本記事では「おかねのコンパス終了」をテーマに、サービス終了に関する詳細と乗り換え先のアプリを解説します。
連携数無制限の家計簿アプリとして人気を得ていた「おかねのコンパス」が、サービス終了を発表しました。
当サイトでも「操作性」、「情報量」、「更新速度」の点で素晴らしいアプリとして長らく利用を推奨。
数千人の方にダウンロードを頂いた経緯も踏まえて、しっかりと終了理由と移行先を解説していきます。
「日頃利用していたおかねのコンパスが利用できなくなる・・・」と困っている方はチェックしておきましょう。
おかねのコンパス終了に関する口コミ
まずは、おかねのコンパス終了に関する口コミをチェックしましょう。
【悲報】お金のコンパス、サ終
めっちゃ愛用してたのに😂
他に資産管理アプリでおすすめありますか？— 天パ郎@資産1億貯めるマン (@100milionman) April 1, 2024
サービス終了に伴い移行先を探すユーザーの声
最近使い始めてたお金のコンパスがサービス終了しちゃうのか、マネフォも試したけどなんか合わなかったからやめたんだけどどうしようかな
— もか (@04nm) April 1, 2024
おかねのコンパスの操作性を評価
お金のコンパスがサービス終了なのね。まあ無料だったし仕方ないかという気もする。
— bombom (@bombom583) April 1, 2024
無料アプリであるため仕方ないという声も
完全無料で利用できる家計簿アプリとして、おかねのコンパスは高い評価を得ていました。
それだけに、今回のサービス終了発表を悲しむ声が多く乗り換え先アプリを早急に探す必要があると言えるでしょう。
【なぜ？】おかねのコンパス終了理由
続いて、おかねのコンパス終了理由について解説します。
家計簿アプリ市場を抑えようと、2020年以降大手企業が多数サービスを展開していました。
一方、多額のマーケティング投資を行ったにも関わらず市場シェアを抑えることができず2023年以降撤退が相次いでいます。
- Mable（三菱UFJ銀行）
- スマー簿（NTTドコモ）
- マイトレード（NTTドコモ）
家計簿アプリは、「マネーフォワードME」が市場の4割以上と圧倒的なシェアを保有。
市場の41.7％を保有すると、ランチェスター戦略上「首位で安定が見込めるシェア」とされる
また、家計簿アプリは無料プランのユーザーが大多数を占めるのが課題です。
おかねのコンパスのキャッシュポイントは、「保険」、「投資」サービスの販売。
残念ながら、想定を超える利用者が確保できなかったことがサービス終了の要因と言えるでしょう。
企業がサービスを継続させるには、キャッシュポイントが必要
マネーフォワードMEが連携数10→4件に改悪されたが、サービス継続には正しい対応と言える
家計簿は長期的な連携が求められるため、シェア率NO.1かつ収益が確保できているアプリを利用するのが最適
おかねのコンパス終了スケジュール
おかねのコンパス終了スケジュールは以下の通りです。
| 2024年4月中旬 | 「そなえるコンパス」ダウンロード終了 |
| 2024年4月30日 | 「そなえるコンパス」サービス終了 |
| 2024年6月中旬 | 「おかねのコンパス for TT」ダウンロード終了 |
| 2024年6月30日 | 「おかねのコンパス for TT」サービス終了 |
家計管理として利用していたユーザーは、6月末にサービス終了が行われる
このため、サービス終了までに乗り換え先アプリを抑えておきましょう。
おかねのコンパス終了を発表│乗り換え先アプリおすすめ5選
おかねのコンパスサービス終了に伴う、おすすめ乗り換え先アプリは以下の通りです。
順番に解説します。
各種紹介アプリ以下ボタンを押すとダウンロードページに移動
勝手にダウンロードが始まることはない
気になるアプリがあればストアレビューもチェックしてみよう
①マネーフォワードME
マネーフォワードMEはおかねのコンパスからの移行先最有力のアプリです。
| 自動連携 | 有り |
|---|---|
| 口座連携数 | 無料：4件、有料：無制限 |
| レシート読み取り | 有り |
| 資産更新頻度 | 1分程度 |
| 特徴 | 家計簿アプリ利用率NO.1 |
| 課題 | 無料版の連携数が課題 |
- アプリ操作性の評価が高い
- 無料版でもレシート撮影機能あり
- 2,635社の銀行・クレジットカードなどに連携可能
家計簿アプリで迷ったらまずはマネーフォワードMEの活用がおすすめです。
レシート撮影機能があるため、現金での支出管理にも対応。
有料版は月500円ですが、固定費削減効果を考えると課金の価値は十分あります。
まずは、無料版から使用感をチェックしてみましょう。
家計簿アプリのサービス終了が相次ぐため、利用率NO.1のアプリを抑えるのが最適解と言える
【マネーフォワードME情報まとめ】
②ファミリーバンク
「ファミリーバンク」はアプリ上で共通口座を登録し管理するアプリです。
| 自動連携 | 有り |
|---|---|
| 口座連携数 | 制限無し |
| レシート読み取り | 無し |
| 資産更新頻度 | 1分程度 |
| 特徴 | パートナーとの家計簿共有に特化 |
| 課題 | レシート読み取り機能は非対応 |
家族口座を登録するとアプリ上で資産状況を共有することができます。
残高はもちろん「入金」、「支払」までトータル管理が可能。
このため、貯蓄用の家族入金口座を管理するのに良いでしょう。
毎月の入金額と入金状況についてもアプリで管理することができるのが特徴です。
家族用としてはもちろん、個人用としての利用もできるため一度使用感をチェックしてみましょう。
個人用と家族用の資産管理がボタン1つで切替できる
【関連記事】ファミリーバンク詳細レビュー記事
③Zaim
