投資知識

「仮想通貨(ビットコイン)やめとけ!」と言われる7つのデメリット│対策あり

悩み人
悩み人
仮想通貨が気になる。「仮想通貨なんて損するだけやめとけ!」という声も聞くがどうなんだろう。

本記事では「仮想通貨」をテーマにデメリットと対策を解説します。

2020年以降の価格上昇を見て、「仮想通貨を買っておけば・・・」と後悔している投資家も少なくないでしょう。

但し、仮想通貨には魅力があるも、「やめとけ!」と言われるデメリットがあります。

そこで、投資を検討されている方に向けて仮想通貨の注意点を深堀りしていきます。

本記事の結論まとめ

①仮想通貨の歴史は2009年からと浅い

②24時間取引、少額取引など魅力がある

③但し、ボラティリティの高さには注意が必要

④税金面も課題が残る

⑤無料でビットコインが貰えるアプリも検討しよう

【基本】「仮想通貨」とは?

まずは仮想通貨の基本を解説します。

「仮想通貨」とは電子データのみでやりとりされる通貨

「法定通貨」のように実物は存在せず、主にインターネット上での取引に活用される通貨です。

  • 法定通貨:国や政府が発行~管理
  • 仮想通貨:中央管理者は不在。管理者は利用者自身

また、発行枚数を変更することは基本的に出来ない点も特徴と言えます。

ビットコインは「2,100万枚」が発行上限

2009年「ビットコイン」誕生後、現在世界中で流通している仮想通貨の種類は「3,000種類」を超えると言われています。

代表的な仮想通貨は以下の通り

  • ビットコイン(2009年)
  • イーサリアム(2015年)
  • リップル(2013年)
  • モナコイン(2014年)
  • ネム(2015年)

すべての仮想通貨をリアルタイムでチェックしたい方は以下サイトがおすすめ
暗号化通貨をリアルタイムにチェック

最も時価総額が大きいビットコインでも誕生は「2009年」と、仮想通貨の歴史は浅いのが特徴です。

「仮想通貨」3つのメリット

仮想通貨のメリットは以下の通りです。

  1. 価格変動で大きな利益を得られる
  2. 24時間取引できる
  3. 少額から取引可能

順番に解説します。

メリット①価格変動で大きな利益を得られる

仮想通貨の魅力はボラティリティ(変動率)の高さです。

僅か1年でビットコインの価格は7倍まで上昇し、多額の利益を上げた投資家が誕生。

仮想通貨で1億円を超える資産を作った人を「億り人」と呼ぶ言葉も生まれました。

資産が短期間で数倍になる魅力は仮想通貨のメリットです。

メリット②24時間取引できる

仮想通貨は時間を選ばずいつでも投資ができます。

株、FXなど以下の通り制限があり

  • 株式市場(日本):平日9時~15時
  • 為替市場:24時間(但し平日のみ)

その点、仮想通貨は土日も含め24時間取引できる点はメリットです。

【関連記事】【注目】土日に取引ができる投資アプリ6選

メリット③少額から取引可能

仮想通貨はワンコインなど少額から取引することができます。

投資をしたことが無い初心者の方も、手軽に開始できるのはメリットと言えるでしょう。

こんな魅力のある仮想通貨ですが、「やめとけ!」と言われるデメリットがあります。

「仮想通貨(ビットコイン)やめとけ!」と言われる7つのデメリット

仮想通貨のデメリットは以下の通りです。

順番に解説します。

デメリット①ボラティリティ(変動率)が高い

仮想通貨2020年以降の上昇は魅力であるも、ボラティリティ(変動率)の高さに課題が残ります。

10%超える暴落も珍しくない点は注意が必要と言えるでしょう。

時価総額の少ない仮想通貨の場合、30%を超える大暴落も。

「ハイリスク・ハイリターンな投資」という点はデメリットの1つです。

2022年以降ビットコイン価格は下落(約7カ月で半値)

