投資手法

【検証】「テンバガー(10倍株)の特徴とは?」見つけ方を5つのポイントで解説

悩み人
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将来テンバガー株を保有したい。テンバガーを狙うにはどんな特徴の株を購入したらいいんだろう?

本記事では、「テンバガーになる銘柄の特徴」をテーマに5つのポイントを解説します。

テンバガーとは保有株が10倍になる事を指します。

購入価格が100万円の場合1,000万円になる事から、個人投資家であれば一度は「保有したい!」と考えている方も少なくないでしょう。

こんな夢のあるテンバガーを実例を参考にポイントを深掘りします。

本記事の要点まとめ

①テンバガーはピーターリンチ氏著書にて使用された

②10年間でテンバガー株は164社

③新興企業かつ小型株が狙い目

④テンバガーを狙う際の注意点も理解する

⑤無料で使えるスクリーニングツールを活用しよう

(基本)テンバガーとは?

まずは、「テンバガーとは?」について解説します。

テンバガーとは?

「保有株が10倍になる」事を指す

バガーの意味は野球用語の「塁打」

直訳すると、「10塁打」になるほどの株価の上昇という意味になります。

この言葉の始まりは、米国伝説の投資家「ピーターリンチ氏」著書にて使用された事が始まりです。

造語であるも現在テンバガーは多くの投資家に認識されており、一般的に使用しても問題ありません。

ちなみに、2011~2020年10年間でテンバガーになった国内株は「164社」

日本の上場企業数は「3,822社」(2022年5月末時点)であり「約4%程度」がテンバガーになったという計算になります。

10年間という長期で164社であるため、テンバガー株を見つける事は簡単な事ではありません。

そこで本記事では、テンバガーになった過去の銘柄から5つの特徴を深堀りします。

「テンバガー株」5つの特徴(見つけ方)

テンバガー株の特徴は以下の通りです。

①時価総額 300億円未満
②新興企業 上場してから5年以内
③経営者 創業者が社長or筆頭株主
④高成長企業 年20%以上の売上成長率が理想
⑤成長業界 情報通信やサービス業など成長している業界

順番に解説します。

特徴①時価総額300億円未満

テンバガーは小型株に注目

10年間でテンバガーになった株の「164社中157社」が時価総額300億円未満の会社という特徴があります。

小型株の方が成長性が高いという点が要因です。

例:トヨタ自動車:時価総額約33兆円

この時価総額が「今後10倍の330兆円になる可能性があるのか?」と考えた場合、市場規模や成長性から困難な現実があります。

但し、時価総額100億円の場合、新たな市場を創出する事で1,000億円は十分狙えるラインです。

このため、テンバガーを狙う場合、まずは「300億円未満の小型株」を狙うようにしましょう。

特徴②上場してから5年以内の企業

歴史が浅いベンチャー企業に注目

革新的な技術や特許が世の中に知られていない場合、割安で放置されている可能性があります。

また、企業は上場する事で

  • 資金調達による新たな投資
  • 企業の知名度および信用度の向上
  • 優秀な人材確保

など多数のメリットを得ます。

特に注目するべきは「新たな新規投資による業績向上」です。

新興企業は上場をきっかけに大きく業績を上げる事も少なくありません。

テンバガーを探すポイントとして、「上場5年以内」という点もチェックしましょう。

特徴③創業者が代表取締役社長or筆頭株主

創業者が「筆頭株主」であるか注目

テンバガーを狙う場合、株主名簿にも注目する事をおすすめします。

創業者が筆頭株主の場合

  • 新たな事業の挑戦が容易
  • 意思決定が早い

という特徴があります。

このため、テンバガーを狙う場合「創業者+株主」についてもチェックをしましょう。

一方、経営者の能力次第では業績下降リスクがある点は注意が必要です。

特徴④高成長企業である(特に売上)

売上成長率年20%以上の企業を調査

株価上昇には業績拡大が必要不可欠です。

但し、成長率20%はあくまで1つの指標であり業界によって大きく異なります。

大事なポイントは「毎年企業売上が成長している」という点に注目しましょう。

利益も大切なポイントですが、売上ほど気にする必要はありません。

新興企業の場合、自社のサービスをより多くの消費者に認知させるため販促広告に注力。

数年赤字の企業も存在しますが、サービスが世間に浸透した後販促広告費用を抑える事で回収が可能になります。

Saas系企業の「(3994)マネーフォワード」や「(4478)フリー」など赤字継続にも関わらず、株価が上昇しているのはこのためです。

特徴⑤成長が見込まれる業界である

業界全体の成長率に注目する

過去10年のテンバガー銘柄では

  • 情報通信業:42%
  • サービス業:14%

という結果になっています。

情報通信業の割合が多い事から分かるように、「市場全体が拡大している」という点も大切なポイントです。

市場全体が拡大している+他社のサービスと比較して

  • どこが優れているか?
  • 独自性があるか?
  • 事業継続性はあるのか?

