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【暴落時の強い味方?】おすすめ米国債券ETF(AGG、BND)を徹底解説

暴落時の味方

こんにちはイチリタです。

今回は【暴落時の強い味方?】おすすめ米国債券ETF(AGG、BND)を徹底解説についてです。

現在、米国ETFに投資をしています。投資金額が大きくなってきたので、リスクを抑えた投資を検討しています。何がオススメですか?

今回はこんな悩みを解決します。

こんな方にオススメの記事

・債権ETFについて知りたい、または購入を検討している方

・債権ETF AGG、BNDについて知りたい方

【暴落時の強い味方?】おすすめ米国債券ETF(AGG、BND)を徹底紹介

今回AGG、BNDという債権ETFを紹介します。

どちらがおすすめなの?という疑問があるかと思いますが

先に結論から言うと、どちらも優秀な債権ETFで有り、本質的には大きな違いは有りません

しかし、それでは紹介にならないのでまずAGG、BNDの違いについてご説明します。

ティッカー AGG BND
運用会社 ブラックロック バンガード
ベンチマーク バークレイズ米国
総合インデックス
バークレイズ米国総合
浮動調整インデックス
設定日 2003年9月22日 2007年4月3日
組入銘柄数 約7,600銘柄 約9,100銘柄
純資産総額 808億ドル
(2020年10月)
627億ドル
(2020年10月)
配当利回り 2.34% 2.48%
経費率 0.05% 0.035%
配当スケジュール 毎月 毎月
株価 117.62ドル 87.89ドル
最新株価 こちらをクリック こちらをクリック
AGG、BND債権の特徴

・構成銘柄が多く分散性が効いている

・信用力の高い債券のみに投資

・経費率0.035~0.05%と超低コスト

・1本で米国債券市場全体に投資が可能

それでは、AGG・BNDのメリット、デメリットを見ていきましょう!

AGG、BNDのメリットは?

AGG、BNDのおすすめ理由は以下の通りです。

・投資リスクを抑える事ができる

・信用力のある投資適格債にのみ投資されておりリスクが低い

・運用コストが低く、長期保有に向いている

・年2%を超える安定した配当金を得る事ができる

投資リスクを抑える事ができる

債権ETFは暴落に強く、保有資産の変動を抑える事が可能です

S&P500(株式)とAGG、BND(債権)のチャートは以下の通りです。

紫S&P500のチャートは、2020年3月のコロナショック時大きな暴落が発生しています。

青AGG、BNDチャートは若干の下落は有りましたが僅か数%のみと暴落耐性の強さが発揮されました。

2015年~19年株価騰落率(前年比)は以下の通りです

過去5年の騰落率で見ても最大6%程度です。

このため、リスクを抑えた投資をしたい方におすすめの投資商品です。

少し余談ですが債権と金利の関係について・・・

そもそも債権価格はどうやって決まるんですか?
債権価格は金利動向により変動します。

大和証券「債券価格と金利の関係は?」より引用

金利が上昇すれば債券価格は下がり金利が低下すれば債券価格は上がると覚えておきましょう!

信用力のある投資適格債にのみ投資されておりリスクが低い

AGG、BNDは信用力の高い投資適格債にのみ投資されています

債権の信用力って何ですか?
格付け機関によって若干異なりますが、AAA~Dまで債権の信用格付けが存在します。
AAA 債務を履行する能力が極めて高い
AA 債務を履行する能力が非常に高い
A 上位2つに比べて、経済環境の影響を受けやすい
BBB 債務履行能力は十分だが、経済環境の悪化の影響を受けやすい
BB 経済環境の悪化の場合に、債務履行能力が不十分になるリスク有り
B 経済環境の悪化で、債務履行能力が不十分となる可能性が高い
CCC 債務不履行となる可能性を持ち、債務履行能力は財務経済状況に依存
CC 債務不履行となる可能性が非常に高い
C 現在、破産法に基づく申請中だが、債務に基づく支払いは継続中
D 債務不履行に陥っている
一般的な格付け会社ではBBB以上が投資適格格付けとされ、債務不履行リスクが低く信用度が高い債券とされています。

