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【少額投資に対応】ハイリスク・ハイリターン投資商品5選│3つの注意点あり

悩み人
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ハイリスク・ハイリターンの投資が気になる。注意点や特徴を教えて欲しい

本記事では「ハイリスク・ハイリターン」をテーマに具体的な投資商品と注意点を解説します。

「手持ちの10万円を使って100万円を狙う」など高リスクの投資商品を活用して、資産を増やしたいと考える方も少なくありません。

仮想通貨やFXなど高いボラティリティがある投資商品であれば、1ヵ月で数倍になることも珍しくないでしょう。

但し、基本的にリスクとリターンは表裏一体であり、自身の資産をすべて失ったという方も存在。

また、1度の成功体験から「ギャンブル的な投資が辞められない」というリスクも軽視できません。

このため、本記事ではハイリスク・ハイリターンの投資を行う際の注意点も深掘りします。

リスクが高い金融商品の特徴を理解しよう

ハイリスク・ハイリターン投資商品とは?

まずは、ハイリスク・ハイリターンの投資商品について解説します。

ハイリスク・ハイリターンの投資商品とは?

投資した金額を失うリスクが高いがリターンが多い金融商品のこと(安全性は低い)

以下、リスクとリターンのイメージ

リスクとリターン日本証券業協会

現金や債券はローリスク・ローリターンの投資商品です。

また、投資商品の中にもカントリーリスクが存在。

債券であっても新興国はリスクが高い

このため、商品だけでなく投資対象も踏まえて注意する必要があります。

リスク許容度は投資家それぞれ異なり「現金以外すべて投資商品でありリスクが高い」と考える方も存在。

このため、明確なハイリスク・ハイリターンの定義はなく、自身の許容度に応じて異なるという点は理解しておきましょう。

ハイリスク・ハイリターン投資商品3つの注意点

ハイリスク・ハイリターン投資の注意点は以下の通りです。

  1. リスクとリターンは表裏一体
  2. ハイリスク・ミドル(ロー)リターンの投資商品も存在
  3. 資産を失う可能性がある

順番に解説します。

①リスクとリターンは表裏一体

高リターンを得るには同様のリスクを取る必要がある

但し、投資家の中にはリスクを軽視し、リターンだけに注目してしまう方も少なくありません。

例:仕手株に投資

仕手筋より投機的な買いが入り、短期的に株価が急騰する

個人投資家の買いを確認した後売却が行われ株価は急落

実態に伴わない株価急騰のため、元の水準に戻る場合が多い

短期的な急騰を見て、利ザヤを稼ぐ投資は危険と言えるでしょう。

ローリスク、ハイリターンの投資商品を存在しないため正しく危険性を理解することが大切です。

②ハイリスク・ミドル(ロー)リターンの投資商品は存在

高いリスクに見合わないリターンを提供する投資商品が存在する

基本的にリスクとリターンは表裏一体の関係にある。

但し、高い手数料を販売者側に取らることで、ハイリスク・ミドル(ロー)リターンの投資商品が存在する点は注意しましょう。

いわゆる「ぼったくり投資商品」と言われており、投資家側に購入するメリットはありません。

販売対象は、投資商品のリスクを正しく理解できない情報弱者。

紹介料を目的に正しくデメリットを提供されない場合がある点は注意が必要です。

  • 仕組債
  • 毎月分配型投資信託
  • ワンルームマンション投資

など、高手数料として注意するべき投資商品。

気になる方は以下関連記事もチェックしておきましょう。

③資産を失う可能性がある

ハイリスク・ハイリターン投資は資産のすべてを失う可能性がある

ハイリスクになる要因は、主に「レバレッジ」を掛けることにあります。

(補足)レバレッジとは?

レバレッジとは「てこの原理」を指す。金融業界では借入を理由する事で自己資金以上の投資を可能にする行為

自身の保有資産以上に効率良く投資ができる点は強みと言えます。

但し、相場が大きく下落した際は短期間で資産のすべてを失く事も少なくありません。

最悪、決済ができず多額の借金となる場合も存在。

このため、資産が何倍にもなる魅力だけでなく、リスク面もしっかりと認識しておきましょう。

ハイリスク・ハイリターン投資商品5選

ハイリスク・ハイリターンの投資商品は以下の通りです。

順番に解説します。

①仮想通貨(暗号通貨)