「Zaim」は900万ダウンロードを超える人気家計簿アプリです。
| 自動連携 | 有り |
|---|---|
| 口座連携数 | 無料：無制限 |
| レシート読み取り | 有り |
| 資産更新頻度 | 無料：数日 有料：数分 |
| 特徴 | 無料でも連携無制限+レシート自動読み取り付き |
| 課題 | 無料版は即日更新できない |
- 連携可能数は無制限
- 無料版でもレシート読み取り機能あり
- 不正利用対策がある
無料版でも連携数「無制限」+「レシート自動読み込み機能付き」という点が強みと言えます。
このため、サービス終了が発表されたおかねのコンパスの乗り換え先として検討しているユーザーも少なくありません。
但し、無料版は資産即日更新に非対応という点は課題が残ります。
「最新の資産チェックは不要」という方であればストレスなく利用可能です。
【関連記事】Zaim詳細レビュー記事
④Moneytree
「Moneytree」は無料版でも50口座連携可能な家計簿アプリ。
| 自動連携 | 有り |
|---|---|
| 口座連携数 | 無料：50口座 |
| レシート読み取り | 有り（但し有料のみ） |
| 資産更新頻度 | 無料：2～6時間 有料：20~60分 |
| 特徴 | キャッシュレス派の方におすすめ |
| 課題 | レシート読み取りは有料＋資産更新が遅い 楽天銀行との連携は有料のみ |
- 広告一切なし
- 国内2,472社のサービスと連携可能
- レシート読み取り機能は有料のみ
無料版でも50口座まで連携できる点がマネーツリーの強み。
但し、レシート自動読み込み機能は有料という点は注意が必要です。
また、最新の資産更新に時間が掛かる点も課題が残ります。
「レシート自動取り込み機能はいらない」という方であれば、ストレスなく利用できる家計簿アプリです。
【関連記事】マネーツリー詳細レビュー記事
⑤らくな家計簿
「らくな家計簿」は利用者数2,000万ダウンロード越えの家計簿アプリ
| 自動連携 | 無し |
|---|---|
| 口座連携数 | 無し |
| レシート読み取り | 無し |
| 資産更新頻度 | ー |
| 特徴 | 支出入を手入力で管理 |
| 課題 | 手作業のため入力が大変 |
- アプリストア評価も27万レビュー越えかつ「星4.5」
- 支出入を手軽に入力
- クレジットカードが即時反映
らくな家計簿には自動連携機能がなく、手作業で入力する必要があります。
手作業での入力はユーザーを選ぶも、「シンプルに管理できる」、「自由度が高い」など高い評価も少なくありません。
また、自動連携付き家計簿アプリはクレジットカードの反映に時間が掛かる点が課題。
らくな家計簿は手入力のため、クレジットカード使用後すぐに反映させることができます。
【関連記事】らくな家計簿詳細レビュー記事
おかねのコンパス乗り換え先アプリ【比較表】
上記で紹介した家計簿アプリの比較表は以下の通りです。
※スマホの方は表をスライドができます。
| アプリ | 口座連携数 | レシート 読み込み |
資産更新 | リンク |
 おかねのコンパス |
無料：無制限 | 無し | 1分程度 | 詳細 |
 マネーフォワードME |
無料：4口座 有料：無制限 |
有り | 1分程度 | 詳細 |
 ファミリーバンク |
無料：無制限 | 無し | 1分程度 | 詳細 |
 Zaim |
無料：無制限 | 有り | 無料:数日 有料：数分 |
詳細 |
 Moneytree |
無料：50口座 | 有り （有料のみ） |
無料：2～6時間 有料：20～60分 |
詳細 |
 らくな家計簿 |
連携無し | 無し | ‐ | 詳細 |
各種アプリのメリット、デメリットが存在。
「自身が家計簿アプリに求める機能」をポイントに、乗り換え先アプリを検討してみましょう。
家計簿アプリは今後もサービス終了の可能性があるため、複数のアプリでお金の管理をしておくことが大切
おかねのコンパス終了を発表│乗り換え先アプリ【まとめ】
本記事では「おかねのコンパス終了」をテーマに、サービス終了に関する詳細と乗り換え先のアプリを解説しました。
| 2024年4月中旬 | 「そなえるコンパス」ダウンロード終了 |
| 2024年4月30日 | 「そなえるコンパス」サービス終了 |
| 2024年6月中旬 | 「おかねのコンパス for TT」ダウンロード終了 |
| 2024年6月30日 | 「おかねのコンパス for TT」サービス終了 |
家計管理として利用していたユーザーは、6月末にサービス終了が行われる
おかねのコンパスは、素晴らしい操作性と情報量かつ無料利用できると素晴らしいサービスを提供していました。
筆者も数年継続利用しており、サービス終了は悲しいかぎりです。
2023年以降家計簿アプリのサービス終了が相次いでおり、キャッシュポイントが作れないツールの継続性に課題が残る状況と言えるでしょう。
このため、圧倒的なシェアを誇るマネーフォワードMEを中心に、複数のサービスを同時に利用するのが大切と考えます。
以上、おかねのコンパスサービス終了まとめでした。
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【個別家計簿アプリ詳細レビュー】
アイコンをタップするとレビューが閲覧できます。
| マネーフォワード |
おかねのコンパス |
 Dr.Wallet |
| Zaim |
 OsidOri |
 Moneytree |
 シンプル家計簿 |
 おカネレコ |
 Mable |
 カナヘイの節約 |
 finbee |
気になるアプリがあればすべて無料で使えるため、気軽にダウンロードしてみましょう！
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