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米国債券投資信託(AGG、BND)どっちを買うべき?違いは?│配当利回り、純資産など

悩み人
悩み人
米国債権ETF「AGG、BND」の購入を検討中。違いや特徴を詳しく教えて欲しい

本記事では米国債権ETF「AGG、BND」をテーマに違いや特徴について解説します。

代表的な米国債券ETFを調べてみると「AGG、BND」が純資産額や信用格付の安定性から推奨されています。

そこで出てくる悩みとして、「結局のところどっちがおすすめなのか?」と考える方も少なくありません。

そこで、本記事では複数の視点で「AGG、BND」の違いを解説していきます。

本記事の結論

①AGG、BNDは信用力の高い債券ETF

②分配利回りは2%前後

③それぞれ特徴があるも違いは誤差である

④パフォーマンスに違いはないも買付手数料の点で「AGG」が優位

⑤買付手数料無料の「SBI証券」を活用しよう

「AGG、BND」どっちを買うべきか?6つの違いで解説

AGG、BNDの違いを6つのポイントで解説します。

先に結論から解説すると「どちらも優秀な債権ETFであり違いは誤差」です。

比較するポイントは以下の通り

順番に違いを解説していきます。

比較①組入銘柄数

組入銘柄数比較は以下の通り
※2022年3月19日時点

  • AGG:10,161銘柄
  • BND:9,434銘柄

結論、組入銘柄数は「AGG」が優位です。

但し、どちらも9,000を超える債券に分散投資がされているため気にするレベルではありません。

どちらも広く分散された債権ETFと覚えておきましょう。

比較②純資産総額

純資産額は以下の通り
※2022年3月18日時点

  • AGG:855億ドル
  • BND:809億ドル

純資産総額は僅かに「AGG」が優位です。

但し、純資産総額比較も誤差。

純資産が少ないETFは「早期償還リスク」が高まりますが、どちらも心配はありません。

比較③分配利回り

過去5年間の分配利回りは以下の通り

直近3年ではBNDの方が高い分配利回りとなっています。

債権ETFは2%前後の利回りが得られると覚えておきましょう。

比較④経費率

経費率比較は以下の通り

  • AGG:0.04%
  • BND:0.04%

結論、どちらも「0.04%」の経費率。

100万円投資しても年400円の手数料と低コストでの運用が可能です。

比較⑤株価推移

直近10年チャート比較は以下の通り
(青:AGG、水色:BND)

2014年以降パフォーマンスは僅かにAGGが優位となっています。

過去5年間の株価騰落率は以下の通り

パフォーマンスはあくまで過去のデータであり、参考データとして取扱いをしましょう。

比較⑥信用格付

投資対象の信用格付比率は以下の通り

格付 AGG BND
AAA 71.70% 70.2%
AA 2.60% 3.1%
A 11.05% 11.8%
BBB 13.9% 14.9%

どちらも、信用力が極めて高い「AAA」債券に7割以上投資されています。

(参考)格付けの考え方は以下の通り
※格付け会社によって若干異なる

AAA 債務を履行する能力が極めて高い
AA 債務を履行する能力が非常に高い
A 上位2つに比べて、経済環境の影響を受けやすい
BBB 債務履行能力は十分だが、経済環境の悪化の影響を受けやすい
BB 経済環境の悪化の場合に、債務履行能力が不十分になるリスク有り
B 経済環境の悪化で、債務履行能力が不十分となる可能性が高い
CCC 債務不履行となる可能性を持ち、債務履行能力は財務経済状況に依存
CC 債務不履行となる可能性が非常に高い
C 現在、破産法に基づく申請中だが、債務に基づく支払いは継続中
D 債務不履行に陥っている

一般的にBBB以上が「投資適格格付け」とされ、債務不履行リスクが低く信用度が高い債券とされています。

このため、AGG、BND共にデフォルトリスクは極めて低い債券ETFです。

(結論)「AGG、BND」どっちを買うべきか?

結論、AGG、BND共に信用度の高い債券が組み入れされたETFです。

運用会社についても

  • AGG:ブラックロック(世界1位)
  • BND:バンガード(世界2位)

と安心感はどちらも間違いありません。

また、債券のパフォーマンスや組み入れなど違いはあるも、投資対象として気にするほどの違いはありません。

但し、「買付手数料」の点で「AGG」への投資をおすすめします

2022年4月1日より「SBI証券」はAGG買付手数料無料を発表!

