本記事では、「株式投資に役立つ情報サイト」をテーマにおすすめ解説します。
企業は株主への責務として「決算発表」、「月次リリース」を定期的に発表します。
但し、チェックする企業が多くになるにつれて、1つずつ情報を取得するのは大変です。
このため、効率良く情報収集を行う方法として有益な情報サイトを抑えておきましょう。
すべて、無料で活用できる有益な情報サイトであるためブックマーク推奨です。
「株情報サイト」見るべき3つのポイント

まずは、株情報サイトでチェックするべき3つのポイントを解説します。
すぐにおすすめサイトを知りたい方は以下をタップすると移動できます。
ポイント①企業決算をチェックする

株式投資において「決算」、「適時開示」のチェックは必要不可欠です。
「自身の保有株」、「気になる企業の株」を情報サイトを活用してチェックしましょう。
本記事で紹介するサイトは情報の速報性が高いものばかりです。
最新情報を効率良くチェックする事ができます。
ポイント②信頼がおける情報サイトを活用する

世の中には、情報の真偽や出所が不明な怪しいサイトも存在します。
特に、決算や月次レポートは情報の正確性が大切です。
このため、企業サイトや多くのユーザーから高い評価を得ている情報サイトを活用するようにしましょう。
本記事では信頼のおける情報サイトのみまとめています。
ポイント③新しい銘柄選定に活用する

情報サイトを活用する事で、新しい投資先を見つける事が可能です。
長期的な業績をチェックできるツールもあるため、隠れた優良企業を見つけるのにも最適。
情報ツールを活用し企業の本質的価値を調べてみましょう。
【完全版】株式投資に役立つ情報サイト15選

1位:バフェットコード

「バフェットコード」は長期的な企業スクリーニングができるツールです。
- 企業スクリーニングに最適
- 過去10年の企業業績がチェック可能
- グラフで業績を表示
スクリーニングに悩んだらまずはバフェットコード活用しましょう。
以下の通り「売上高」、「営業利益」など過去10年間の業績推移をグラフで表示。

また、複数の企業比較にも対応しています。
例:「KDDI」と「ソフトバンク」を比較

企業の本質的価値を調べ、新たな投資先を見つけるのに最適です。
バフェットコードの詳しい使い方は以下記事で解説しています。

2位:Yahoo!ファイナンス
「Yahoo!ファイナンス」は投資メディアとして最大規模のサイトです。
- 最新の経済ニュースに対応
- 値上がり、値下がりランキングが分かる
- 掲示板機能あり
運営者「Yahoo!JAPAN」と情報の信頼性、速報性も高いのが特徴です。
また、掲示板機能を活用して「今投資家が決算を見てどう判断したか?」を知る事ができます。
Yahoo!ファイナンスについてはアプリの活用もおすすめです。

3位:株探(かぶたん)

「株探(かぶたん)」は個別銘柄の分析に必要な機能が揃っているサイトです。
- 決算速報が確認可能
- 簡易スクリーニングに対応
- 市況を網羅的にチェックできる
投資初心者からベテラン投資家まで幅広く活用されている株情報サイトです。
決算情報に困ったら、株探からチェックする事をおすすめします。
株探の詳しい使い方は以下記事で解説しています。

4位:IRBANK

「IRBANK」は各種ランキングから新しい投資先を見つけるのに最適です。
- 決算速報がチェックできる
- 各種ランキングで投資銘柄を発掘
- 長期的な業績確認が可能
特徴は、2013年~2021年と長期的な業績確認に対応している点です。
決算データを確認できるサイトは多くあるも「長期データは有料・・・」というサイトも少なくありません。
その点、IRBANKはすべて無料で情報を確認する事が可能です。

IRBANKの使い方は以下記事で詳しく解説しています。

5位:モーニングスター

「モーニングスター社」が取り扱う株情報サイトです。
- 株式ニュースに対応
- PTSランキングが確認できる
- 投資信託ポートフォリオが学べる
特徴は、PTS(夜間取引市場)ランキングに対応している点です。
ランキングはTOP100社まで確認できます。

また、投資信託の正しいポートフォリオについて学ぶ事も可能です。
6位:日本経済新聞

「日本経済新聞」は幅広くニュースを確認する事ができます。
- 日経新聞社と情報の信頼性が高い
- 政治やスポーツなど幅広く情報取得可能
- 情報の速報性が高い
多くのビジネスパーソンに評価をされている情報サイトです。
但し、すべての記事を見るには「有料登録」が必要な点は注意しましょう。
(無料会員でも月10件であれば閲覧可能)
(裏技)日経新聞を無料で読む方法を解説しています。

7位:トレーダーズ・ウェブ

「トレーダーズ・ウェブ」は株式投資に特化した情報サイトです。
- 株に関する情報を効率的に取得できる
- 米国株情報も取得可能
- 銘柄スクリーニングもできる
特徴は、「一番搾り」という買い推奨銘柄チェックできる点です。
利用には有料会員「月額契約11,000円(税込)」が必要。
但し、数日前の推奨銘柄は無料確認が出来るので、新たな投資先の選定に活用することができます。
8位:株マップ.COM

「株マップ.com」はクォンツ・リサーチ株式会社が提供している投資情報サイトです。
- 新しい投資先を見つけるのに最適
- 各種銘柄ランキングに対応
- シミューレーション取引ができる
情報サイトとしての活用方法は「ランキング指標」及び「スクリーニング機能」です。
- 騰落率、注文ランキング
- 質問に答えて銘柄簡単検索
- 簡易スクリーニング機能
など、投資先を選定するのに便利な機能がたくさんあります。
また、株シミュレーション取引にも対応しており、練習トレードにも最適です。
株マップ.COMの使い方は以下記事で解説しています。

