本記事では「株式投資やめたほうがいい人」をテーマに特徴と対策を解説します。
現在、NISAなど「非課税制度」を中心に株を始める方が増加しています。
但し、元本保証ではない投資のため「すべての人におすすめ!」というものではありません。
そこで、本記事では「株式投資はやめたほうがいい人」の特徴を具体的に解説していきます。
「株式投資はやめたほうがいい人」6つの特徴

株式投資をやめたほうがいい人の特徴は以下の通りです。
特徴①生活に必要な余剰資金がない人
株式投資にはリスクがあります。
コロンショックでは短期間で40%を超える大暴落となりました。
通常時でも3%超える株価下落も珍しくありません。
資金に余裕がない状態で投資を行ってしまった場合、冷静な判断が出来ず「狼狽売り」をしてしまう元になります。
まずは、投資を始める前に「貯蓄」、「固定費の削減」から始めることをおすすめします。
固定費の削減には「家計簿アプリ」を活用して節約を行いましょう。

特徴②短期的な利益を求める人
「1年で資産を2倍に!」と考える場合、信用取引などリスクが高い投資が必要になります。
信用取引は少ない資産で数倍の投資ができる反面、損失のスピードも数倍に。
一部ネットでは大成功をしている優秀なトレーダーが注目されますが、その裏で多くの投資家が市場から退場しています。
このため、短期的な利益を求める投資は危険です。
特徴③他人の意見を鵜呑みにする人
SNSを中心に「○〇の株がおすすめ」、「絶対に儲かる銘柄!」などの意見が散見されます。
また、株雑誌でも「今買うべき割安株」なども良くみられる情報。
SNSも株雑誌も有益な情報ツールですが、他人の意見を鵜呑みにするのはNGです。
人ぞれぞれ、資産額、性格、リスク許容度が異なります。
また、「絶対に儲かる」投資は存在しません。
他人の意見は、投資をする1つの情報として扱い、最終判断は自身で行うことをおすすめします。
特徴④計画的な行動が取れない人
一例ですがルールは以下の通り
- 毎月5万円積立投資をする
- マイナス10%で損切りする
- 信用取引はやらない
ルールは人それぞれ異なりますが、事前に決めたマイルールを都合よく変更していては資産形成をすることはできません。
特に、損切りは投資家にとって辛い行為です。
「10%損失が出たら損切りする」というルールを設定しても、いざ損切りラインにきたら行動できないという方も少なくありません。
資産形成をしたいと思ったら、「計画的な行動がとれる」というのも大切なポイントです。
特徴⑤投資の勉強をしない人
そもそも、「勉強は必要か?」という議論があるかと思いますが、結論投資の勉強は「必要」です。
投資の勉強というと様々あり、
PER(株価収益率) | 15倍以下なら割安 |
---|---|
PBR(株価純資産倍率) | 1倍以下なら割安 |
ROE(株主資本利益率) | 10%以上が目安 |
などの、ファンダメンタル分析に必要な代表的指標はもちろん、日々の市況や経済ニュースのチェックも大切です。
また、投資家にスタイルによっては
- 移動平均線
- 一目均衡表
- ボリンジャーバンド
などのテクニカル分析も必要となります。
このため、株に関して勉強しない人は安定した利益をあげることは困難です。
特徴⑥感情的に行動してしまう人
特に、保有株で大きな損失がでている時など、感情的になってしまうのが人間です。
含み損はすべての投資家にとって辛い時ですが、冷静に次の行動を考えられる方でないと資産形成は難しい現実があります。
【株式投資はやめたほうがいい人へ】具体的対策5選

株をやめたほうがいい人に向けて具体的な対策を解説します。
対策①まずは独学でお金をかけずに勉強する
具体的には以下の通り
- YouTube
- 株情報サイト
- 投資書籍
- 株雑誌
無料~数千円で有益な情報が得られます。
スマホを活用することで場所を選ばず勉強も可能。
まずは、独学で株の勉強を行うことをおすすめします。

対策②デモトレードアプリを活用する
デモトレードアプリを活用して、お金をかけずに投資の体験をしてみることもおすすめです。
デモトレードアプリのメリットは以下3点
- リスクなく投資の練習ができる
- アプリを通して投資が学べる
- 無料で利用可能
結論、利用料無料で「自身には株が向いているのか?」をチェックすることができます。
具体的おすすめはアプリは「株たす」です。

- 本物の株価を使用しリアル体験
- 取引銘柄3,600銘柄以上
- 漫画で株式投資が学べる
取引銘柄3,600社と国内上場企業のほとんどの株に投資体験をすることができます。
ダウンロードは以下からどうぞ(無料で使用可能です)

対策③少額投資でリスクを抑えて練習する
最近では、単元未満株(1株)から投資ができるサービスを提供する証券会社が拡大しています。
単元未満株なら大手企業も以下価格から投資ができます。
- KDDI:約3,500円
- トヨタ自動車:約9,700円
- 任天堂:約54,000円
「株式投資=大金が必要」というイメージが有りますが、手軽にチャレンジが可能です。
まずは少額からリスクを抑えた投資で「感情的にならず投資ができるか?」などセルフチェックすることをおすすめします。

対策④投資信託やETFを積立投資する
個別株取引には「短期的な株価上昇」、「株主優待」など多数魅力があります。
但し、個別株にはリスクもあり
- 企業の不祥事
- 業績不振による株価下落
- 最悪企業の倒産も
保有している株が無価値になることもあります。
このため、リスクの大きさから「自身には個別株は向かない・・・」と感じたら素直に投資信託、ETFの購入がおすすめです。
投資信託、ETFの場合、投資企業が分散されているため特定の企業に問題が発生しても大きな影響を受ける事がありません。
具体的なおすすめ投資信託は以下記事で解説しています。

対策⑤株以外の投資を検討する
ここまで「株式投資はやめたほうがいい人」をテーマに解説しました。
結論としては、「株にはリスクがあり万人におすすめ!」というものではありません。
セルフチェックした結果、「私はやめたほうがいいな・・・」と思ったらやらないという選択肢も否定されるものではありません。
投資は様々あるため、あなたに合ったものを見つけるのベストです。
株以外の1つの選択肢として「不動産クラウドファンディング」もおすすめです。
特徴としては
- 1万円から投資が可能
- 物件の詳細がチェックできる
- リターンの上限を設けない配当
など、少額から安定した配当が可能です。
但し、現状異常な人気となっており募集額に対して「10倍以上の申し込み」という事も少なくありません。

手軽に当選するものではありませんが、投資家登録を行い根気強く人気物件へ申し込みをしみてるのもおすすめです。

「株式投資はやめたほうがいい人」まとめ
本記事では「株式投資やめたほうがいい人」をテーマに特徴と対策を解説しました。
やめたほうがいい人の特徴
具体的対策5選
結論、株取引にはリスクがありますが、正しい投資を継続すれば資産形成は可能です。
但し、資産額、年齢、家族構成など様々なため、万人におすすめできるものではありません。
「生活資金に余裕がないな・・・」と思ったらまずは固定費の削減を行い、余裕ができたお金で少額から投資を始めることをおすすめします。
以上、株式投資やめたほうがいい人特徴、まとめでした!
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