デメリット②サイバー攻撃を受ける可能性がある

仮想通貨は「サイバー攻撃」のリスクも軽視できません。

2018年には大手取引所のCoincheckが管理していたNEM(ネム)が約580億円相当流出。

また、取引所のZaifも外部からの攻撃を受け、仮想通貨計約67億円相当が不正に流出した事件もあります。

サイバー攻撃を受ける事で、「信用不安」から仮想通貨全体の暴落にも繋がる点は注意が必要です。

デメリット③損失の繰越控除ができない

仮想通貨は「税金面」もデメリットがあります。

株式投資の場合、売買によって生じた損失は確定申告をする事で「3年間」繰り越すことが可能。

反面、仮想通貨により発生した損失は翌年以降に繰り越すことはできません。

つまり、「利益」に対してはしっかりと課税されるが、「損失」に関しては考慮されないという点は覚えておきましょう。

「仮想通貨の交換でも課税対象になる」点も注意

仮想通貨を始める場合、以下税理士の方の動画もチェックするのがおすすめです。

デメリット④仮想通貨は総合課税扱い

仮想通貨は「総合課税」として扱われます。

このため、その他取得と合わせて累進課税方式となる点は注意が必要です。

株式、FXは分離課税(約20%)

仮想通貨の税率は以下の通り

課税される所得金額 税率 控除額
1,000円から
1,949,000円まで
5% 0円
1,950,000円から
3,299,000円まで
10% 97,500円
3,300,000円から
6,949,000円まで
20% 427,500円
6,950,000円から
8,999,000円まで
23% 636,000円
9,000,000円から
17,999,000円まで
33% 1,536,000円
18,000,000円から
39,999,000円まで
40% 2,796,000円
40,000,000円 以上 45% 4,796,000円
上記に合わせて別途住民税が10%課税される

このため、最大税率は55%必要な点は注意しましょう。

本業収入と合算されるため、仮想通貨でまとまった利益を上げた場合40%を超える課税となる方も少なくありません。

【補足】取引回数が多い方は仮想通貨取引における収支チェックが難しいと感じている

悪意なく過少申告してしまう場合もあるため、必要に応じて損益計算ツールを活用するようにしましょう。

【簡単】クリプタクト(Cryptact)使い方、評判を解説【仮想通貨の損益計算】 本記事では、「クリプタクト(Cryptact)」をテーマに使い方、評判を解説します。 クリプタクトは仮想通貨の損益計算に対...

デメリット⑤取引所の破綻リスク

2014年最大級の取引量を誇るビットコイン交換所になっていた「マウントゴックス」はハッキング被害により破綻。
(参考)マウントゴックス – Wikipedia

仮想通貨は2009年と歴史が浅い事から、価格以外の面でもリスクがある点は注意が必要です。

但し、この点は信頼性のある大手取引所を選択する事で、回避できるデメリットでもあります。

デメリット⑥著名人の発言で価格が大きく上下する

具体的な著名人は、電気自動車大手テスラCEO「イーロン・マスク氏」

米人気コメディー番組出演し「ドージコインは詐欺」とジョーク1つで価格は大暴落。

現状、「イーロン・マスク氏は仮想通貨市場をコントロールできる」とも言われています。

経済市況に左右されず、個人の意見で価格が大きく変動する点は投資家にとって大きなデメリットです。

デメリット⑦仮想通貨を使用できる機会が少ない

2022年現在、仮想通貨で決済ができるお店は多くありません。

都心を中心に徐々に拡大していますが、地方を見るとまだまだ利用できる店舗が少ないのはデメリットと言えるでしょう。

また、「実運用での利用は拡大しない」と否定的な意見を持たれている方も少なくありません。

1日10%を超えるボラティリティは安定通貨とは言えない点が背景です。

将来的に「デジタルドル」など政府主導のステーブルコイン(裏付け資産を担保に価値の安定化をはかる暗号資産)が検討されています。

政府主導のデジタル通貨が発行された場合、既存の通貨に大きな影響を与える点は注意しましょう。

「仮想通貨(ビットコイン)」購入する際の5つの対策

メリット、デメリットがある仮想通貨ですが、購入する際は以下対策を検討しましょう。

順番に解説します。

対策①買付はポートフォリオの一部にする

SNSを中心に、紹介料を目的とした「買い煽り」をするインフルエンサーが多数存在します。

  • 下がっている今こそ買いだ!
  • 安く仕込めるチャンス!