まずは仮想通貨の基本を解説します。

「仮想通貨」とは電子データのみでやりとりされる通貨

仮想通貨の知名度も増加しており投資をするユーザーが拡大。

「法定通貨」のように実物は存在せず、主にインターネット上での取引に活用される通貨です。

  • 法定通貨:国や政府が発行~管理
  • 仮想通貨:中央管理者は不在。管理者は利用者自身

また、発行枚数を変更することは基本的に出来ない点も特徴と言えます。

ビットコインは「2,100万枚」が発行上限

仮想通貨の魅力は価格変動により大きな利益を得られる点です。

僅か1年でビットコインの価格は7倍まで上昇し、多額の利益を上げた投資家が誕生。

仮想通貨で1億円を超える資産を作った人を「億り人」と呼ぶ言葉も生まれました。

一方、ボラティリティの高さから大きな損失を出している投資家も少なくありません。

2022年以降ビットコイン価格は下落(約7カ月で半値)

SNSでは紹介料を目的に、仮想通貨の今後の上昇を過剰に訴求するユーザーも存在。

将来的に「デジタルドル」など政府主導のステーブルコイン(裏付け資産を担保に価値の安定化をはかる暗号資産)が検討されています。

デジタル通貨が発行された場合、既存の通貨に大きな影響を与えるなど正しくメリット、デメリットを理解しておきましょう。

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②ユニコーンファンド

ユニコーンファンドの基本は以下の通りです。

創業10年以内、企業評価10億ドル超の非上場企業に投資を行う

詳細のユニコーン企業の条件は以下の通り

  1. 創業10年以内
  2. 企業評価10億ドル越え
  3. 非上場企業である事

「テクノロジー系の企業である事」という条件もありますが、必ずしも必須条件ではありません。

結論、企業成長が著しい非上場のスタートアップの企業と覚えておきましょう。

ユニコーン企業への投資は短期的にエグジットが狙える投資手法という点がメリットです。

エンジェル投資など起業して間もない会社へ出資することは、将来的に大きなキャピタルが得られる可能性がある点は魅力。

但し「実際に上場できる企業は少ない」、「上場までに時間が掛かる」などデメリットも同様に存在します。

ユニコーンファンドは2~3年以内にIPOを目指す投資戦略

ユニコーンファンドの投資は、通常1億円以上の金融資産を保有している富裕層のみ案内が行われています。

現在は「HiJoJo Partners」を活用することで100万円から投資をすることが可能です。

但し、会員登録には審査が必要であり、主な会員条件はハードルが高い点は注意しましょう。

  1. 年齢層は主に30代~60代
  2. 年収は1,000万円以上が6割を超える
  3. 保有資産は3,000万円以上

このため、審査条件は開示されていませんが金融資産としてアッパーマス層である3,000万円以上が投資を行う方の目安です。

(公式)HiJoJo Partners

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③為替取引(FX)

為替取引の基本は以下の通りです。

証拠金を活用して日本円と米ドルなど2つの国の通貨の為替予測を行い売買する金融商品

為替取引の魅力は、平日24時間投資ができる点が強みと言えます。

※日本株の場合「平日9:00~15:00」と時間の制約がある

会社員の場合、平日昼間に日本株を取引するのは困難であるため、時間を選ばず投資ができるのはメリットです。

また、国内FX口座の場合レバレッジは現在「25倍」まで掛けることができます。

10万円の証拠金を活用して250万円相当の取引が可能

一方、高いレバレッジを掛けた取引により、資産のすべてを失う方も少なくありません。

FXは「ゼロサムゲーム」である点も注意

ゼロサムゲームとは?

二国間の為替の取引を行うので市場全体の価値が上がるという事はありえず、一方のレートが上がればもう一方のレートが下がる

つまり、自身が10万円の利益を得た場合、その利益は他のトレーダーが10万円の損失を被ることで発生します。

トレーダーの相手は、機関投資家やヘッジファンドなど投資のプロが実質市場を操っています。

資金や情報量に違いがあるため「個人投資家が安定して利益出す事は難しい」と言われる由縁です。

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④レバレッジETF

レバレッジETFの基本は以下の通りです。

TOPIXやナスダックなどの一般的な指数よりも大きな幅で変動するように設定されたETF

特に、NASDAQ-100指数の値動きに対して概ね2倍程度となる「レバナス」を購入する投資家が増加。

レバナスが人気の理由は高いパフォーマンスにあります。

【試算条件】毎月末に30,000円ずつ、20年間積立投資

楽天証券より引用

20年間積立投資をした場合、投資元本の「約27倍」の上昇。

一方、レバレッジETFの過剰な人気から金融庁は否定的なコメントを発表しています。

レバレッジ型・インバース型 ETF 等は、主に短期売買により利益を得ることを目的とした商品です。
投資経験があまりない個人投資家の方が資産形成のためにこうした ETF 等を投資対象とする際には、取引の仕組みや内容を十分理解し、取引に伴うリスク・コストを十分に認識することが重要です。
金融庁レバナス注意喚起(fsa.go.jp)