主要ネット証券買付手数料無料ETF一覧

楽天証券 SBI証券 マネックス証券
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結論、SBI証券のみ買付手数料無料に対応しています。(2022年4月時点)

このため、「SBI証券」+「AGG」の組み合わせが現状最適解と言えます。

但し、買付手数料無料ETFは定期的に変更になるため、各証券会社の最新情報もチェックしましょう。

「AGG、BND」購入前に知るべき3つのポイント

ポイント①債券と金利の関係を知る

AGG、BNDの株価は金利の影響を大きく受けます。

  • 金利上昇:債券下落
  • 金利下落:債券上場

という関係性にあります。

日本証券業協会より引用

このため、金利上昇局面では債券ETFの株価が下落する可能性が高い点は注意が必要です。

利回りだけでなく、今後の金利推移についても予測をしながら投資を行いましょう。

ポイント②守りに強いポートフォリオが組める

AGG、BNDを組み入れる事で「守りに強い」ポートフォリオを作ることができます。

以下、S&P500(水色)とAGG(青)の比較チャートです。

2020年3月に発生したコロンショックでは株式は40%を超える暴落。

債券ETFであるAGGは下落幅がマイルドであり安定した推移です。

但し、上記チャートの通りパフォーマンスは株式に劣る傾向にあるため、保有比率には注意をしましょう。

リスク許容度が高い方であれば、株式を中心としたポートフォリオがおすすめです。

理想的なアセットアロケーションについては以下で詳しく解説しています。

【重要】理想的なアセットアロケーションとは?6つポイントで解説 本記事では「理想的なアセットアロケーションとは?」をテーマにポイントを解説します。 正しい資産形成をするには、アセットアロ...

ポイント③為替変動リスクには注意

債券ETFの株価は株式と比較して安定しています。

但し、AGG、BNDなど米国債券の場合「為替」の影響を受ける点は注意しましょう。

以下、米ドル/円の10年チャート

楽天証券米ドル/円より引用

過去10年で見ても

  • 2012年:76円
  • 2015年:124円

と大きなボラティリティとなっています。

このため、「為替の影響により想定より損失が出た」という可能性がある点は注意が必要です。

米国株を始める方は為替についても理解しておく必要があります。

通貨ペア別の特徴や重要指標などを勉強するには、FXゲームアプリを活用するのが有効です。

【2022年】FXシミュレーションアプリおすすめ10選│ゲーム感覚で練習 本記事では「FXシミュレーション」をテーマにおすすめアプリを解説します。 シミュレーションアプリを活用する事で、ノーリスク...

米国株の情報収集に最適なメルマガ

米国株は多くの魅力があるも「情報収集が難しい」と感じる方も少なくありません。

そこでおすすめなのが米国株に特化したメルマガ「オックスフォードインカムレター」の活用です。

OXFORD CLUBホームページより引用

運営の目的は以下の通り

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結論、「米国高配当株」への投資を推奨しています。

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無料で活用できるので、一度使用感を試してみてはいかがでしょう。

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オックスフォードインカムレターについては以下で詳しく解説しています。

【オックスフォードインカムレターは怪しい?】無料メルマガ口コミ、評判を解説 本記事では、「オックスフォードインカムレター」をテーマに無料メルマガの口コミ、評判を解説します。 某インフルエンサーが紹介...

米国債券投資信託(AGG、BND)まとめ

本記事では米国債権ETF「AGG、BND」の違いや特徴について解説しました。

AGG、BND比較表は以下の通り
※スマホの方はスライドできます

ティッカー AGG BND
運用会社 ブラックロック バンガード
ベンチマーク バークレイズ米国
総合インデックス
バークレイズ米国総合
浮動調整インデックス
設定日 2003年9月22日 2007年4月3日
組入銘柄数 10,161銘柄 9,434銘柄
純資産総額 855億ドル
(2022年3月)
809億ドル
(2022年3月)
配当利回り 1.71%
(2021年)
2.04%
(2021年)
経費率 0.04% 0.04%
配当スケジュール 毎月 毎月
株価 108.1ドル 80.18ドル
最新株価 こちらをクリック こちらをクリック

AGG、BND違いをまとめると

  • 組入銘柄数:AGGが若干優位
  • 純資産総額:AGGが若干優位
  • 配当利回り:BNDが優位
  • 経費率:同じ
  • 株価推移:AGGが若干優位
  • 組入銘柄:誤差

という結果となりました。

結論、「AGG、BND」共に信用力の高い債券ETFであり、違いを気にする必要はありません。

但し、買付手数料無料は現状「AGG」のみであるため、「SBI証券」を活用した投資をするのが最適解と言えます。

以上、AGG、BND違いまとめでした。

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