9位:四季報オンライン

「四季報オンライン」は、書店で販売されている会社四季報のネット版です。
- 企業業績チェックができる
- 決算スケジュールが一目でわかる
- 四季報発売前に情報が先取り可能
特徴は、四季報発売前に先取りして情報を得る事ができる点です。
但し、有料会員(月1,100円税込)が必要なため、一度無料でサイトを確認後ご検討下さい。
10位:日経225先物リアルタイムCME SGX

「日経225先物リアルタイムCME SGX」は、世界の主要株価指数をリアルタイムで確認できます。
- 先物指数がチェック可能
- 主要ニュースも確認できる
- 原油、仮想通貨にも対応
特徴は、先物指数をリアルタイムでチェックできる点です。
市場オープン前に先物市場を確認したい方は活用してみましょう。
11位:FISCO(フィスコ)

「FISCO(フィスコ)」はマーケット速報や企業情報をチェックする事ができます。
- 個別企業を多面的に分析
- 当日のピックアップ銘柄をチェック可能
- 注目ニュースが閲覧できる
特徴は、FISCO独自のおすすめ銘柄が確認できる点です。
決算や月次レポートを通して、今後の予測を確認する事ができます。
12位:みんかぶ

「みんかぶ」は個人投資家の株価予想をチェックする事ができます。
- 月別の株主優待リストが見れる
- 為替、先物価格もチェックできる
- 主要マーケットのニュースも閲覧可能
特徴は、個人投資家の予想売買傾向を確認できる点です。

個人投資家の「買いたい・売りたい」予測から今注目されている銘柄を知る事ができます。
但し、思惑や期待も含まれているためあくまで参考情報として活用をおすすめします。
13位:Ullet(ユーレット)

「Ullet」は上場企業約4,000社の決算報告をチェックする事ができます。
- 通期、四半期業績が確認可能
- 企業の関連ニュースも閲覧できる
- ワンクリックで分析
検索バーに調べたい企業を入力するだけで、企業情報を確認する事が可能です。
業績だけでなく、B/S、P/Lにも対応しています。

14位:株アルゴREAL

「株アルゴREAL」はテクニカル分析から今後上昇が期待できる株を確認する事できます。
- 無料で予測がチェックできる
- 毎日新しい予測を発表
- 低位株特注もあり
個人的おすすめはサイト上部の「買いサイン」の活用です。
ゴールデンクロスや上値抵抗線突破企業など手軽に情報を取得する事ができます。

15位:株価アルゴリズム

「株価アルゴリズム」は東証に上場している全銘柄からシグナルを毎日公開しているサイトです。
- シグナル別に対象企業を発表
- テクニカル分析の勉強にも使える
- 新しい銘柄選びに最適
株のテクニカル分析を学びたい方は株価アルゴリズムの活用がおすすめです。
「買いシグナル」、「売りシグナル」も図解を通して分かりやすく学べます。
「株情報サイト」気になる3つの質問

質問①有料の株情報サイトはおすすめか?
株情報サイトの中には「今後株価が上がる10銘柄」など推奨銘柄を教える事で対価を得るサイトが存在します。
サイトの「信頼性」、「予測の正答率」は不明であるため賛否が分かれます。
但し、間違いなく言えるのは「株価の未来は誰にも分からない」という点です。
投資の神様「ウォーレンバフェット氏」も2020年航空株購入で大きな損失を出しています。
このため、未来の株価を的確に予測する事は不可能です。
また、本当に上昇する株が分かるのであれば投資顧問業などせず、自身で株を購入した方が効率的とも考えられます。
頭ごなしに否定するのも良くありませんが、「自身に本当に必要な情報か?」をしっかりと検討する事をおすすめします。
質問②情報が最も早いツールを教えて欲しい
今回紹介した情報ツールはすべて速報性が高いのが特徴です。
但し、サイト構成上アップデートにタイムラグが発生します。
このため、最も速報性に優れるツールとしては「Twitter」などSNSとなります。
自身の気になる企業名をTwitterで検索する事で、決算情報など素早くチェックする事ができます。
効率良くTwitterの株情報を集めたい方は「株ライン」の活用も有効です。

質問③情報収集に最適なアプリを教えて欲しい
株の情報収集に最適なアプリを探している方も少なくありません。
決算や月次リリースを確認したい場合、「適時開示アプリ」の活用がおすすめです。
企業の発表と合わせてアプリで通知を受け取る事ができます。
例:「カビュウ」を活用した適時開示の確認

無料アプリを活用して情報収集をしたい方は「適時開示アプリ」を活用してみましょう。

株式投資に役立つ情報サイトまとめ
本記事では「株式投資に役立つ情報サイト」をランキング形式でまとめました。
紹介した情報サイトは以下の通り
※サイト名をタップすると各種サイトに移動できます。
1位 | バフェットコード |
---|---|
2位 | Yahoo!ファイナンス |
3位 | 株探(かぶたん) |
4位 | IR BANK |
5位 | モーニングスター社 |
6位 | 日本経済新聞 |
7位 | トレーダーズ・ウェブ |
8位 | 株マップ.com |
9位 | 四季報オンライン |
10位 | 日経225先物リアルタイム |
11位 | FISCO |
12位 | みんかぶ |
13位 | Ullet |
14位 | 株アルゴREAL |
15位 | 株価アルゴリズム |
株式投資には情報収集が必要不可欠です。
このため、無料で使えるサイトを活用して効率よく情報収集を行いましょう。
以上、株式投資に役立つ情報サイトまとめでした!
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