正しくリスクを認識していない投資家も存在するため、メリット、デメリットを確認しておきましょう。

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⑤小型株投資(低位株)

低位株の基本は以下の通りです。

株価が低い株式を指す。株価が額面以下の場合ボロ株とも言われる

株価が安いため、少ない資金で大きな値上がりを期待できる点が強みです。

例:テラ(2191)92円→2,175円

短期間で21倍を超える上昇となりました。

低位株の魅力は、この上昇余地にあると言えます。

但し、低位株の注意点は以下の通りです。

  1. 上昇後元の水準に株価が戻ることが多い
  2. 上場廃止や倒産の可能性がある
  3. 上昇タイミングは誰にも分からない
上記で紹介したテラは2022年上場廃止を発表

このため、低位株にはギャンブル的な要素がある点は理解しておきましょう。

「ハイリスク・ハイリターン投資」4つの対策

ハイリスク・ハイリターンの投資には、短期間で資産が数倍になる可能性を秘めています。

但し、「最悪資産がすべてなくなる」などリスクを軽視することはできません。

このため、以下4点に注意して投資を検討しましょう。

順番に解説します。

対策①保有はポートフォリオの一部にする

ハイリスク・ハイリターンの投資を経験することは、投資商品の特性を理解する点でもメリットがあります。

但し、投機性が高く安定した資産形成には不向き

このため、保有はポートフォリオの「5%」程度に留めるようにしましょう。

ポートフォリオの主力は「インデックスファンド」や「債券」などミドルリスクの投資商品を選択するのがおすすめです。

(関連記事)【重要】理想的なアセットアロケーションとは?6つポイントで解説

対策②自身のリスク許容度を理解

リスク許容度は投資家の「年齢」や「家族構成」によって異なります。

例:年齢と株式・現金比率の考え方
年齢 株式 現金
20代 80% 20%
30代 70% 30%
40代 60% 40%
50代 50% 50%
60代 40% 60%

若年層ほどリスク許容度が高いと言える。

また、配偶者及び子どもの有無によっても取れるリスクが異なります。

このため、自身のリスク許容度に応じてローリスクの投資商品に限定するなど検討をするようにしましょう。

(関連記事)「貯金と投資」理想的なバランスとは?│年齢、生活環境、生活防衛資金で解説

対策③デモトレードで投資体験

ハイリスク・ハイリターンの投資商品には向き不向きが存在します。

特にレバレッジを掛けた投資商品は精神面や資金管理が求められる点が課題です。

そこでおすすめなのが、デモトレードアプリを活用した投資体験。

お金を掛けずに「自身にハイリスクの投資が向いているのか?」を確認することが可能です。

例:FXなびによる為替デモトレード

複数の為替ペアに25倍までレバレッジ取引が可能。

また「漫画」、「動画」でFXを学ぶ事ができます。

無料で使えるデモトレードアプリを活用して練習してみましょう。

アプリ名 特徴 リンク
株たす ・個別株のデモトレード
・IPO取引のデモ体験
・取引銘柄3,000以上
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トウシカ ・長期積立投資をシミュレーション
・短期トレードの練習が可能
・初心者向けの株アプリ
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FXなび ・FXデモトレードアプリ
・漫画でFXの基礎を学ぶ
・レバレッジ取引をデモ体験
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暗号資産なび ・暗号資産デモトレードアプリ
・暗号資産に関する基本が学べる
・関連ニュース閲覧可能
詳細
公式

対策④少額から投資を始める

ハイリスク・ハイリターン投資商品を少額から体験してみるのも有効は方法です。

例:MATUI FXを利用した超少額投資体験

1通貨単位「約5円」から本番の為替取引が可能

(参考)MATUI FX公式

「節約した1万円」など少額から投資体験も検討してみましょう。

少額投資に対応した口座一覧
※スマホの方はスライドできます

金融商品 会社名 最低取引金額
仮想通貨 コインチェック 円建て約500円
GMOコイン 最低約5円
為替取引(FX) MATUI FX 5円から投資が可能
レバレッジETF 楽天証券 100円から投資信託が買える
小型株投資 LINE証券 単元未満株に対応

ハイリスク・ハイリターン投資商品【まとめ】

本記事では「ハイリスク・ハイリターン」をテーマに具体的な投資商品と注意点を解説しました。

ハイリスク・ハイリターンの投資商品は以下の通り

ハイリスク・ハイリターンの投資商品は短期間で資産が数倍になる魅力があります。

但し、リスクとリターンは表裏一体であるため、危険性についても正しく認識することが大切です。

ハイリスク・ハイリターン投資商品を購入する際は

上記4点に注意して投資を検討するようにしましょう。

以上、ハイリスク・ハイリターン投資商品まとめでした。

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