがベストな選択と言えます。
理想のポイント投資は
- 積立NISAを始める
- 楽天カードで決済する
- カード決済で得た1%をポイント投資に回す
詳しくは楽天証券公式サイトをどうぞ
➤楽天証券公式ホームページ
もっと詳しく知りたい方は「楽天証券積立NISAはじめ方」でも解説しています。

②LINE証券
LINE証券は「LINEポイント」を活用してポイント投資が可能です。
- 1ポイント1円
- ミッションクリアでポイントが貯まる
- 単元未満株も取引可能
貯めたLINEポイントを、「1ポイント=1円相当」としてLINE証券口座への入金に充当し、取引に利用する事ができます。

入金方法は以下の通り
- LINEポイント
- LINEPay残高へ移行
- LINE証券に入金
投資対象は「個別株」、「投資信託」へ投資が可能です。
日頃LINEポイントを貯めている方は利用を検討してみましょう。
詳しくはLINE証券公式サイトをどうぞ
➤LINE証券公式ホームページ
もっと詳しく知りたい方は以下記事でキャンペーンや口座開設の方法を解説しています。

③STOCKPOINT for MUFG

「STOCK POINT株式会社」が運営する、ロールプレイングの世界観で楽しみながらポイント投資が体験できるアプリです。
- Pontaポイントを活用して投資
- 米国株、仮想通貨への投資に対応
- ゲームを楽しみながら投資が可能
2022年10月から誕生した新しいサービスです。
Pontaポイントを活用し「1Pontaポイント=1キャッシュポイント」にて投資を行います。
毎日用意されるミッションを実施。

キャラクターをレベルアップさせることで、投資できる商品が増加していきます。

楽しみながらポイント投資を始めたい方は、利用を検討してみましょう。
アプリダウンロードは以下からどうぞ(利用料無料です)
「STOCKPOINT for MUFG」の使い方、評判は以下で詳しく解説しています。

【ポイント投資は意味がない】まとめ
本記事では「ポイント投資」をテーマに、メリット、デメリットを解説しました。
【ポイント投資のメリット】
【ポイント投資デメリット】
ポイント投資は「投資を体験する」、「ポイントの有効期限をなくす」などのメリットがあります。
但し、ポイント投資だけでは将来の資産形成にはなりません。
このため、ポイント投資に慣れたら無理のない範囲で自己資金を投資することをおすすめします。
以上、「ポイント投資」メリット、デメリットまとめでした。
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