AGG、BND組み入れ銘柄は以下の通り

格付 AGG BND
AAA 71.5% 69.4%
AA 2.72% 3.5%
A 11.83% 12.4%
BBB 13.95% 14.7%

AGG、BND共に「BBB~AAA」信用力の高い債券のみに投資がされており、また最高格付けAAAへの投資が約70%です。

つまり、債務不履行なるリスクが極めて少ない投資先に分散されています。

運用コストが低く、長期保有に向いている

長期投資において、運用コストは非常に大切です

日本国内には年1%を超える運用コストの銘柄(ぼったくり投資信託)も存在しています・・・

その点、AGG、BNDの経費率は超低コストです。

経費率

AGG:0.05%/年

BND:0.035%/年

100万円BNDを投資した場合でも、年間当たりの手数料はたったの350円です。

年2%を超える安定した配当金を得る事ができる

安定して年2%以上の配当利回り維持している投資先です

過去5年間の配当利回りは以下の通りです。

銀行普通預金金利0.001%と比較すると魅力的な投資ではないでしょうか。

また、AGG、BNDの魅力は分配金が毎月入るという点も個人的には嬉しいポイントです。

通常、日本株は年1~2回の配当支払いです。

毎月分配金が入るとなると、積立をするモチベーションアップにも繋がります。

AGG、BNDのデメリットは?

・米ドルでの投資のため、為替リスクがある

・株式と必ず逆相関になるわけではなく、完全なリスクヘッジにはならない

・過去の歴史上パフォーマンスは株式に劣る

米ドルでの投資のため、為替リスクがある

株価騰落率は緩やかですが、米ドル投資のため為替リスクが発生します

AGG、BNDへの投資は米ドルでの投資になります。

青チャートJPYUSDのチャートですが、AGGと比較すると変動が大きいため為替リスクに注意する必要が有ります。

仮に1ドル100円の時AGGを購入し、1ドル80円になった場合AGG株価変動が無かったとしても約20%の損失となります。

株式と必ず逆相関になるわけではなく、完全なリスクヘッジにはならない

大きな暴落の時は、債券も同様に売られる事が有り完全なるリスクヘッジになりません。

株式価格と債権価格は逆相関の関係にあると言われています。

なぜなら・・・

・リスク選好が強まると「債券が売られ株が買われる」

・リスク回避の流れが強まると「株が売られ債券が買われる」

という投資行動が取られるためです。

但し、注意するべきはコロナショックのような大きな暴落の際は、債券や金などの安全資産も現金へ換金する動きが取られ一緒に株価が暴落しました。

株式と比較すると暴落率は僅かですが・・・

大きな暴落時は国債の価格まで上下する事が有り、資産を問わずに、リスクを落としておきたい、価格変動リスクを避けておきたいという思いが強まると言われています。

過去の歴史上パフォーマンスは株式に劣る

過去200年と長期で見た場合、債券は株式に大きくパフォーマンスが劣っています

このグラフは、1802年に1ドルを、株式、長期国債、短期国債、金、現金のまま保有した場合、200年後それぞれいくらになっているかをグラフにしたものです。

1802年から200年後の結果は

株式:700,000倍

長期国債:1,800倍

短期国債:280倍

金:4.5倍

現金:0.05倍

200年で株式は700,000倍と驚異的な上昇ですが、債券は280倍~1,800倍とパフォーマンスは下回っています。

資産の拡大が目的であれば、株式を購入するのがベストと言えます。

債権ETF AGG、BNDはどんな人にオススメか?

20代~40代の老後資金の確保を目的としている人であれば、S&P500など株式に投資する事がベストと考えます。

債権ETFをオススメする人は

・既に1億円などまとまった資金を保有している

・50代以上で定年が近い方

・余裕資金はあるが、あまりリスクを取りたくない

普通預金にしばらく使わないお金があるけど、リスクは取りたくない・・・

こんな方で余裕資金が有るのであれば、AGG、BNDを購入する事でリスクを抑え年2%の配当を受け取る事が可能です。

また、50代以上の定年が近い方であれば、ポートフォリオに安全資産である債権ETFを購入する事をおすすめします。

まとめ

今回のまとめ

・AGG、BNDは信用力の高い債券にのみ投資されている

・配当利回りは2%以上

・株価の騰落率は緩やか

・運用コストは超低コスト

・米ドルでの投資のため為替リスクは十分注意が必要

・但し、投資パフォーマンスは株式に劣る

個人的には、60代以降仕事が定年してからは株式50%、債券50%など大きくリスクを落としたポートフォリオの検討も必要と考えています。

以上、最後まで読んで頂きありがとうございました。

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