などを調べて銘柄を選択しましょう。

「テンバガー銘柄」へ投資をする際の4つの注意点

テンバガー株の保有を目指す場合、以下4点に注意しましょう。

順番に解説します。

①自分が良く知っている分野に投資をする

中小型投資の神様「ピーター・リンチ」の言葉です。

本業と関連する企業や自身が興味のある分野に投資を行いましょう。

テンバガー銘柄を探すには「徹底的に企業調査」をするという事が大切です。

そのため、企業分野について「深く理解できる」or「知っている銘柄」から選定をする事が必要と言えます。

自身の知識を活用し、他の投資家に見つける事ができない企業優位性を発見してみましょう。

企業の機密情報などインサイダー取引はNG

②市場の短期的な変動は無視する

ピーターリンチ氏の以下格言から引用

株ではなく企業に投資をしなさい。
市場の短期的な変動については無視をする。

金利や市況などで株価は日々変動しています。

但し、企業の本質的ビジネスは短期的に変わる事がありません。

このため、短期的な変動は気にせず、「予定通り企業成長はしているか?」という点に注目しましょう。

③プロ(機関投資家)がカバーしていない銘柄へ投資をする

「まだ注目されていない株」に投資をしましょう。

四季報などを通して、機関投資家がカバーしていない銘柄へ投資をする必要があります。

結果的には、テンバガー特徴にもある

  • 新興企業である
  • 時価総額が小さい

など、まだ市場から正しく評価されていない(注目されていない)銘柄がテンバガーになる可能性を秘めています。

④特定顧客に依存している企業は避ける

「主力販売先1社で売上の過半数を超えるよう企業」は投資を避ける必要があります。

このため、「自社販売ツールがある」、「販売先が分散されている」など売上の作り方にも注目する必要があります。

主要販売先の気分次第で業績が急落する可能性があるため、販売先にも注意しましょう。

本注意点は、「ピータン・リンチの株で勝つ」でより詳しく学ぶ事ができます。

投資の極意が学べる良書なのでよければぜひチェックを。

 

また、書籍「ピーターリンチの株で勝つ」要約を以下で詳しくまとめています。

書評【ピーターリンチの株で勝つ】要約まとめ│学ぶべき7つのポイント 本記事では、書籍「ピーターリンチの株で勝つ」から学ぶべき7つのポイントを解説します。 「ピーターリンチの株で勝つ」は、個別...

「テンバガー銘柄」見つけ方、探し方

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バフェットコードでのスクリーニング方法

バフェットコードにログイン

②条件検索ボタンを押す

③検索対象を入力する

スクリーニング設定の一例として以下の通り入力

  • 時価総額:300億円以下
  • 上場年数:5年以下
  • 売上成長率:3年連続20%増

比較する表示項目は以下の通り追加可能

上記スクリーニングの結果11社のみヒット

各企業名をクリックする事で、より詳しい情報をチェックする事が可能です。

「バフェットコード」の使い方ついては以下記事で詳しく解説しています。

【無料分析ツール】バフェットコード使い方、評判を解説│見るべきポイントは5つ 本記事では、企業分析に使える情報サイト「バフェットコード」をテーマに使い方、評判を解説します。 バフェットコードはスクリー...

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【2022年12月】株分析アプリ「カビュウ」使い方、評判を解説│米国株にも対応カビュウはユーザー満足度向上を目的に随時アップデートを実施。 このため、本記事では毎月最新の情報を更新しています。 ...

テンバガー(10倍株)特徴、見つけ方【まとめ】

本記事では、「テンバガー(10倍株)になる銘柄の特徴」をテーマに見つけ方と注意点を解説しました。

【テンバガー銘柄の特徴】

①時価総額 300億円未満
②新興企業 上場してから5年以内
③経営者 創業者が社長or筆頭株主
④高成長企業 年20%以上の売上成長率が理想
⑤成長業界 情報通信やサービス業など成長している業界

【テンバガー銘柄の注意点】

  1. 自分が良く知っている分野に投資をする
  2. 市場の短期的変動は無視する
  3. プロ(機関投資家)がカバーしていない銘柄へ投資をする
  4. 特定顧客に依存している企業は避ける

「テンバガー株保有したい」という方は「バフェットコード」を活用したスクリーニングを行いましょう。

但し、長期投資が前提になるためすべての銘柄でテンバガーを目指すのはリスクがあります。

このため、「カビュウ」を活用して保有資産を細かくチェックし、状況に応じて売却を検討する事も必要です。

以上、テンバガー株特徴、見つけ方まとめでした。

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