などの言葉を鵜呑みにするのはNGです。

結論、仮想通貨の未来は誰にもわかりません。

すべての投資に共通する事ですが、未来は常に不確実です。

それにも関わらず「下落している今こそチャンス」という言葉に焦り、多額の資金を投入するのは辞めましょう。

まずは、「誰か」ではなく「自分」で判断する事が大切です。

長期的な上昇を予想し買付される方は、「ポートフォリオの数%に留める」事をおすすめします。

仮想通貨はハイリスク・ハイリターンの投資です。

「最悪資産が無くなっても大丈夫」と諦めがつく範囲で投資をしましょう。

対策②時価総額が大きい仮想通貨に限定する

仮想通貨は3,000を超える種類があります。

結論、「ビットコイン」、「イーサリアム」など時価総額が大きい仮想通貨がおすすめです。

以下、仮想通貨大幅下落時のチャート

時価総額が少ないコインの下落率が高いのが特徴です。

マイナーコインの大幅上昇を見て、多額の資金を投入するのはおすすめできません。

対策③ドルコスト平均法で買付する

毎月一定額を購入する方法も検討してみましょう。

金融庁「つみたてNISA早わかりガイドブック」から引用

  • 価格が高い時:買付数量は少い
  • 価格が安い時:買付数量は多い

仮想通貨は変動率が大きいため、タイミングを図らず毎月一定額買付するのもおすすめの方法です。

但し、投資額は「ポートフォリオの数%程度に留める」事は忘れないようにしましょう。

積立投資をする場合、1万円から積立が可能な「コインチェック」もおすすすめです。
(公式サイト)コインチェック

ドルコスト平均法にはデメリットもあるため注意が必要です。

「ドルコスト平均法は意味がない」と言われるデメリット5選│儲からない理由とは? 本記事では「ドルコスト平均法」をテーマにメリットだけでなく、デメリットの部分を深掘りします。 積立NISAを活用した、「長...

対策④レバレッジは掛けない

レバレッジを掛けた取引は更にリスクが高まります。

仮想通貨は10%を超える暴落も珍しくありません。

このため、リスクが高い仮想通貨でレバレッジを掛けるのはすべての資産を失う可能性も。

最悪、証拠金が維持できず「強制決済=借金」という可能性も十分にあります。

対策⑤仮想通貨が無料で貰えるアプリを活用する

無料でビットコインが貰える「ビットスタート」の利用も検討してみましょう。

  • 動画を見る
  • 日頃の買い物に利用する
  • 指定されたアプリをダウンロードする
  • アンケートに答える

など、日頃の利用にアプリを経由するだけでビットコインを貰う事ができます。

仮想通貨はリスクが高い投資ですが、無料で受け取る事でノーリスクで長期保有する事が可能です。

口座開設もアプリを通して行う事で、仮想通貨を無料で受け取れます。
(特に口座の希望が無い方におすすめです)

気になる方は以下から無料ダウンロードをどうぞ

Bit Start (ビットスタート) ビットコインを毎日貯めよう

Bit Start (ビットスタート) ビットコインを毎日貯めよう

posted withアプリーチ

会員登録時以下招待コードを使うと「100円相当」のビットコインが貰えます。

忘れずに活用しておきましょう。

お友達招待コード:N1k1Zx

ビットスタートに使い方、評判は以下で詳しく解説しています。

「Bit Start(ビットスタート)は怪しい?」評判、使い方を解説 本記事では「Bit Start(ビットスタート)」をテーマに使い方、評判を解説します。 仮想通貨の価格上昇を受けて、「投資...

「仮想通貨やめとけ!」まとめ

本記事では「仮想通貨やめとけ!」をテーマにデメリットと対策を解説しました。

仮想通貨デメリットは以下の通り

仮想通貨には魅力があるも、「ボラティリティの高さ」、「税金面」がデメリットと言えます。

このため、「自身が許容できる範囲で投資の判断をする」という事が大切と言えるでしょう。

また、「コインチェック」を活用した分散投資、無料でビットコインが貰える「ビットスタート」などの活用もおすすめです。

以上、「仮想通貨やめとけ!」デメリットまとめでした。

【関連記事】仮想通貨デモトレードに最適なアプリを紹介しています。

【2023年】仮想通貨デモトレードアプリおすすめ5選│ビットコインの勉強に最適 本記事では、「仮想通貨」をテーマに無料で使えるデモトレードアプリを解説します。 仮想通貨の認知度も上がり、新たに投資を検討...

【関連記事】仮想通貨の情報収集に便利なニュースアプリをまとめています。

【厳選】「仮想通貨ニュース」が読めるおすすめ無料アプリまとめ10選 本記事では、「仮想通貨」をテーマに手軽に情報収集が可能なニュースアプリを解説します。 ビットコインやイーサリアムを中心に、...

【関連記事】無料で仮想通貨が貰えるアプリをまとめています。

【厳選】仮想通貨(ビットコイン)を稼ぐ│無料で貰えるポイ活アプリ10選 本記事では「仮想通貨を無料で稼ぐ」をテーマに無料で貰えるポイ活アプリを紹介します。 仮想通貨の価格上昇を見て「あの時購入し...